「80万人~100万人」 2016年度の目標
きのうのブログ(↓)
94,493人(2016年8月):世界文化遺産 旧富岡製糸場
2016年8月入場者数 29,110人減少
http://geogunma.blogspot.jp/2016/09/9449320168.htmlをアップしたあと、
そういえば・・・
と思い出した新聞記事がありました。
それは、2016.6.26(日)読売新聞群馬版に掲載された記事で、白い矢印の先・赤とピンクの破線部分をご覧ください。
この記事には、富岡市長が記者会見で、
今年度は80万~100万人が目標
と述べたとあります。
きのうのブログで試算(予測)した数字-およそ82万人-は、富岡市長が想定している範囲内の数字ということになります。
本日のブログのタイトル
「80万人~100万人」 2016年度の目標
は、この記事にある富岡市長の会見での発言から引用させていただきました。
旧富岡製糸場ばかりでなく、高山社跡・田島弥平旧宅・荒船風穴の世界文化遺産構成資産のすべてにおいて、入場者が減ってきているなかで、今後どのように対応していくのか、今年度は上毛新聞の記事にあるとおり、
登録3年目 正念場
ということがいえる年かもしれません。
これまでに登録された世界遺産は、いずれも登録後に増えた入場者数が減少し、ある程度のところで入場者数が落ち着くという傾向が見られます。
落ち込んだ入場者が増え、V字回復というほどではありませんが、ゆるやかに入場者数が回復して、安定的な入場者数を確保している世界遺産もあるようです。
旧富岡製糸場の入場者数を
2019年度に100万人を維持する
という目標をたてたということであり、この目標に向けての取り組み、その成果が大いに期待されるところです。
富岡市の総合戦略については、こちら(↓)をご覧いただくとして、
http://www.city.tomioka.lg.jp/www/contents/1459297906380/files/sougousennryaku.pdf
2019年度に100万人を維持するとした部分をここに掲載しておきます。
施策Ⅰ-2 人々を惹きつけ続ける富岡の魅力づくり
富岡製糸場の世界遺産登録から 1 年経った現在も、富岡製糸場へは、多くの来訪者が訪れています。来訪者の実態調査によると、富岡製糸場を初めて訪れる人が約 8 割 を占め、市内での滞在時間は、2 時間以内が約 7 割と、富岡製糸場以外への立ち寄りは、まだ少ないのが現状です(「富岡市観光実態調査」より)。
こうしたことから、今後も引き続き富岡製糸場の価値を社会に広く伝え、年次計画
に則った保存・整備・活用を行い、集客力を高め来訪者の増加によって地域経済の活性化につなげます。
富岡製糸場の将来にわたっての保存・整備・活用のための予算を確保するために、
来訪者の富岡製糸場及び市内での滞在時間の延長・消費拡大とリピーター化につながる施策を推進します。
※ 下線は、本多が付しました。
と述べたうえで、
KPI(重要業績評価指標、平成 31 年度)
富岡製糸場入場者数 100 万人
とするといった表が総合戦略に掲載されています。
2016.8.21(日) 旧富岡製糸場内のようす |
これから先、旧富岡製糸場の入場者数は、
どのように推移していくのでしょうか・・・
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