2015年10月31日土曜日

地道にこつこつやってきた自治体には、明るい未来が期待できるだろうけれど・・・-地方創生

付け焼刃、一夜漬け・・・のようなことで、
明るい未来がやってくるものだろうか?

私が若いとき、リゾート法という法律ができて、リゾート法の適用を受けたいとばかりに、多くの市町村がリゾート開発案を考えたことがありました。
これらの市町村では、職員が開発構想を考えることなく、コンサルタントに丸投げをするため、どの市町村でも同じような内容の開発案となりました。
まさに、どこを切っても同じ図柄の金太郎飴になぞらえて、これらの開発案のことを多くの職員は〝金太郎飴〟と呼んでいたものでした。

これがどのような結末になったかは、言うまでもないことですが、うまくいくものではありませんでした。

いま、地方創生というかけ声のもと、日本全国の自治体で、総合戦略なるものや人口ビジョンなるものなどをつくっています。
これがどの程度の実効性をもち、明るい未来に向かっていくための羅針盤となるのか、とても興味深いものがありますが、多くの自治体においては、明るい未来に向かって進む羅針盤にならないのではないかと思っています。
それは、これまでの事業展開について、多くの市町村では、地道にこつこつとやっていない状況があるように感じているからです。
自治体の上層部、職員などが、ふわふわしたような考えで、きちんとした考えもなく、コンサル任せにつくったビジョンなどであれば、うまくいくことはないといってよいでしょう。
私は、長野県小諸市の北国街道沿いのまちなみが好きなのですが、小諸市での修理修景事業は、とてもすばらしい取り組みではないかと思っています。
多くの自治体で、中心商店街の空洞化-商店街ならぬ閉店街(シャッター通り)-が大きな課題になっていますが、多くの人々は、シャッターで閉まった店ばかりで、汚れきった壁などの建物が建ち並ぶ通りに出かけて、買い物や食事をしたいと思わないのではないでしょうか。
小諸宿の修理修景事業によって、とても美しいまちなみになった小諸は、埼玉県の川越よりすばらしいのではないかと私は思っています。
小諸の「そば七」は、この修理修景事業の先駆け的なものであったとのことで、とてもいい感じがする建物です。
小諸市が修理修景事業に取り組み、住民が協力したことによって、いまや美しいまちなみの宿場町に変貌し、多くの観光客が訪れるようになりました。
こういった行政と市民の努力によって、働く場などが確保され、若者たちをはじめ、多くの市民が楽しく暮らせるまちづくりが可能になるのではないかと、小諸宿を歩きながら私はそんなふうに思いました。

美しいまちなみを歩いて、気分が高揚してしまったためか、「そば七」に入り、私としては、ちょっと贅沢な昼食をとりました。
十食限定 手びきざる は、たいへんおいしいものでした。
※ いつもは、こんなに高いものは食べません。
私が注文したのは、中サイズになります。
とてもおいしいそばでしたが、「そば七」の店内の雰囲気もすばらしいものでした。
別注のかき揚げです。
野沢菜の漬物と〇〇(ピンク色に見えるもので、ここでは秘密)ですが、かき揚げもたいへんおいしく、すばらしい味でした。
きっと小諸市の場合は、こういった活動の実績によって、これからの時代もうまく事業を展開して、市民に明るい未来をもたらすのではないかと思いながら帰路につきました。

小諸市の小諸宿などの散策は、まちづくりに関心がある方は、とくに一度は試してみる価値があると、私は思っています。

2015年10月30日金曜日

ぐんまちゃん

これが多くのひとびとに愛される秘密かも・・・

2015.10.28(水)の午後、群馬県立自然史博物館に行ったときのこと、ぐんまちゃんがホールで記念撮影に応じたり、子どもたちと握手していますした。
さすがゆるキャラグランプリで日本一になっただけあって、どこに行ってもぐんまちゃんは、子どもたち(だけでなく、おとなのファンも多いですが)の人気者です。
この日も多くのひとびとが、ぐんまちゃんと一緒に写真を撮ったり、握手したり、抱き着いたりして、ぐんまちゃんと楽しいひとときを過ごしていました。
ホールでの写真撮影などが終わり、帰って行くぐんまちゃんの後ろ姿です。
後ろ姿もかわいいぐんまちゃんです。
なにやら中庭のほうから声が・・・
中庭で遊んでいた子どもたちが、ぐんまちゃんに気づいて、駆け寄ってきたようでした。
いつもは締め切りになっているドアを介添え役のお姉さんがあけて、子どもたちを招き入れているところです。
そして、ぐんまちゃんにお姉さんが声をかけて・・・
小さな男の子を先頭に子どもたちが駆け寄っていくところです。

