2016年8月22日月曜日

公共交通を守るために

「官民一体で取り組む必要がある」

2016.8.21 
きのう(8/21)の朝です。
西の空に月が残っていて、鹿岳(かなだけと読みます。画像の左、ラクダのコブのように見える山です)がくっきり見えています。
コンニャク畑のわきを通過する下仁田駅発、上りの一番電車です。
読売新聞「論点」に掲載された
 公共交通の再生 官民一体で
を読ませていただきました。
2016.8.21 上州富岡駅東側の踏切・レール・駅舎など
地方の鉄道については、従来から厳しい経営が続いていますが、最近では鉄道沿線の人口減少や高齢化の進展にともない、鉄道利用者も減少しつつあるといわれています。
インフラ費用を公的資金で支援することは、いまの時代状況を考えるとき、とてもよいことであると私は思っています。
2015.1.28 上流鏑川橋梁で塗装工事用の足場づくりをしているようす
乗り合いバスをはじめとして、物資流通のトラックなどの自動車は、高速道路などの有料道路を除き、公的資金で整備された道路を〝無料〟で通行することができますが、鉄道の場合、鉄道会社がレールや橋梁などを自力でつくり、それを維持管理していかなければなりません。
宇都宮氏の
 誰もが自由に移動できる社会を公的に支えていく。これは世界の常識である。
 社会の基盤である公共交通の維持と更なる活用に官民一体で取り組む必要がある。
のお考えについては、まさにそのとおりだと思います。

地方の鉄道、とくに地元の上信電鉄について、いささか思い入れがある私としては、宇都宮氏の
公共交通の再生 官民一体で
は、とてもうれしい内容でした。

これからの地方鉄道、その存続について、国や自治体などにおいて、上下分離の実施やインフラの公的支援の充実など、それぞれの鉄道の経営状況等に応じて、必要な施策を講じていただきたいと思っています。

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