「ぐんまの自然と災害」編集委員会編(上毛新聞社)
ここ最近の自然災害をはじめとして、過去にあった自然災害をもとに、災害対策の必要性をわかりやすく解説している本が発行されました。
いまの時代、常備薬ではありませんが、一家に一冊、常備本として備えておき、折にふれて読んでいただきたい本だと思います。群馬県は地震が少ないとか 、自然災害が少ないといった〝伝説〟のようなものがあって、この私も含めて群馬県民の多くは、自然災害への備えを十分にしているとはいえない気がしています。
2014年2月の大雪で、たいへんな大混乱になったことは記憶に新しいところですが、こういった自然災害が今後も発生する可能性がないとはいえません。
むしろ、必ず起きる、繰り返される、と考えておいたほうがよいのではないかと私は思うのです。
つぎのブログは、2014年2月の大雪でのようすです。
記録的な大雪 この大雪で感じたこと、考えたこと
写真で見る記録的な大雪
「ぐんまの自然と災害」の内容、その一部を紹介します。
どこから読んでもよいように、ひとつの話題が見開き2頁になっています。
いわば1話完結スタイルになっていて、たいへん読みやすい構成、文章になっています。
この本には、「地すべりで出土したオオツノシカ」といった話題もあって、自然災害がすばらしい化石を見つけ出すもとになった、という江戸時代のできごとも紹介されています。
とても楽しく学べる災害対策の本であり、「災害対策は教育の力で」など、どの頁にも納得の内容がおてんこ盛りです。
下の画像は、2007年9月の台風9号が去ったあとの青岩公園(下仁田町)です。
この画像の奥のお宅は、浸水被害を受けたため、その後片付け作業をしているところです。
これからの時期は、台風や大雨による洪水などが発生することがあります。
つぎのブログで、雨量などの情報収集先も紹介しています。
「ぐんまの自然と災害」を手元におき、こまめに情報収集を行い、大きな被害にあわないように気をつけて過ごしたいものだと思っています。
「ぐんまの自然と災害」編集委員会編(上毛新聞社)は、群馬県内の書店で購入することができます。
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