私が撮影した写真では、ぐんまちゃんが振り向いたときのかわいいしぐさが表現できていませんが、なんともいえないかわいいしぐさでした。

こういったかわいいしぐさによって、小さい子どもたちはもちろんのこと、おとなまでもファンにしてしまうのだろう・・・、
 これが多くのひとびとに愛される秘密かも・・・
そんなことを実感した後ろ姿、振り向いたときのしぐさ、そのかわいらしさでした。

これからぐんまちゃんに会ったときは、正面からの写真撮影もよいですが、見返り美人ならぬ見返りぐんまちゃんのかわいいしぐさ、表情にも注目してあげてください。

2015年10月29日木曜日

第50回企画展 たべる。 - 群馬県立自然史博物館

“たべることは生きること”展   
~ 2015.11.29(日)

いま、群馬県立自然史博物館では、たいへん楽しい企画展が開催されています。
     EAT TO LIVE 
      THE SOURCE OF LIFE 
いろいろ興味深いものがたくさん展示されています。
日本全国の珍味を紹介した展示もあり、画像はそのなかにあるカイコガのさなぎを佃煮にしたものです。
  国内で生産可能な食料で、今の人口が食べていくとしたら、こんなメニューになる。
の展示をみますと、いまのわたしたちが食べている食料の多くが輸入に頼っていることがよくわかります。
こちらは、キリンの胃。
大きさを比較するものが置けませんので、どのくらい大きいか説明できませんが、とにかく大きな〝胃袋〟に驚いてしまいます。
この企画展で、とくにおもしろいのは、
 生きている限り 食べ続け 排泄し続ける
の展示ではないかと私は思っています。
それぞれの動物のお尻を見たり、排泄したかたまりを見ていますと、なにやら生命の神秘のようなものを感じてきます。
たくさんの動物の排泄物が展示されていて、まさに圧巻の展示といってよいでしょう。
こちらは、バイソンのうんちです。

まさに、博物といったことばを具現化した展示で、
これぞ博物館!といった内容の企画展です。
2015.11.29(日)まで開催されています。
どうぞ群馬県立自然史博物館へお出かけください。

群馬県立自然史博物館のHP(↓)
http://www.gmnh.pref.gunma.jp/index.html

また、フタバスズキリュウの骨格標本は、常設展で見ることができます。

展示されているフタバスズキリュウの姿を紹介したいところですが・・・
群馬県立自然史博物館で、実際にフタバスズキリュウもご覧になってください。

ご参考までに、フタバスズキリュウに関するブログ記事です。

「恐竜時代の海の支配者」群馬県立自然史博物館-企画展
http://geogunma.blogspot.jp/2015/07/blog-post_12.html

フタバスズキリュウ-首長竜 Futabasaurus suzukii
http://geogunma.blogspot.jp/2015/08/blog-post_17.html

2015年10月28日水曜日

パレオパラドキシア-埼玉県立自然の博物館

企画展 大野原標本発掘から40年
       ~ 2015.12.27(日)

若いとき、パレオパラドキシアの化石が発掘されたと聞いて、私も見つけてみたいものだと思い、秩父方面に何度も出向いたものでした。
結局、私の場合は、今もってパレオパラドキシアの化石を発見していませんが、私が住む富岡市の近く-安中市や多野郡吉井町(現在は、高崎市吉井町)-でも4件の発見例がありますので、これからもパレオパラドキシアの化石を見つけてみたいものです。
群馬県で発見されている4件は、赤い矢印の先になります。
こちらの画像は、埼玉県立自然の博物館の1階に展示されているパレオパラドキシアの骨格標本です。
企画展は、2階の会場になります。
展示の内容は、実際に出向いていただきたいので、ここでは細かく紹介しませんが、とても盛りだくさんの内容になっていて、たいへんおもしろいものとなっています。

企画展の内容や博物館の情報については、こちら(↓)をご覧になってください。
埼玉県立自然の博物館のHP
http://www.shizen.spec.ed.jp/

