2018年10月9日火曜日

米はみんなうまいんだ!

米にまずい、うまいがあるものか!

私がある職場に勤務していたとき、いつも元気に出勤してくる同僚が、浮かない顔をして部屋に入ってきたので、どうしたのか?なにかあったのか?と聞いたところ、
 
 実は、朝ごはんのとき、せがれを怒っちゃいまして・・・

と、ぼつぼつと話はじめた内容をまとめますと、おおよそつぎのようになります。
育ち盛りの男の子のため、かなりご飯を食べるそうで、奥さまが家計費のやりくりをするなかで、それまでに食べていた米よりワンランク下の米に変えたところ、そのご飯を食べた息子さんが、
  
 けさのごはん、まずいな。

と言ったことに対して、

  贅沢なことを言うな!
  白いご飯が食べられるだけありがたいと思え!
  米にまずい、うまいがあるものか!
  米はみんなうまいんだ!
  いやだったら食うな!

と、息子さんに怒ってしまったというのです。
同僚は私より年長でしたが、子どものときに麦ごはんを食べていたことをはじめとして、甘いものがなによりものごちそうであったことなど、小さいときの思い出話になると、同じ話題で盛り上がったものでした。
そのときの話題の結論といいますか、最後には

 子どものとき、米にうまい米、まずい米があるなんて、まったく知らなかった。
 米のごはんが食べられるだけで、ほんとうに幸せでしたよね。
 米はみんなうまかった。

とお互いでうなづいて、食べ物の話題を終えたものでした。

同僚にしてみれば、
 贅沢なことを言うな!
という意味であったのでしょうが、まさにジェネレーションギャップということで、若い人との意識の差がよく表れた米の話題ということで、新米が出回りはじめるころになりますと、この同僚宅での〝せがれを怒っちゃいまして事件〟を思い出します。
いま、外食してみて、全体的においしいご飯を提供する店が増えてきたように感じます。
私が子どものときには、想像すらできないおいしいごはんを食べることができるようになりました。
先に、このブログ(↓)

食わなきゃ仕事できねぇ  食っての頑丈だ!

をアップしたところ、たいへん多くの方に閲覧していただきました。
雪ほたか米が世界最高米に選ばれたことを紹介したブログ(↓)

雪ほたかが世界最高米に!!    世界一高価な米(ギネス世界記録認定)

も多くの皆さんに閲覧していただきました。
なんだかんだと言ったところで、やはり多くの皆さんが米好きということだと思うのですが、おいしい米をつくる努力をされている研究者の皆さん、米づくり農家の皆さんをはじめとして、おいしい米を供給してくれている関係者の皆さんには、ほんとうにありがたいことだと思っています。
これからもおいしい米を腹いっぱい食べられる平和な日本であってほしいと思っています。
私は子どものころを思い出しては、白いごはんが腹いっぱい食べられるだけで、ほんとうに幸せなことだと思っています。
いま、実りの秋を迎えています。
2018.10.7 妙義山をバックにした稲穂
今年もスーパーなどの店頭に、全国各地からの新米が並びはじめました。
おいしい米を腹いっぱい食べて、元気なからだをつくりたいものです。


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