2020年5月27日水曜日

偉人小栗上野介

罪なくして此所に斬らる

上野国権田村(現在の高崎市倉渕町)の烏川の河原で、薩長軍によって小栗上野介が斬首されたのは、慶応4年閏46日(1868527日)のことでした。
小栗上野介の偉業については、いまさら申し上げるまでもないことですが、「ウイキペディア」から一部分を引用させていただきます。

 安政7年(1860年)、日米修好通商条約批准のため米艦ポーハタン号で渡米し、地球を一周して帰国した。その後は多くの奉行を務め、江戸幕府の財政再建や、フランス公使レオン・ロッシュに依頼しての洋式軍隊の整備、横須賀製鉄所の建設などを行う。
徳川慶喜の恭順に反対し、薩長への主戦論を唱えるも容れられず、慶応4年(1868年)に罷免されて領地である上野国群馬郡権田村(群馬県高崎市倉渕町権田)に隠遁。同年閏4月、薩長軍の追討令に対して武装解除に応じ、自身の養子をその証人として差し出したが逮捕され、翌日、斬首。逮捕の理由としては、大砲2門・小銃20挺の所持と農兵の訓練が理由であるとする説や、勘定奉行時代に徳川家の大金を隠蔽したという説(徳川埋蔵金説)などが挙げられるが、これらの説を裏付ける根拠は現在まで出てきていない。
のちに、明治政府中心の歴史観が薄まると小栗の評価は見直され、大隈重信や東郷平八郎から幕府側から近代化政策を行った人として評価されている。司馬遼太郎は小栗を「明治の父」と記した。(「ウイキペディア」から引用させていただきました)

高崎市倉渕町の東善寺では、薩長軍に斬首され、非業の死を遂げた小栗上野介をしのび、毎年5月下旬の日曜日に「小栗まつり」をおこなっています。
今年は、新型コロナウイルスの感染防止のため、「小栗まつり」を中止されたとのことで、地域の皆さんたちがおまいりをされたと、上毛新聞の記事が伝えています。
東善寺の境内にある小栗上野介と栗本鋤雲の胸像です。
薩長軍によって、小栗上野介が斬首された川原に立つ慰霊碑です。
緊急事態宣言が全面解除されたことであり、近いうちにおまいりに出向きたいと思っています。

「麒麟がくる」:歴史は変わる 小栗上野介:歴史を変える





2020年5月25日月曜日

嘘が嘘を呼ぶ

信なくば立たず

黒川氏の処分を実質的に決定したのは、首相官邸であるとの報道を読み、これが事実であるとするなら、
 『安倍首相はどうして、つぎからつぎへと、嘘をつくのだろう・・・』
と、悲しい気持ちになります。
「批判は真摯に受け止める」とか、「率直に反省しなければならない、信なくば立たずだ」と、こういった発言が何度繰り返されてきたことでしょうか。
日本の首相に対して、ネット上で
 安倍晋三のウソ一覧
という検索キーワードをはじめ、関連キーワードとして、
 安倍晋三 馬鹿すぎる
 安倍晋三 嘘ばかり
などいうものがあることは、日本国民のひとりとして、とても悲しいことだと私は思います。
ネットで調べた「名言格言集(↓)」を、つぎに紹介します。

そのなかの

「ひとつの嘘をつく者は、自分がどんな重荷を背負い込んだのか滅多に気が付かない。つまり、ひとつの嘘をつき通すために別の嘘を20個考えなければならないということを」
ジョナサン・スウィフト(作家)

を安倍首相と安倍首相の取り巻きの皆さんに送ります。

「嘘が世界を半周したころ、真実はまだズボンを履こうとしている」
ウィンストン・チャーチル(英国の元首相)


「真実が靴を履く間に、嘘は地球を半周する」
マーク・トウェイン(アメリカの作家)


「うそつきは、真実を語っても信じられることはない」
キケロ(ローマの政治家)


「うそつきの受ける罰は、人が信じてくれないというだけのことではなく、他の誰も信じられなくなるということにある」
バーナード・ショー(イギリスの劇作家)


「嘘を滅多につかない人が決定的な瞬間に一回だけ嘘をつけば、それはものすごく効果がある」
ハロルド・ニコルソ(英国の外交官・歴史家)


「小さな嘘より大きな嘘に大衆は騙される」
ゲッベルス(ナチスドイツの宣伝大臣)


「嘘も100回言えば本当になる」
ゲッベルス(ナチスドイツの宣伝大臣)


「嘘も毎日つけば真実になる」
ゲッベルス(ナチスドイツの宣伝大臣)


「一つの嘘は嘘である。二つの嘘も嘘である。三つの嘘は政治である」
ユダヤの諺


「嘘とは何か。それは変装した真実にすぎない」
バイロン(詩人)


