案内標識
2016.8.21(日)の午前、旧富岡製糸場に行ってみました。
2016.8.21 |
片倉工業㈱富岡工場
と記載されたままになっているのです。
2016.8.21 |
https://www.katakura.co.jp/company/charter.htm
によれば、
1987.3 富岡工場の操業休止
2005.9 富岡工場の建物等を富岡市に寄付
2006.1 富岡工場社有地を富岡市に売却
となっています。
2006.12.3 |
世界文化遺産 旧富岡製糸場
とだけ標示して、
片倉工業㈱富岡工場
は消してよい(といいますか、むしろ消すべきかと)と思うのです。
2016.8.21 |
有名な観光地に出かけたとき、町村合併前の地名のままであったり、旧称のままであったりといった案内標識を見ますと、
『この観光地は、訪問する人への思いやりが欠けているのだろうな』
『だらしないまちなのだろうな』
と、私は思ってしまいます。
一事が万事ということばがあります。
「故事ことわざ辞典」によれば、
一つのことを見れば、他のすべてのことが推測できるということ。
一つの小さなことに見られる傾向が、他のすべてのことに現れるということ。
という意味だそうです。
旧富岡製糸場に来られた方々のなかには、
この案内標識、まだそのままなのか・・・と気づかれる方もいることでしょう。
いろいろなこと、小さなことにいたるまでの目配り、気配りができなければ、旧富岡製糸場を再訪したいと思う方が増えないのではないかと・・・、そんなふうに私は感じました。
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