2015年1月27日火曜日

日本一きれいなハイキングコース-神成山

「富岡・神成山で心温まる山歩き」

2015.1.25(日)の上毛新聞に掲載された投書です。
投書をされた木暮さんは、

 〇 コースがたいへんよく整備されていて、実に気持ちがよいこと、
 〇 出会ったひとが気持ちよいあいさつをしてくれることに、

     行き届いた〝おもてなし〟に心が温まる思いであった、
          
          と述べられています。
馬山丘陵から眺めた神成連山です。
神成山の縦走コースは、とてもきれいに整備されているうえ、美しい西上州の山々を眺めることができます。
神成連山からは、大桁山、鍬柄岳を眺めることができ、その後方に鹿岳や四ツ又山も眺めることもできます。
昨年の秋には、下仁田町公民館主催による子ども体験学習教室で、神成山に子どもたちとともに登りました。

子ども体験学習教室(チャレンジキッズ’14) 神 成 山 登 山
  http://geogunma.blogspot.jp/2014/10/14.html

いまの時期は、山の木の葉が落ち、とても眺めがよくなっています。
四季のいつでもよい神成山ですが、より眺めのよいときに歩きたいと思っている方には、冬枯れのいまが最適です。

この冬は、心温まる神成山登山を!!

神成山は、下仁田構造体の東縁に位置しています。
神成山登山のあとは、日本ジオパーク下仁田のジオサイトをめぐってみてください。
ジオサイトのひとつ、大桑原の褶曲です。
 ※ 大桑原の褶曲をはじめ、ジオサイトの情報については、下仁田町自然史館にお問い合わせください。

見どころいっぱい、楽しさいっぱい、あたかさいっぱいの
ジオパーク下仁田へお出かけください。

2015年1月22日木曜日

化石探し-発見した化石は・・・

でんでんむし???

2015.冬の某日、私の冬の楽しみである化石探しに出かけてきました。

とてもよい天気で、川原にいても寒さを感じない一日、とても楽しく化石探しができました。
化石がある地層は、安中層群板鼻層というもので、およそ1,100万年から1,400万年前、200mほど深い海に堆積していたといわれていて、たくさんの二枚貝を見つけることができます。
小さくて見づらいと思いますが、小さな二枚貝の化石です。
植物(葉)の化石も見つけることができます。この場所での化石探しは、お目当ての化石をまだ見つけていないため、なんとかお目当ての化石(その化石については、内緒ですが・・・)を見つけたいと思って、足を運んでいるのですが、それをいまだに見つけることができません。
この日の化石探しでは、エゾボラの仲間と考えられる化石を見つけたのですが、お目当ての化石を見つけることができず、ちょっぴり残念な結果となりました。
上の画像は、発見直後のエゾボラの仲間と考えられる化石です。
この日の夕刻、下仁田町自然史館に出向き、発見場所と発見した日時をお伝えして、この化石を寄贈させていただきました。
そのとき、この化石を見た職員(K氏)が、「これは、でんでんむし?」と冗談をいわれたのですが、なるほど見る角度を変えると、そのように見えなくもないと思う姿です。
そのうち、下仁田町自然史館に展示していただけると思いますので、ぜひ「板鼻層の〝でんでんむし〟 」をご覧になってください。
カードの学名欄に、「dendenmushi」と表記されているかもしれません。←というのは冗談ですが・・・
川のなかほどにある岩です。
根がない転石のようにも見えるのですが、根があるようにも見える不思議な岩です。
この岩の上に腰掛けてのひとやすみは、とてもよい気分です。
この写真では、よくわからないのですが、きれいなポットホールがつくられている、まさに現在進行形のようすです。
フィルターをつかって、じょうずに撮影すれば、かわいいポットホールがよくわかると思うのですが・・・
私の腕と機材の限界ということで、この程度の画像でお許しください。

化石探しも楽しいのですが、川原を歩いて、不思議な岩に腰掛けて休んだり、ポットホールを見つけることも楽しいものです。

冬の時季こそ、化石探しに最高です。

このブログの
  私の体験的〝化石探し〟講座」でお伝えしていますが、
化石探しは、たいへん楽しいものです。

これから化石探しをしてみたいと思われている方には、ぜひ私の体験的〝化石探し〟講座」をご覧ください。

 「私の体験的〝化石探し〟講座」のなかで、
    3回 道具と服装
 http://geogunma.blogspot.jp/2013/03/blog-post_5733.html 
は、とくにご好評をいただいています。 

2015年1月14日水曜日

富岡製糸場と絹産業遺産群

旧官営富岡製糸場周辺の
まちなみがさま変わり!!

昨年の6月、世界文化遺産に登録された旧官営富岡製糸場周辺では、まちなみが大きくさま変わりしてきました。
撮影:2015.1.13
 製糸場前の通りです。
片倉工業富岡工場が操業停止後は、多くの店も閉まってしまうなど、とてもさびしいまちなみであったのですが、この変貌ぶり、さま変わりには、たいへん驚いています。
撮影:2015.1.13
製糸場前の通りには、そば屋をはじめ、たくさんの店ができてきました。
撮影:2015.1.13
 「かいこの王国」も販売されています。
撮影:2015.1.13
 製糸場近くの空き家(であったと思うのですが・・・)は、きれいな店に変身しました。