来月になれば、長瀞で美しい紅葉を見ることができることでしょう。
  企画展 パレオパラドキシア 大野原標本発掘から40年~
       を楽しんだあとは、紅葉が美しい長瀞で自然観察をするのもよいかと思います。

2015年10月26日月曜日

日本一の だいこくさま-中之嶽神社 

やる気、元気が出るパワースポット

よく晴れた2015.10.25(日)、だいこくさま完成10周年記念式典が中之嶽神社で行われました。
画面右奥の大黒様が日本一大きいだいこく様です。
中之嶽神社では、大黒様と漢字表記をせず、だいこく様とかだいこくさまと、ひらがな表記をしています。

妙義山 中之嶽神社のHPをご覧ください。
http://www.nakanotake.com/

こちらは、大国神社です。
大国と大黒・・・と、神様の系譜には、いろいろと難しいことがおありなのかもしれません。
そのためにひらがな表記にしているのではないかと私は思っているのですが・・・
 こちらは、開運大国大神で、縁結びの神として、多くの方々の崇敬を集めています。
こちらは、厄除大国大神で、病気やギャンブルなど、切りたい悪縁をお願いする神として、こちらも多くの方々の崇敬を集めています。
大国神社本殿での御祈祷後、日本一大きいだいこくさまにお参りをされる神職、氏子の方々です。
10周年記念式典後、地元の皆さんによる獅子舞の奉納をはじめ、餅投げなどが行われるとのことでしたが、この日の午後には、別の用事があったため、獅子舞等を見させていただくことができず、ほんとうに残念なことでした。
きのう(2015.10.25(日)のようすです。
まだ紅葉には早い感じですが、来月には美しい紅葉の妙義山になることでしょう。

秋の妙義山で楽しく過ごしてみませんか。

妙義山 山開き祭-中之嶽神社(下仁田町)  登山安全祈願祭
http://geogunma.blogspot.jp/2015/04/blog-post_13.html

※ 安全祈願祭が行われていますが、
神様に助けていただけないほどむちゃなことをしないで、
くれぐれも安全確保に留意して、妙義山登山を楽しんでください。

2015年10月24日土曜日

第三者委員会とは・・・

どういうものなのでしょうか?

先日の上毛新聞です。
この記事をはじめ、テレビのニュースなどで、
 小渕氏側が設置した第三者委員会
といったものの提言などが報じられました。
第三者、第三者委員会について、ネットで検索してみました。

 第三者 当事者以外の人。その事柄に直接関係のない者。(デジタル大辞泉)

 第三者委員会 日本大百科全書(ニッポニカ)の解説) 

直接の利害をもたない中立的な第三者によって構成される委員会。第三者機関ともいう。
官公庁、企業などで不祥事が発覚した場合に設置され、調査報告書の作成などを行う。
メンバーは、企業法務に詳しい弁護士や公認会計士などのなかから選ばれることが多い。
ただし、当該企業をおもんぱかって委員会メンバーが手心を加えることもあり、踏み込み不足の調査報告書になることが多い。
第三者委員会報告書が形骸化しかねない問題に対処するため、2010年(平成22)には日本弁護士連合会がガイドラインを定め、第三者委員会において弁護士がとるべき規範を定めている。
2011年の九州電力による原子力発電所再稼動に関する「やらせメール事件」を巡っては、第三者委員会が会社側の責任を厳しく追及したが、こうした実効性のある結論を導くケースは多くない。[編集部]
※ 本多が改行、文字の拡大等を行いました。
  
 第三者機関 (デジタル大辞泉の解説)

企業・組織などが、責任説明を果たし、透明性を確保するために設置する合議制の組織。
公正・中立な専門家によって構成され、調査・評価・提言などを行う。
犯罪・法令違反あるいは社会的非難を招くような不正行為が発生した場合などに設置される。第三者委員会。独立委員会。

[補説]上場企業が敵対的買収に備えて防衛策を導入する際、新株予約権を発行して敵対的買収者の議決権比率を下げるといった措置の実施の是非を諮るために、社外役員・外部有識者などで構成される第三者委員会を設置することが多い。
※ 本多が改行、文字の拡大等を行いました。

最近では、企業などがなんらかの事件を起こすと、すぐに〝第三者委員会〟のようなものをつくって、
   徹底的に第三者委員会で調査していただき、
    問題の経緯を明らかにしていただきたいと考えております
などという記者会見を行う企業などが多いように感じますが、
   なぜ、自らの力で、自ら問題を検証し、自ら問題点を見つけ、
    自ら必要な対策等を考えられないのだろうか
と、
  徹底的に第三者委員会で調査していただき、
    問題の経緯を明らかにしていただきたいと考えております
などという記者会見をテレビのニュースなどで見るたび、私は不思議に思っています。