「ごまかし、曖昧さ、嘘というものは、一度は通じても二度三度は通じない」
堤康次郎(西武グループ創業者)


「嘘は真実になる時がある。真実は嘘にはならない」
永六輔(放送作家)


「将校が兵士と接する時に守るべき原則がある。将校は絶対にウソの感情を装ってはならない。兵士は驚くほど、何が本当で何がにせものかを嗅ぎ分ける」
ロンメル(ドイツの軍人)


「弁解は飾られたウソにすぎない」
アレキサンダー・ポープ(英国の詩人)


「最も残酷な嘘はしばしば沈黙のうちに語られる」
スティーヴンソン(イギリスの小説家)


「嘘には三種類ある。嘘と大嘘、そして統計である」
ベンジャミン・ディズレーリ(英国の政治家)


「嘘は雪玉のようなもので、長い間転がせば転がすほど大きくなる」
マルティン・ルター(宗教改革者)


「嘘は、それを語る人によって、人々は信じるか信じないかを決める」
司馬遼太郎(小説家)


「誇張は嘘の小枝だ」
バルタザール・グラシアン(スペインの哲学者)


「嘘には足がない。だがスキャンダルは翼を持っている」
トーマス・フラー(英国の神学者・聖職者)


「ごく普通の人間から人生の嘘を取り上げてごらんなさい。それは同時に幸福を取り上げてしまうことですよ」
イプセン(ノルウェーの劇作家)


「暴力を隠すことができるのは嘘だけであり、嘘を維持することができるのは暴力だけである」
ソルジェニーツィン(ロシア出身の作家)


「ひとつの嘘をつく者は、自分がどんな重荷を背負い込んだのか滅多に気が付かない。つまり、ひとつの嘘をつき通すために別の嘘を20個考えなければならないということを」
ジョナサン・スウィフト(作家)


「良い結果をもたらす嘘は、不幸をもたらす真実よりいい」
ペルシアのことわざ
 

「嘘が走っても、真実が追いつく」

ポルトガルのことわざ

私たちは、私自身も、多くのひとびとが、〝嘘も方便〟などと都合よい理由をつけてでも、嘘をついていると思います。
しかし、嘘をついていけないひとというのがいるのです。
それが、指導者といわれるひとびとです。
指導者が嘘をつき、国民に指導者の言動が信用されなくなれば、国の政治、経済など、私たちの暮らしそのものが成り立たなくなってしまうからです。
安倍首相については、もう20個以上の嘘をついたでしょうから、そろそろ嘘を打ち止めにしませんか。
これ以上、嘘をついていけば、もっと深い底なしの泥沼にはまって、その泥沼から安倍首相も国民も出られなくなってしまうのではないでしょうか。

2020年5月23日土曜日

「すきです ぐんま」が再開されました!!

NHK ほっとぐんま630

NHK ほっとぐんま630は、新型コロナウイルス感染関係で、放送時間が短縮されていたところですが、先日から放送時間が元どおりになり、「すきです ぐんま」のコーナーが再開されました。
「すきです ぐんま」は、群馬県内の風景をはじめとして、花や鳥、お祭りなど、視聴者から投稿された季節の話題、すてきな絵手紙などを紹介しています。
このところ梅雨に入ったのかな・・・と思うほど、ぐずついた天気が続く群馬県ですが、昨夕の「すきです ぐんま」で紹介された写真は、とてもさわやかなもので、〝一服の清涼剤〟といった感じを受けた方も多かったのではないでしょうか。
NHK ほっとぐんま630の「すきです ぐんま」への写真投稿は、NHK前橋放送局HPの投稿案内をご覧になってください。
四季折々の風景などを投稿してみませんか。
きょうも曇り空になっています。
早く青空と飛行機雲を見てみたいものです。

2020年5月16日土曜日

陸軍中野学校終焉之地

群馬県立富岡高等学校・
富岡市立社会教育館

現在の群馬県立富岡高等学校が富岡中学校といわれていた戦時中、それも日本が戦争に敗ける前の数か月間、富岡中学校に陸軍中野学校が移転(疎開)してきました。
終焉之地の石碑は、群馬県立富岡高等学校の敷地内にあります。
※ 敷地内に入り石碑を見る際は、
学校の管理者の許可を得てからにしてください。
終焉之地の石碑については、つぎの上毛新聞に移転した経緯が紹介されています。
この記事(↑)のもとになったのは、上毛新聞で連載された記事(↓)でした。
この連載記事は、とても興味深く読ませていただきました。
そして、2020.5.14の上毛新聞には、つぎの投書が掲載されていました。
この方の思い出(↑)に、
  一ノ宮にある社会教育館 (旧東国敬神道場)に軍人さんが宿泊・・・
とあります。
現在の富岡市立社会教育館(↓)です。
貫前神社の隣にある古い建物で、かつて(戦前)は精神修養の場として、ここで多くの青少年が研修を受けていたそうです。
昭和50年代はじめのことになりますが、私は若いとき社会教育館(当時は、群馬県立)に勤務していたことがあります。
そのとき、社会教育館で中野学校の卒業生という方(3名)にお会いしました。
そのときのノート類を探したのですが、どこにやってしまったのか見つかりません。
うろ覚えの記憶のいくつかを紹介しますと、