 旧官営富岡製糸場が世界文化遺産に登録されたあと、製糸場前の通りなどは、大きく変化してきました。

お正月の連休後の平日であり、観光客が少ないということもあったと思うのですが、人通りがまばらな通りを見ていて、

  いま、製糸場周辺がにぎやかなまちなみ、通りになりましたが、
      これから先どのようになっていくのだろうか・・・

   と思いました。
撮影:2007.6.30
いまの通りになる前の写真です。




2015年1月10日土曜日

おばあちゃんへのプレゼント-南牧村

ざわちんものまねメイク

2015.1.8(木)の夜、日本テレビで放送された番組で、南牧村のやさしい思いやりにあふれたお孫さんが登場しました。
この番組をご覧になった方も多いかと思います。
10,000円で65歳以上の方に、ものまね風メイクを買っていただこうという企画でした。
 登場されたのは、南牧村にお住まいの74歳の方でした。
 お孫さんに「してみたら?」とすすめられて、会場にやってきたとか・・・
会場に来られたときです。
この方が・・・
 坂本冬美風に大変身!!!
ご主人をはじめ、ご家族の方々も驚く大変身でした。
私がすばらしいことだと感じたのは、この費用をお孫さんが出したことです。
「たまには、おばあちゃんにきれいになってもらおうと思って」と、おばあちゃんにすすめたというお孫さんからのおばあちゃんへのプレゼントでした。
ざわちんのものまねメイクは、ほかの「ありえない商品」企画に比べて、格段によい企画であったと思います。
過疎の村・日本一の南牧村といったことで、たいへん有名になった南牧村ですが、こんなにもやさしくて、思いやりにあふれたお孫さんと暮らしているおばあちゃんもいる南牧村は、とてもすばらしいところだと思います。

南牧村は、下仁田町の隣りです。

南牧村にお出かけいただき、おとしよりが多いなかにあって、やさしい若者ががんばっている姿もご覧になってください。

2015年1月6日火曜日

前面展望の動画 【下仁田駅→南蛇井駅】

先人のご苦労がしのばれる鉄路です

下仁田駅から南蛇井駅までの前面展望を動画にまとめてみました。
夕方の下仁田駅です。
動画を撮影したのは、デハ252+クハ1301の車両です。
およそ9分の動画です。
下仁田駅から南蛇井駅までの旅をお楽しみください。
むかしのトンネルです。
険しい場所にトンネルを掘り、山を削って、レールを敷設し、高崎駅から下仁田駅まで開通させました。
1897年(明治30年)9月10日のことでした。

以前、私のブログで、
  
  初めて列車が走ったころトンネルがふたつあった!?  
  http://geogunma.blogspot.jp/2013/07/blog-post_4.html

を紹介させていただきました。

千平駅と下仁田駅の間における工事は、とくに困難であったそうです。
開業時に使用されていた鬼ヶ沢橋梁です。

たいへんなご苦労をされて、鉄道を敷設した先人がいてくれたからこそ、今日でも電車が走っている、そのありがたさを実感する千平駅・下仁田駅間です。
この動画は、千平駅を出発して下仁田駅に向かう車窓風景です。

上信電鉄に乗車して、先人のご苦労に思いをはせてみませんか。

夕方の南蛇井駅です。

2015年1月4日日曜日

箱根駅伝-上武大学

たすきをつなげた大健闘!!!

今年の第91回東京箱根間往復大学駅伝競走は、箱根の山や道路わきに雪が残っているものの好天に恵まれ、たいへんすばらしい大会になりました。
 大手町の読売新聞社前を出発したあとのようすです。
箱根の芦ノ湖まで、107.5kmを5人の走者によって、たすきをつなげていきます。
小田原中継所では、11:20遅れの17位で、上武大学が通過しました。

  連続7回目の出場 
http://geogunma.blogspot.jp/2014/12/blog-post_17.html

この中継所では、駒沢大が1位で、青山学院が2位でした。
5区の登り坂を力走する青山学院の神野選手です。
神野選手らの力走によって、明治大に4:59差をつけて、青山学院が往路優勝を果たしました。
上武大学は、往路を18位で終えました。
復路は、城西大以下の大学が一斉スタートになりました。
往路で優勝した青山学院は、20位の大学に20:47の差をつけるという速さで、箱根に駆け上がってきたことになります。
鶴見中継所では、あと53秒、といったところで、上武大学のたすきがつながりました。
繰り上げスタートになった大学があるなか、繰り上げスタートにならず、たすきをつなげた上武大学は、ほんとうにすばらしいことだと思います。
今年の第91回の大会は、青山学院が2位の駒沢大との差10:50というぶっちぎりの速さで、総合優勝を果たしました。
とてもすばらしい走りで、青山学院はほかの大学を寄せつけず、東京・大手町に戻ってきました。
上武大学は、総合18位という結果になり、シード権を得ることはできませんでしたが、10人によるたすきがとぎれることなく完走したことは、たいへんすばらしいことであったと思います。
青山学院が優勝しましたが、これまでの努力が実を結んでのことであり、これからの上武大学にも大きなチャンスがあると思います。
どうぞ、これからもがんばって、優勝できるチームにしていってください。

それにつけても・・・
中央大学がんばれ!!!と、地元の上武大学とともに応援 していたのですが、名門といわれる大学に元気がないのがとても気がかり。

こたつでのテレビ観戦のお供は、森川酒店(下仁田町)の「荒船風穴」

今年も楽しく観戦させていただきました。
出場された選手の皆さん、関係者の皆さんに心から感謝を申し上げます。