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2017年12月26日火曜日

2017 すっきりしない

理解や認識が低いのはジオパーク制度そのものでは?

20171222日、日本ジオパーク新規認定および再認定審査結果を日本ジオパーク委員会が発表(↓)しました。


日本ジオパーク委員会は、第31回委員会で保留とした1地域の新規認定の可否及び1011月に現地審査を行った10地域の再認定について審議し、以下のとおり決定した。

新規認定:島根半島・宍道湖中海ジオパーク(申請時は「国引きジオパーク構想」)

再認定:下仁田ジオパーク、四国西予ジオパーク、おおいた姫島ジオパーク、おおいた豊後大野ジオパーク、三笠ジオパーク、とかち鹿追ジオパーク、桜島・錦江湾ジオパーク

条件付き再認定:佐渡ジオパーク、三陸ジオパーク

認定取消し:茨城県北ジオパーク

現在、日本ジオパークは43地域である。

というもので、特筆すべきは茨城県北が日本ジオパークのなかで、初めての認定取り消しになったことです。

   認定取消し
  茨城県北ジオパーク
会員企業、地元企業、ガイド団体、学生プロジェクト等の民間の働きに活動が支えられており、大学に事務局が設置されていることで、比較的自由な活動を展開できる環境がある。
一方で、関係者間の連携が不足しており、それぞれの取り組みがジオパークの活動として表れていない。また、協議会や事務局の運営体制が脆弱であるために、前回の指摘事項である拠点施設の整備やジオストーリーの開拓などが不十分である。ジオパークとして共有できる基本計画と実施計画がなく、保全・教育・ジオツーリズム・ネットワーク活動等の柱も不明確である。
以上のことから日本ジオパークとしての認定を取消しとする。

この認定取り消しに関する朝日新聞の記事をもとに、ヤフコメに寄せられた意見のなかからいくつかを紹介させていただきます。
投稿された意見の全体については、ヤフコメでご覧になってください。
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茨城県北ジオパーク、初の認定取り消し 理由は連携不足
2017-12-23 00:20:00 
引用元 茨城県北ジオパーク、初の認定取り消し 理由は連携不足(朝日新聞デジタル) 
コメント数 229 

ich***** 2017-12-23 02:06:40
大洗町の人々は温かく優しいし飲み食いも美味い。
大子町の袋田の滝は雄大な水量に圧倒されるし、透明で豊富な湯量の袋田温泉に浸かって、ユックリ出来る。
ひたちなか市那珂湊の魚市場は安くて美味い。
日立市の鉱山跡地は、日本を支えた産業遺産、日立製作所の工場群も高度経済成長を支えた、大手メーカーの底力を感じます。
高萩市や北茨城市を訪れた事は有りませんが、それぞれに魅力を秘めている事でしょう。
ジオパーク認定取り消し?学者先生方による制限が無くなって、むしろ観光業に専念する地元には歓迎されるのでは?
もともと国立公園でも国定公園でもない地域ですし、思い切った観光のスタイルを確立出来るチャンスと考えて欲しいです。

hny***** 2017-12-23 01:46:02
我が町も多くの予算を使ってジオパーク認定を受けました。
何か良い事があった人もいるのでしょうが、一般人には無関係です。

h_2***** 2017-12-23 02:49:09
個々の場所を見れば地形・地質でも面白いのに、渓谷・海岸・石炭層・滝・山、何でも有りのPRしたい観光地寄せ集めだからね。
地質的にも説明出来る連続性・統一性が無くて、学問的に地域を区切ってまとめるのが無理。地域の連携が出来てないから取り消しってのは後付けの理由で、指定されたいエリア・範囲ありきで決めたからこうなったと思う。

amb***** 2017-12-23 03:44:07
ジオパークは一般にあまり盛り上がっていない。
自治体もあまり積極的になれないのは理解できる。

nom***** 2017-12-23 00:02:56
ああ、やっぱりね。だって地元に認識されてないもん。
去年初めてジオパークという言葉を聞いたと思ったら、もうなくなったよ…。
そもそもこの制度必要?
「連携」って時点で、何か目的よくわからん。
自然を見てもらいたいの?経済効果のほうが頭にない?