もちろん多くの企業などでは、第三者委員会に任せきりにすることなく、社内調査もしっかり進め、きちんと問題点をあぶり出して、必要な対応を講じていると思うのですが、どうも第三者委員会を隠れ蓑的に考えているのかな・・・という企業などもあるように感じます。

当該企業をおもんぱかって委員会メンバーが手心を加えることもあり、踏み込み不足の調査報告書になることが多い。
第三者委員会報告書が形骸化しかねない問題に対処するため、2010年(平成22)には日本弁護士連合会がガイドラインを定め、第三者委員会において弁護士がとるべき規範を定めている。 

と、日本大百科全書(ニッポニカ)の解説(前記のとおり)にあり、第三者委員会の委員の方々にあっては、常にきちんとした対応をされていると思うのですが、
 委員は、第三者委員会を設置された企業などから報酬等をいただいていることを考えるとき、
 ほんとうに第三者として、依頼主の意向に沿わない調査をしたり、その調査結果に基づいて、厳しい提言ができるものだろうか、と私は?????に思うときがあります。
2014.12.6(土) 下仁田町において撮影
どのような問題のときであっても、自らの力で、自ら問題を検証し、自ら問題点を見つけ、自ら必要な対応策等を考えることが大切なことではないでしょうか。

昨今の
  問題が起きたら、第三者委員会をつくろう
というような動きは、一見もっともらしい動きのように見えますが、多くの人々に問題を起こした企業などの責任逃れ、隠れ蓑といったイメージを持たれるうえ、問題を起こした企業などの体質改善にも結びつかないのではないだろうか・・・と私は思っています。

皆さんは、どのようにお考えになりますか。

2015年10月23日金曜日

田舎暮らしのよいところ・よくないところ

「よそ者は黙って、静にしていろ!」
「むかしからこれでやってきたんだ!」
「細かいこと、かたいことを言うな!」

以前、このブログで、

よそ者を大事にする気構えができているだろうか?  地域おこし協力隊
http://geogunma.blogspot.jp/2015/10/blog-post_11.html

を投稿したところ、おかげさまでたくさんの方々に閲覧していただきました。

きょうのこのブログでは、地方消滅というショックを与えての地方創生という展開について、これをうんぬんしようというものではありません。
増田氏が主張するとおり、地方は東京に比べて、
 東京より子育てがしやすいだろうか?
 より人間らしい生活が送れるだろうか?
 地元のコミュニティに貢献しているという手応えが感じられる仕事があるだろうか?
と私は疑問に思うのです。

地方に移住した方々のなかには、うまく成功した方々も多いと聞いていますが、地域で孤立してしまったうえに低収入で、子育てもうまくいかない・・・といった事例もあるやに聞いています。

確かに田舎での暮らしには、東京にないいいところがたくさんあるかもしれません。
いざ、というときの助け合いの伝統など、その地域ならではの歴史のなかで育まれてきた〝よい面〟もあります。

記録的な大雪 この大雪で感じたこと、考えたこと
http://geogunma.blogspot.jp/2014/02/blog-post_17.html

記録的な大雪  写真で見る記録的な大雪
http://geogunma.blogspot.jp/2014/02/blog-post_19.html

しかし、田舎に行けば行くほど、古い感覚で生きている人々が多く、
 「よそ者は黙って、静にしていろ!」
   「むかしからこれでやってきたんだ!」
     「細かいこと、かたいことを言うな!」
こういった言葉を投げかけられることがあるようですが、これは地方-田舎-の〝とてもよくない面〟といってよいでしょう。

たとえば、移住してきたよそ者が、複雑な地域の決りごと-地域内のおつきあいなど-について、きちんと文書にまとめましょうという提案をしたとしましょう。

そのときの地域の長老たちの反応は、
  「よそ者は黙って、静にしていろ!」
   「むかしからこれでやってきたんだ!」
     「細かいこと、かたいことを言うな!」
ということになるのが、田舎であれば田舎であるほど一般的なようです。

