2018年5月6日日曜日

少子化の時代とわかっていても・・・

とても驚いてしまいました

私が暮らしている地区でも子どもが減ってきて、お年寄りが増えてきていることは、実感として、ひしひしと感じているところですが、地区の回覧板を開いて、とても驚いてしまいました。
園児が減少したために、昭和27(1952)年に開園した保育園が、
  やむなく休園
したというもので、まさか身近な場所で、早くもこういった事態になるとは、まったく想像もしていませんでした。
私が暮らしている地区で少子高齢化がさらに進み、保育園などが休園する事態にならざるを得ないとしても、まだまだ先のことだと思っていたからです。
これから先、子どもが減り続ければ、あちこちで保育園や幼稚園が休園あるいは閉園したり、小学校が廃校になる・・・といったことが起きていくことでしょう。
子どもが減るということは、日本の人口全体が減るということにつながり、保育園や幼稚園、小学校だけでなく、
  市役所や町村役場もなくなる
という時代に向かっていく、そんな時代がやってくることになるのでしょう。
人口が減ることによって、いろいろなものが維持できなくなるわけで、たとえば火災が発生したとき、消防車が出動できないとか、急病人が出ても救急車がやってこないとか・・・、あるいは道路がでこぼこになってしまい、消防車や救急車が走りたくても走れない・・・といった事態になってしまうまかもしれません。
以前、ある山間地の首長から聞いたのですが、すでに山間部では道路整備(維持管理)の予算が確保できず、かなり荒れてきてしまっているということでした。
いま、見えている風景、光景が、私たちの身近にある道路などが、これから先、どんなふうになっていくのでしょうか。
いまの少子化が続き、住民が減り続ければ、遅かれ早かれ自治体における行政サービス機能は、必要最小限なものとなり、やがては自治体が消滅することになり、そのときは私たち住民による相互扶助、自助努力で、なんとか日々の暮らしを維持しなければならない、そんな時代がやってくるということかもしれません。

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