2016年5月17日火曜日

ヤベオオツノジカ:群馬県の「化石」

県 の 石  日本地質学会

県の石の認定については、2015.5.11(水)の新聞各紙で大きく報じられました。
2016.5.11(水) 上毛新聞
日本地質学会による「県の石」について、詳しくはこちら(↓)をご覧ください。

日本地質学会HP 
http://www.geosociety.jp/

きょうは、ヤベオオツノジカの化石に関する私の子どものときの思い出をまじえて、ヤベオオツノジカの化石に関係する場所をご案内したいと思います。

つぎの一覧は、富岡市のHPから引用させていただいたものです。
天記=群馬県指定天然記念物
① 富岡市立美術博物館
富岡市立美術博物館に化石骨、鑑定書、出土記録が寄託されていて、こちらで見ることができます。
富岡市上黒岩にある富岡市立美術博物館は、ヤベオオツノジカの化石が発見された場所の近くに建設されました。
ヤベオオツノジカの化石が県の石-化石-として、日本地質学会に認定されることになるとは、ここに美術博物館を建設するとき、だれもが予想していなかった-県の石を認定するというもの、そのものがありませんでした-と思うのですが、このようなことになり、すばらしい場所に建設した、ということになるかもしれません。

② 群馬県立自然史博物館
富岡市上黒岩にある群馬県立自然史博物館も、ヤベオオツノジカの化石が発見された場所の近くにあります。
富岡市立美術博物館と群馬県立自然史博物館は、もみじ平総合公園内にあって、いわばお隣さんといった位置につくられています。
このふたつの施設で、じっくりヤベオオツノジカの化石、実測鑑定図などを見ていただきたいものです。
群馬県立自然史博物館には、ヤベオオツノジカのほか鶏冠石、鬼押出し溶岩(これは映像)も見ることができます。
群馬県立自然史博物館に展示されている実測鑑定図(複製)です。
この鑑定図は、江戸時代につくられたもので、富岡市立美術博物館に寄託するまで、原本は富岡市上黒岩の遍照寺にありました。

③ 遍照寺(へんしょうじ)
大日尊と遍照寺です。
私が子どものときは、遍照寺の本堂で虫干しをするときや御開帳などのとき、鑑定図などを見せていただけました。
小学校に入るかどうかといった子どものとき、自由に本堂に上がって、虫干しをしている鑑定図を眺めていることができたのですから、いま振り返ってみると、まことに贅沢なことであったと思います。
ときどきは、研究されている方が遍照寺に来られ、そういった方々と御住職が話されいるのを本堂の階段に座って、聞いていたものでした。
もちろん小さい子どもにわかる内容ではありませんが、まさに門前の小僧的な状態であったことと親切な御住職のおかげで、すこしずつ理解できるようになってきました。
このような体験も化石好きになっていった、ひとつのもとになっているかもしれないと思うときがあります。


④ 出土記念碑 
たいへん残念ですが、画像が見つからず、ここで紹介することはできませんが、化石が発見された1797(寛政9)年の翌年、1798(寛政10)年に建立された石宮です。
※ 出土記念碑の近くには、駐車場がなかったと思います。
いまは駐車場が整備されたかどうかわかりませんが、
私が以前に行ったときは、駐車場がありませんでしたので、
近くのお宅にお願いして、車を停めさせていただきました。


⑤ 蛇宮神社
いまは富岡市立美術博物館に化石を寄託していますので、こちらの神社で見せていただくことはできませんが、かつては蛇宮神社で見せていただくことができました。
何度か蛇宮神社で化石を見せていただきましたが、やはり本物は迫力があるなと思ったものでした。

以前には、このようなコース(↓)を紹介しました。

48日は大日尊例祭(富岡市上黒岩)です-乗って残そう!上信電鉄
上信電鉄沿線社寺シリーズ【第2回】
http://geogunma.blogspot.jp/2015/04/48.html

ヤベオオツノジカが発見された場所-出土記念碑-、
すばらしい鑑定図などが見られる博物館、
これらを大切に守ってきた遍照寺や蛇宮神社に
お出かけになってみませんか。

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