hir***** 2017-12-23 03:34:45
地元の地質や地形の特徴を知れば、より地元が好きになりますよね。
せっかく認定されていたのにうまく活用できなくて残念です。

 htm***** 2017-12-23 00:56:38
ジオパーク委員会、、、、何?

pas***** 2017-12-22 23:05:45
ほとんどネームバリューないんで、問題ない。
無駄な努力でなく、地道に観光案内した方がいい。

nao***** 2017-12-22 23:38:03
そもそもジオパーク認定されることによるメリットは?

cj4***** 2017-12-23 00:59:48
ジオパークと認定されるとなんかあるの?
  
gun***** 2017-12-22 23:27:48
そもそも、日本ジオパークって何?
NHKスタジオパークならわかるけど…。

hhd 2017-12-23 00:18:28
認定受けると利益が出るのか?疑問です。

noname 2017-12-22 22:54:38
指定されるいい事あるのか?

tri***** 2017-12-23 00:36:36
申し訳ないがジオパークがわからない。

jamdanke 2017-12-23 00:26:24
取り消されて正直ホッとしている部分もあるのではないだろうか…

tsu***** 2017-12-23 01:49:03
日本ジオパーク委員会は必要なの?

tos***** 2017-12-23 01:38:41
たしかにたいしたことのないジオパークある。認知度も低い。

aki***** 2017-12-23 01:03:57
認定されると何が良いの?

chi***** 2017-12-22 22:47:07
ジオパーク認定する方もジオパークの認知度が低いから認定する方も取り消しした方が良い

ʕʔ 2017-12-23 03:14:38
理解や認識が低いのはジオパーク制度そのものでは?

 fdf***** 2017-12-22 23:19:20
世界遺産みたいに観光客がわんさか来るだろうと見込んでたけど、認知もなく閑古鳥だからしらけムードだったんでしょうかね。。。役人根性で安易に考えてるからだよ。。。

goo***** 2017-12-22 23:41:06
茨城県北ジオパークのFacebook見ると数日前までも活発な活動とその報告が伺えるんだけど、何が問題なのかもっとお金かけろってことなのか?

pas***** 2017-12-23 00:11:48
怪しい認定事業。
そもそも得体の知れない外野が御墨付きを与えて、それを有難がる国民性が問題。
世界遺産も同様。
日本国民一人一人が認識し大切にすれば良いだけの事。

rpp***** 2017-12-23 00:23:39
そもそもジオパークなんてもんの知名度がほぼない。
認定取り消しになっても、特に影響もないんやないか?

tem***** 2017-12-22 23:31:23
まず、委員会とやらが一番しなければいけないのは、『ジオパーク』とはなんぞや?ということを、市民や国民の皆さんに、広報周知することではないのかな?
ジオパークってなんだっけ?
それ、何するところ?
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私は、茨城県北、とくに大子町に親近感を持っています。
それは、こんにゃくの精粉加工のパイオニアである中島藤右衛門の技術が当地に伝わり、日本で有名なこんにゃく産地に成長できたからです。
蒟蒻神社にお参りさせていただいたこともあります。
 袋田の滝には、こんなにすばらしい案内看板が設置されています。
平磯海岸にもわかりやすい案内看板が設置されています。
なによりも茨城県北ですばらしいのは、IP(インタープリター)の皆さんが大活躍されていることです。
IP(インタープリター)の皆さんが大活躍されていることは、フェイスブックなどで紹介されていますので、ここでは詳述しませんが、私が知っている日本ジオパークのなかでは、いちばんすばらしい活動をされています。