〇 私たちは陸軍中野学校で学んでいて、終戦間際の一時期、ここ(県立社会教育館)で寝泊まりをしていました。
〇 戦後30年の節目に、富岡で同窓会を開こうと考えています。
〇 そのときは、ここを利用させていただきたいが、利用させていただけますか。

といった内容での来館でした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
       〇 → 中野学校卒業生の方々  □ → 私
□ 社会教育館では、寝泊まりだけだったのですか。

〇 大きな和室の部屋(昭和50年代には、「談話室」といっていた部屋、いま(2020.4.16現在)も室名は「談話室」になっています)に、かなり高性能な無線機があり、そこで情報を収集していたり、そのほかいろいろなことをしていました。

□ 無線機での情報収集は、皆さんが交代で行っていたのですか。

〇 そうです。

□ 外国語について、その対応はどのようにされていたのですか。

〇 みんながある程度は、外国語ができたので、それはだいじょうぶでした。どうしてもわからないときは、よく外国語ができる者を呼んできました。
無線機が置いてあったという部屋(↑)になります。
この画像奥の黒板が置かれているあたりに無線機が置かれていたということでした。
上毛新聞の記事を読み、昭和50年代の来館受け入れ記録が残されていれば、それを閲覧させていただこうと思い、富岡市立社会教育館を訪問したのですが、群馬県から富岡市に施設を移管したこともあってか、またほぼ半世紀前の書類が残っているはずががなく、当時の記録はないとのことでした。
群馬県立社会教育館時代に発行していた機関紙「蓬ヶ丘」が保存してあるとのことで、それを見せていただいたところ、なんと若いときの私が掲載されている頁を見つけました。
あとになって、何かの役に立つだろうと思い、いろいろなことをメモして、それを大事に持っていたはずなのですが、昭和50年代のメモ・資料等がまったく見つかりません。
昭和50年代に出会った中野学校卒業生の方々は、いまはどのように過ごされているでしょうか。
このブログを見て、
 ご本人様から「あのとき社会教育館に行った」とか、
 ご家族様から「私の父が社会教育館に行った」とか・・・
の情報をお寄せいただければ、たいへんうれしく思います。
そして、富岡高等学校や社会教育館で過ごした日々を教えていただきたい、と思っているところです。

2020年5月15日金曜日

緊急事態宣言解除

これからも気をつけて
過ごしたいものです

昨夕、テレビで首相の記者会見を見ていたとき、ふと外を見ると、きれいな飛行機雲が見えました。
その飛行機雲に向かって、1機の飛行機が向かってくるのも見えました。
すぐにカメラを用意して、撮った一枚がつぎの写真になります。
2020.5.14
2020.5.14の夕方、緊急事態宣言解除(群馬県を含む39県)の記者会見に合わせるかのように、きれいな飛行機雲が空に描かれました。
先日の東京オリンピックの聖火を迎えたとき、ブルーインパルスが空に描いた模様を思い出しました。
これまでの外出自粛をはじめ、さまざまな自粛によって、いくらか気持ちが落ち込んでいたところ、青空に描かれた飛行機雲を見て、気持ちが明るくなったように感じました。
まだ、緊急事態宣言が解除されていない8都道府県についても、一日も早く解除されることを祈っております。
むろん、解除されたからといって、気を緩めてはならないということですので、これからも手洗いをはじめ、「3密」を避けるなど、また不要不急な外出を控えたいと思っています。
今年の春は、新型コロナウイルスのことで、たいへんなことになってしまいましたが、わが家の家庭菜園では、果樹などが順調に活動しているようです。
2020.5.14
甘夏の花になります。
ここ数年、おいしい実をいっぱいつけてくれ、それが食べるのに十分な量であり、おかげさまで甘夏はスーパーで購入したことはありません。
つぎの実は、ナシになります。
2020.5.14
ナシは、私たちがおいしくいただく前に、小鳥や虫に食べられることが多く、いつも残念な思いをしています。
2020.5.14
去る5.11から計画運休がはじまった上信電鉄ですが、きのうもきょうもがんばって走っています。
2020.5.15
サクラが咲いていた山では、アカシアの花がいっぱい咲いています。
おかげさまで群馬県は、緊急事態宣言が解除されましたが、再感染とか第2波といったことがないよう、これからも気をつけて過ごしたいものです。
そして、一日も早く上信電鉄の運行が元どおりになってほしいと、それを心から願っているところです。

