「軽井沢から秩父へ」
先だって、軽井沢に出かけた折、観光案内所に置かれていたフリーペーパーを眺めていたところ、
「軽井沢から秩父へ ジオ・恐竜・ドリーム街道の旅」
という記事(CM)があって、たいへん驚いてしまいました。
たくさんの人々が訪れる軽井沢ですが、そういった人々に下仁田町や南牧村、上野村・神流町を通っていただいて、埼玉県の秩父に出かけてもらおうということだと思うのですが、ジオ+恐竜といったキーワードでのコース設定は、とてもすばらしいことだと思います。
軽井沢に来られる人々のうち、遠方から来られる人々は、高速道路や新幹線を利用されると思いますが、主に関東甲信地区の人々は一般道を利用して軽井沢へ、という人々も多いのではないでしょうか。
そういった人々に対して、軽井沢で楽しんだ後、このコースを通っていただくとか、軽井沢に出かける前にこのコースを通っていただくとか、コースのバリエーションを提案したことは、とてもいいことではないかと思います。
このコース沿いには、きれいなトイレの道の駅もありますし、四季折々に美しく表情を変える山々もあります。
どなたがお考えになったのか知りませんが、このコースの魅力を沿線の町村がさらに高めれば、
通行される人々にはドリーム街道となり、
沿線町村にとっては、観光のゴールデンルートになること間違いないでしょう。
でも、ちょっと一言・・・
この記事中の矢印の先のような間違いは、たいへん残念なことです。
下仁田町は、すでに日本ジオパークに認定されていて、昨年の秋には、再認定の審査を受けるなど、活動中の日本ジオパークであることをきちんと伝えるべきではないかと、そんなふうに思いました。
もし、ここでの申請中という表現が、昨年秋の再認定審査における条件付き再認定を意味しているとすれば、こういった記事(CM)に掲載すべき次元のことではないかもしれません。
どんなときでも、どのような媒体においても、伝えたい情報をきちんと正しく伝える、これが大切なことではないかと・・・。
このフリーペーパーを読んで、いっそのこと以前にブログで提案(↓)
「ジオパークぐんま西部」 いっそのこと地域を広げたら?
http://geogunma.blogspot.jp/2016/07/blog-post_8.html
しましたが、下仁田町・南牧村・上野村・神流町の4か町村で、日本ジオパークに認定していただいて、すでに日本ジオパークに認定されている埼玉県の秩父まで、ジオづくし・ジオおてんこ盛りの街道にするというのもありではないかと・・・、そんなふうに私は思いました。
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