簡単にいえば、長老たちが支配している社会において、きちんと文書にまとめて、
  「〇〇地区における生活の基本規則」
などというものをつくられれば、長老たちが
  なあなあの関係(なれ合い)でやってきた伝統が破壊され、自分たちの重みがなくなるとでも考えるのかどうか、
 「そんなものをつくらなくても間に合うだろう」
 「ここで暮らしていれば、よくわかってくるはずだ」
という展開になるようです。

ときどき新聞記事などで、地方議会の動きも報じられますが、地方に移住をしたいと考えている若い方々は、移住したいと町や村の議会の動きをはじめ、町や村の行政において、どのような施策を重点的に推進しているかといったことなどをよく調べたほうがよいように思います。

つまり、
 住みよい地方とは、
  議会はもちろんのこと行政側でも、これまでの慣習どおりでよいのだといった発想でなく、
    きちんと制度を文書化して、住民のだれもがわかるように対応していること、
といったことになるのではないでしょうか。

また、個人の生活への過干渉といった点も田舎暮らしでの〝とてもよくない面〟のひとつといってよいかもしれません。
地域の人々の面倒見のよさと過干渉は、紙一重のところがあります。
どこまでが感謝できて、これ以上はがまんできないという線があるとすれば、これも移住前によく調べておくこともよいと思います。
あまりにもおせっかいな人々がいるのも厄介ですから。

なによりも移住する側がしっかりした意識を持つこと、これがいちばん大切なことですが、移住者を受け入れる側において、
 「よそ者は黙って、静にしていろ!」
   「むかしからこれでやってきたんだ!」
     「細かいこと、かたいことを言うな!」
という意識をなくして、
  すべてのひとびとが地域で仲よく暮らすための決まりごとを文書化するなど、
      地域内の一部の長老的支配から脱する努力も必要なことだと私は思っています。

要は、
  これまでもやっていることだ、それでいいだろう、
ではなく、それをきちんと制度化し、成文化すること、これが民主的な運営というものだといってよいのではないでしょうか。

2015年10月22日木曜日

700件になりました!-ページビュー

とてもビックリしています!!

けさ、何気なくブログの統計を見たところ、

 よそ者を大事にする気構えができているだろうか?  地域おこし協力隊

のページビューが、なんと700件に達していました。

これは、10月1日からの統計ですが、10月11日の

  よそ者を大事にする気構えができているだろうか?  地域おこし協力隊 

が、ダントツの1位になっていて、そのあとに

 なぜ、101日からブログのタイトルを変更したのか?
   なぜ、フェースブックの「日本ジオパーク下仁田応援団」のグループを削除したのか?

が続きます。


「今日のページビュー」といいますのは、昨日のAM9:00から24時間分のページビューになります。

私のブログの場合、いつもは、100件前後/日のページビューなのですが、

  よそ者を大事にする気構えができているだろうか?  地域おこし協力隊 

を投稿したときは、つぎのとおりとなりました。

投稿したあと、10月12日の全体ページビューは518件となり、

   よそ者を大事にする気構えができているだろうか?  地域おこし協力隊 

についてのページビューは、この時点で602件に達していました。

10月1日からブログのタイトルを変更しましたが、タイトルを変更後も多くの皆さんにブログを見ていただけることを、たいへんありがたいことと心から感謝しております。

これからも日々の暮らしのなかで気づいたことなどを
 ぼそぼそとつぶやいて-ひとりごと-みたいと思っておりますので、
  今後もよろしくおつきあいいただければ幸いです。

どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。

2015年10月21日水曜日

これが時流というものだと思うのですが・・・

「議決結果をHPで公開」

2015.10.21(水)付けの上毛新聞に掲載された記事です。
富岡市議会の対応を報じた記事で、9月定例会の議決結果をHPで〝初公開〟したという内容です。
この記事にあるとおり、「議決結果の公開は議会の透明性を高めるのが目的」であり、とてもよい方向での取り組みであると思います。
早速、富岡市議会のHPにアクセスしてみました。
各議案に対する議員の賛成等について、これが一覧表に整理したものがアップされていて、どの議員が賛成したのか反対したのかがわかるようになっています。
たまたま9月定例会では、議員全員が賛成しての議決となっていますが、これがスタートしたことによって、それぞれの議員の各議案に対する考え方が明らかになるため、それぞれの議員を支持している有権者は、
 『〇〇議員は、ぼんくらしていると思ったが、きちんと賛否を明らかにしていて、たいしたものじゃないか』
 『□□議員は、地元で言っていることと違って、賛成するほうに回ってしまったとは!!』
という情報を得ることができ、つぎの選挙での投票行動に大きな役割を果たすことになるのではないかと思います。
この制度の運用としては、議決後速やかに公開することが大切なことになるでしょうし、この制度が定着したうえで、今後もさらにきめ細かな情報提供もが有権者に行われていけば、市議会に対する有権者の関心が高まり、よりよい方向に進んでいく効果が期待できるのではないかと私は思います。