日本ジオパーク委員会では、
① 関係者間の連携が不足しており、それぞれの取り組みがジオパークの活動として表れていない。
② 協議会や事務局の運営体制が脆弱であるために、前回の指摘事項である拠点施設の整備やジオストーリーの開拓などが不十分である。
③ ジオパークとして共有できる基本計画と実施計画がなく、保全・教育・ジオツーリズム・ネットワーク活動等の柱も不明確である。
と評価していますが、①~③の理由が認定取り消しになるということ、これが私には理解できないのです。
どういうことかといいますと、再認定になった下仁田と認定取り消しになった茨城県北との違いが、私にはよくわからないからです。

    下仁田ジオパーク
組織体制の改善がなされ、ジオパークと下仁田自然史館(旧下仁田自然学校)との連携体制が確立されるとともに、地域住民が参加するボトムアップ的な運営が行われ始めている。
また、運営計画も策定され、地質遺産の再評価と保全方法の検討も行われた。
ただし、ジオパークを運営する体制のさらなる強化、運営計画の目標の明確化が求められる。
また、跡倉クリッペなど地域の地質遺産の地球科学的意義を広い視野をもってさらに整理し、地域の各種自然・文化遺産を合わせて、わかりやすく面白いストーリーを提供することも急務である。 
全体としては課題とされた項目について多くの改善がみられ、ジオパークとして再出発する体制が整ったと判断した。
以上のことから日本ジオパークとして再認定する。

この評価のうち、

① ただし、ジオパークを運営する体制のさらなる強化、運営計画の目標の明確化が求められる。
②また、跡倉クリッペなど地域の地質遺産の地球科学的意義を広い視野をもってさらに整理し、地域の各種自然・文化遺産を合わせて、わかりやすく面白いストーリーを提供することも急務である。 


① ジオパークを運営する体制のさらなる強化が必要であり、運営計画の目標が明確になっていない。
② 跡倉クリッペなど地域の地質遺産の地球科学的意義を広い視野で整理していない。
  地域の各種自然・文化遺産を合わせた、わかりやすく面白いストーリーが提供できていない。

とすれば、下仁田も茨城県北と同様に、

 以上のことから日本ジオパークとしての認定を取消しとする。

との結論が導かれる可能性もあるのではないかと思われるからです。

しばらくすれば日本ジオパーク委員会が審査に関する協議内容を公表すると思います。
それを読めば、2年前に条件付き再認定になったときの指摘事項とその改善状況など、下仁田と茨城県北の結論が分かれたところもわかると思いますが、2017.12.22以降、すっきりしていないといいますか、もやもやした気分です。


このブログの
 理解や認識が低いのはジオパーク制度そのものでは?
は、ヤフコメのなかにあった意見を使わさせていただきました。

ジオパークの活動に参加したり、ジオパークの活動に興味を持たれている方は別にして、一般的には認知度が低いということ、残念ですがこれが実態でしょう。
今回の審査によって、認定取り消しのジオパークが出たことによって、いま日本ジオパークになっている地区をはじめ、これから日本ジオパークを目指そうとしている地区には、ある意味で〝大きな警鐘〟となったような、そんな感じを私は受けています。
といいますのは、
 『こんな理由で認定取り消しになってしまうのか、たまったものではないな』
という印象を多くの人々に与えたでしょうし、
 『そもそも日本ジオパーク委員会の審査の視点がどこにあるのだろうか?再認定と認定取り消しの基準は、どうなっているのだろうか?』
という疑念を多くの人々に抱かせることになったといえる、そんな感じも私は受けています。

ヤフコメに

  そもそもジオパーク認定されることによるメリットは?

というのもありました。

今年の審査結果を考えるとき、多くのジオパークの関係者に対して、
 日本ジオパークに認定されて、
  なにかいいことがあった?
   なにかメリットがあった?
といったことを考える契機にしてもらおうという、日本ジオパーク委員会にはそんな目的があったのかな・・・と、ぼんやり考えています。

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