2016年8月23日火曜日

いつまで残しておくのだろうか・・・

案内標識

2016.8.21(日)の午前、旧富岡製糸場に行ってみました。
2016.8.21
前々から気になっていたのですが、道路の案内標識に
 片倉工業㈱富岡工場
と記載されたままになっているのです。
2016.8.21
 片倉工業㈱のHP-沿革-
https://www.katakura.co.jp/company/charter.htm
によれば、
 1987.3 富岡工場の操業休止
 2005.9 富岡工場の建物等を富岡市に寄付
 2006.1 富岡工場社有地を富岡市に売却
となっています。
2006.12.3
いまの状況に合わせた案内標識にするのであれば、
 世界文化遺産 旧富岡製糸場
とだけ標示して、
 片倉工業㈱富岡工場
は消してよい(といいますか、むしろ消すべきかと)と思うのです。
2016.8.21
日本全国あるいは外国からも旧富岡製糸場に来られる方々に対して、いまの状況に合った案内を心がけることは、とても大切なことではないかと思います。
有名な観光地に出かけたとき、町村合併前の地名のままであったり、旧称のままであったりといった案内標識を見ますと、
 『この観光地は、訪問する人への思いやりが欠けているのだろうな』
 『だらしないまちなのだろうな』
と、私は思ってしまいます。
一事が万事ということばがあります。
「故事ことわざ辞典」によれば、
  一つのことを見れば、他のすべてのことが推測できるということ。
  一つの小さなことに見られる傾向が、他のすべてのことに現れるということ。 
という意味だそうです。

旧富岡製糸場に来られた方々のなかには、
 この案内標識、まだそのままなのか・・・と気づかれる方もいることでしょう。

いろいろなこと、小さなことにいたるまでの目配り、気配りができなければ、旧富岡製糸場を再訪したいと思う方が増えないのではないかと・・・、そんなふうに私は感じました。

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