以前、このブログ記事(↓)

〝遊び仕事〟-子どものときの思い出
  これからの時代に対応するためには、どのようにしたらよいのだろうか・・・
http://geogunma.blogspot.jp/2015/10/blog-post_14.html

で紹介したことがありますが、積極的に情報を公開していくことは、いまや世間の常識-時の流れ-ではないでしょうか。
そして、このところの地方議会の実情等を考えるとき、より多くの人々が議会活動等に参加できる制度づくりを行うことも、いまや喫緊の課題といえるのではないかと、私はそのように感じています。

積極的な情報公開をはじめ、より多くの人々が議会活動等に参加できる制度がつくれるかどうか、それができるかできないかによって、これからの時代を生き抜ける自治体になるかどうか・・・、といったことになるのではないでしょうか。

2015年10月20日火曜日

2015年度再認定審査-日本ジオパーク

ふくい勝山、磐梯山、下仁田、茨城県北、秩父、男鹿半島・大潟

ふくい勝山ほか全部で6地域の日本ジオパークが、今年度の再認定審査の対象になっています。

日本ジオパーク委員会から示されている最も基本的な審査基準は、
 ジオパークを目指す地域は、持続可能な地域社会の実現のために、ジオパークとして、その地域にあったやり方で、住民、行政、研究者などの関係者が、ともに考え続けているか。
 また、そのために、これまでのやり方を変える覚悟があるか。
  というものです。

すでに再認定審査が行われているジオパークがあります。
ジオパーク秩父では、10月15日・16日の両日にわたって、再審査が行われました。


再認定審査では、 ジオトレインに乗ったり、秩父の名産品も味わっていただいたとか・・・
かなりきめ細かな再認定への対応であったことが想像されるジオパーク秩父でした。
埼玉県立自然の博物館玄関には、ジオパーク秩父ののぼり旗もあって、秩父全体がジオパークに取り組んでいることをアピールしています。
自然の博物館では、企画展で「パレオパラドキシア」を開催中ですが、館内の企画展案内の 隣には、秩父ジオパークトレインのポスターも掲示されていました。
先日、秩父に出かけたとき、踏切で停車中にジオトレインが通過して行ったのですが、カメラの準備をしていなかったため、残念なことに結局はジオトレインを撮ることができませんでした。
自然の博物館内の展示です。
これも自然の博物館内の展示、その一部分です。

聞くところによれば、下仁田の再審査は、11月8日(日)・9日(月)の両日に行われるとのことです。
ふくい勝山ほか全部で6地域の日本ジオパークが、どのような結果になるのか、たいへん楽しみです。
今回の再認定において、ふるい落とされるジオパークやイエローカード(※)が出されるジオパークがなく、すべてのジオパークが〝満点合格〟になってほしいと思っているところです。

(※) イエローカードについては、こちらをご覧ください。
イエローカードが出されたら、やめちゃえばよい 突然ですが、三択問題です
http://geogunma.blogspot.jp/2015/10/blog-post_4.html

  【補  足】
先日、ある方から「あなたは、ジオパーク活動を応援しないと聞いたのだけれど、もう下仁田に出かけてこないのですか・・・?」と質問されました。
 そのとき、先日のブログ記事のとおり(↓)

 なぜ、10月1日からブログのタイトルを変更したのか?
  なぜ、フェースブックの「日本ジオパーク下仁田応援団」のグループを削除したのか?
    http://geogunma.blogspot.jp/2015/10/101.html

であることをお話ししたうえで、
 本宿陥没研究会などにも参加していますし、化石探しも続けますので、これからも下仁田に出向きますよ、
 と述べたあと、
 ジオパーク活動そのものは、たいへんすばらしいものであり、
  ジオパーク活動を通じて、よりよいまちづくりをめざそうという方向に向かうのであれば、
   できる限りの応援をしたいと思っています、とお答えいたしました。