2020年5月11日月曜日

うれしくもあり、さびしくもあり

 御巣立

けさ、キジバトのヒナが巣立ちました。
そっとようすを見に行ったところ、ヒナが巣から出て、枝から飛び立つところでした。
 2羽のヒナがいたのですが、すでに1羽は飛び立ったらしく、1羽のヒナが飛び立って、巣の近くにある住宅の屋根にとまったところです。
まだ幼さが残っていますが、すっかり大きくなりました。
巣だったあとの巣です。
無事に巣立ってほしいと思い、ヒナの成長を楽しみに見守ってきましたので、けさの巣立ちは、とてもうれしいことなのですが、もうヒナに会えないのかと思うと、たいへんさびしくもあります。
無事に巣立ちましたので、これから先、元気に生きていってほしいと思っています。
キジバトの巣づくりに気づいたのは、2020.4.4のことでした。
2020.4.4
庭木の小枝を剪定したものをくわえて、巣をつくる月桂樹に運んでいる親鳥です。
行ったり来たり、何度も小枝などを運んで、巣をつくりあげました。
雨のなかでもじっと卵を抱いている親鳥です。
卵からかえったのは、2020.4.29のことでした。
そして、2020.5.11の朝、キジバトのヒナは、無事に巣立っていきました。
新型コロナウイルスの感染防止のため、外出自粛が続いていますが、庭先といいますか近くでキジバトの子育てを見守ることができ、とても癒された気持ちになったものでした。
朝起きて、キジバトのようすを見に行く楽しみがなくなり、しばらくはさびしい日々が続くと思いますが、なにかと暗くて不安な時代にあって、生命の誕生から成長の日々を見守ることができたことは、たいへん幸せなことでした。
キジバトの親子に感謝し、これからキジバトの親子が元気に過ごしていくことを、心から祈っているところです。

2020年5月9日土曜日

キジバトからのプレゼント?

玄関先に羽根が!!

きのうの午前中は、家庭菜園で作業をしていたのですが、作業を終えて自宅に戻ったところ、玄関先の真ん中に羽根があったのです。
2020.5.8 12:01
キジバトから抜け落ちた羽根が、たまたま風に吹かれるまま玄関先にやってきたのかなと思ったのですが、きのうの午前中は、それほど強い風が吹いていたわけでありませんので、『不思議なことがあるものだな・・・』と思っていました。
今朝早く、キジバトのヒナがどうなっているか、そっと見てこようと思って、玄関から外に出たところ、キジバトが電線にとまっていました。
2020.5.9  5:48
そのキジバトを撮っていたところ、 もう一羽がやってきて、仲良く並んでくれました。
野鳥を撮影していますと、おおかたは逃げ去られるものですが、わざわざやってくるというのは、これまでに経験したことがありません。
2020.5.9  5:49
私が撮影する 間、私のほうを見たりして、『このポーズでいいかい?』といった感じで、いろいろなポーズをしてくれました。
私が構えていたカメラを戻すと、1羽は遠くのほうへ、もう1羽は巣に近い電線のほうへ飛んでいきました。
2020.5.9  5:51
けさのヒナのようす(↑)です。
ヒナが待っている巣に入っていく親鳥(↓)です。
2020.5.9  5:56


巣立ちは、もう間もなくといった感じになってきました。
無事に巣立っていってほしいと思っています。
2020.5.8 12:02
それにしても、この羽根は、いったいどういう意味があるのだろう・・・と、そんなことを考えてしまうできごとでした。

2020年5月7日木曜日

がんばれ!!

上信電鉄

上信電鉄では、5月11日(月)から「計画運休」をすることになりました。
上信電鉄のHPから転載させていただきました
高等学校の休校をはじめ、テレワークなどの在宅勤務もあって、通学、通勤での利用がなくなり、また外出自粛による買い物などで出かける方々が減り、さらには観光で動く方々が減ったため、乗客が少なくなっていることを考えるとき、「計画運休」はやむを得ないことだと思います。
2020.5.7
きょうは、デハ251がホキをけん引して走っていました。
2020.5.7
ホキには、バラストに使用する砕石が積まれています。
2020.4.29
下仁田駅で採石を積んでいるホキです。
2020.4.29
ホキをけん引するデハ251が待機しているところです。
2020.5.7
いまは鉄道経営にとっても、たいへん厳しい状況だと思いますが、この困難な時期を乗り越えて、これからも元気いっぱいに走り続けてほしいと思っています。

がんばれ!! 
上信電鉄