2016年5月13日金曜日

損得勘定

よく考えてみることが大切では?

2016.5.12(木)の上毛新聞「三山春秋」に、桐生が岡動物園に関して、こんなことが書かれていました。
 大型連休中には、たいへん多くの方々が来園されたとのことでした。
 「バスも動物園も無料。遊園地の遊具も低料金。観光客にはうれしい街だ」と書かれていますが、ほんとうにそのとおりだと思います。
しかし、桐生市民から「無料で市外の人に見せるのは、もったいない」という声を聞いたこともあるとのことです。 
でも、と三山春秋子は、
  〇 市が市民にビジネスチャンスを提供している
  〇 いかに周遊させ、お金を落としてもらうかは、民間の工夫次第だ
と述べ、もったいないとの考え、その発想を変えたほうがよいのではないかというのです。
桐生市には、見どころがいっぱいありますし、おいしいものもあります。
そういった魅力をどんどんアピールして、桐生市内を多くの方々にめぐっていただくようにすれば、動物園の入園料やバス代以上の収入-商店や食堂などの売り上げ-が得られ、桐生市全体が潤うことになるでしょう。
まさに、三山春秋子のいわれるとおりだと思います。
この記事(↑)は、2016.5.13(金)の上毛新聞に掲載されていたものです。
昨年の12日間と今年の10日間との比較であり、一概にどうのこうのといえないとは思いますが、こんにゃくパークや県立自然史博物館のように増えている施設もあるなかで、富岡製糸場をはじめとうする世界文化遺産が減少しているということは、増えたところには増えた理由が、減ったところには減った理由が存在していることは明らかなことでしょう。
それぞれの市町村単位で、また県単位で、楽しく過ごせる場、雰囲気づくりをして、多くの方々に出かけていただく、いまの群馬県には、その総合的な戦略が必要なのかもしれません。

つぎの記事(↓)は、これまでに述べてきたものの一部です。

リピーターを確保したいのであれば-旧富岡製糸場
ヘルメットなし・見学料なしでOKの見学施設にすべきでは?
http://geogunma.blogspot.jp/2016/01/blog-post_24.html


お金を地域内でまわすためには?
お金を地域で稼がなくては!
http://geogunma.blogspot.jp/2016/05/blog-post_3.html

首長や行政職員、議員だけでなく、各種団体の役員をはじめ、市民全体が
 いま、目先のことしか考えていないだろうか?
 将来にわたって、利益を市民全体が得るためにどうすべきか
と、これをつねに考えること、これがいちばん大切なことではないかと思うのですが・・・。

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