2015年10月21日水曜日

これが時流というものだと思うのですが・・・

「議決結果をHPで公開」

2015.10.21(水)付けの上毛新聞に掲載された記事です。
富岡市議会の対応を報じた記事で、9月定例会の議決結果をHPで〝初公開〟したという内容です。
この記事にあるとおり、「議決結果の公開は議会の透明性を高めるのが目的」であり、とてもよい方向での取り組みであると思います。
早速、富岡市議会のHPにアクセスしてみました。
各議案に対する議員の賛成等について、これが一覧表に整理したものがアップされていて、どの議員が賛成したのか反対したのかがわかるようになっています。
たまたま9月定例会では、議員全員が賛成しての議決となっていますが、これがスタートしたことによって、それぞれの議員の各議案に対する考え方が明らかになるため、それぞれの議員を支持している有権者は、
 『〇〇議員は、ぼんくらしていると思ったが、きちんと賛否を明らかにしていて、たいしたものじゃないか』
 『□□議員は、地元で言っていることと違って、賛成するほうに回ってしまったとは!!』
という情報を得ることができ、つぎの選挙での投票行動に大きな役割を果たすことになるのではないかと思います。
この制度の運用としては、議決後速やかに公開することが大切なことになるでしょうし、この制度が定着したうえで、今後もさらにきめ細かな情報提供もが有権者に行われていけば、市議会に対する有権者の関心が高まり、よりよい方向に進んでいく効果が期待できるのではないかと私は思います。

以前、このブログ記事(↓)

〝遊び仕事〟-子どものときの思い出
  これからの時代に対応するためには、どのようにしたらよいのだろうか・・・
http://geogunma.blogspot.jp/2015/10/blog-post_14.html

で紹介したことがありますが、積極的に情報を公開していくことは、いまや世間の常識-時の流れ-ではないでしょうか。
そして、このところの地方議会の実情等を考えるとき、より多くの人々が議会活動等に参加できる制度づくりを行うことも、いまや喫緊の課題といえるのではないかと、私はそのように感じています。

積極的な情報公開をはじめ、より多くの人々が議会活動等に参加できる制度がつくれるかどうか、それができるかできないかによって、これからの時代を生き抜ける自治体になるかどうか・・・、といったことになるのではないでしょうか。

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