3回参加してくれた人には
記念品を贈呈します
2015年3月には、つぎのブログ
お蚕は生きもの いらぬ心配と思っていますが・・・ |
先ごろ配布された広報富岡には、
3回参加してくれた人には記念品を贈呈します
とあって、こういった〝ご褒美〟があるということは、市民養蚕に参加する方が多くないのかな・・・、というよりも少ないのかな・・・と、そんなことを想像してしまいました。
富岡市が実施している市民養蚕事業は、プロの養蚕農家がお蚕様を飼育するものとは違いますが、生き物を扱う苦労に変わりはないと思いますし、養蚕農家で生まれ育った私からすれば、相当な覚悟で飼育しなければ育てられないものではないかと思っています。
よい繭ができたとしても まずは 農家がよい価格で 繭を売れないことには 養蚕は続かないのでは・・? |
私をはじめとして多くの人々は、お蚕様のおかげで、なんとか生きてこられたわけであり、学校にも通うことができたわけで、ほんとうにありがたい存在でした。
もし、私が生まれたころ、養蚕という仕事が農家になかったとすれば、たいへん悲惨な貧しさにあえぐことになり、学校に通うどころか生きることさえ難しかったであろうと思っています。
お蚕様がいて、多くの人々は生きてこられました。
だからこそ、これからもほんとうの意味で、お蚕様、養蚕という仕事を大切にしていってほしいと思うのです。
そして、あまり事業効果が期待できない事業であれば、年度途中でも事業の見直しを行い、より効果的な事業に予算を振り向けるとか、そんな柔軟な考えで進めていってほしいものだと思うのですが・・・。
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