2018年4月9日月曜日

ヘビノネゴザ

金 鉱 探 し

江戸時代とか、それ以前の時代において、人々はどのようにして鉱脈探しをしていたのだろうか・・・と、そんなことを思いながら子どものとき、金鉱探しをしていたものでした。
ヘビノネゴザがいっぱい生えているところには、鉱脈があるということで、むかしの人々は、この植物がいっぱい生えているところで、鉱脈探しをしていたとか・・・

   ヘビノネゴザ 

メシダ科の夏緑性シダ。北海道〜九州の山の岩場や路傍などにはえ,温帯〜寒帯に広く分布する。銅山など他の植物があまりはえない所にもよくはえるので,鉱山の指標植物の一つともいわれ,カナヤマシダの名もある。
  (百科事典マイペディアの解説)
むかしの人々は長年の経験で、ヘビノネゴザがいっぱい生えている場所には、鉱脈があるということがわかっていたのでしょうが、いろいろな探鉱用の機材がなかった時代、ヘビノネゴザと鉱脈の関係といった知識は、とても役立つ知識であったことでしょう。 
 そして、見つけた場所から金や銀、銅などが採掘でき、それが有望な鉱脈であれば、たいへんな喜びであったのではないでしょうか。
ここで紹介する画像の鉱物は、ある鉱山跡地で見つけたものです。
この鉱山跡地は、金山として開発され、その後は銅などを産出したとか。
つぎの画像は、会員のTさんが見つけたものです。
深い山に分け入って、鉱脈探しをしていたむかしのひとびとは、さぞかしたいへんであったと思いますが、よい鉱脈を見つけたときの喜びは、とても大きなものであったことでしょう。
いま、山々が緑におおわれてきています。
これから山歩きをされるとき、ヘビノネゴザがいっぱい生えている場所を見つけて、鉱脈探しをしてみる、というのもおもしろいかもしれません。

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