2016年8月入場者数 29,110人減少
2016.9.11(日)の読売新聞群馬版に掲載された記事です。
しるくるとみおか 富岡市観光ホームページ
http://www.tomioka-silk.jp/tomioka-silk-mill/guide/record.html
によれば、今年の8月の入場者数は、94,493人となっていて、昨年8月と比べますと、29,110人の減少となっています。
2016年度の4月から8月までの入場者数は、399,371人となっていますが、2015年度の4月から8月までの入場者数は、555,473人となっていて、156,102人の減少になっています。
昨年度の入場者数に比べて、今年度の入場者数は、8月までの時点で、およそ72%ということになります。
今後も対前年比で、およそ72%という数字が続くとすれば、今年度の入場者数は、およそ824千人ということになることが予想されます。
世界文化遺産に登録された2014年度の1,337,720人、そして昨年度の1,144,706人と入場者が減ってきているなかで、今年度はさらに入場者が減っていくことになるでしょう。
富岡市においては、「来場者の増加につなげたい」とか「リピーターの増加を狙う」とのことですが、はたして富岡市の思惑どおりにことが進むのか、とても興味があります。
2016.8.21(日) 旧富岡製糸場内のようす |
「こんなことにしておかないで、きれいにしておけばよいのにね」
「何も見るべきものはないし、こんなものを見せているところには、一度来れば十分だね」
という会話が聞こえてきたからです。
このような会話が聞こえてくる旧富岡製糸場でなく、
「いいところだね」
「また来てみたいね」
「今度来るときは、子どもや孫を連れてきて、よく見せてあげたいわね」
といった会話が聞こえてくる旧富岡製糸場でなければ、入場者数の伸びは期待できないだろうなと、ほんとうに残念なことですが、このように思ってしまいました。
旧富岡製糸場だけでなく、世界文化遺産に登録された「富岡製糸場と絹産業遺産群」の構成資産全体において、今後、入場者数・維持管理費などは、どのように推移していくのでしょうか・・・
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