2017年8月18日金曜日

農家が養蚕で食べていくためには

やり方しだいということかも・・・

2017.8.15の上毛新聞に、
 熊本・山鹿に世界最大級工場
  養蚕振興へ本腰
という記事が掲載(↓)されました。
毎年のことですが、8月のお盆が近づくころ(もう今年のお盆は過ぎましたが)になりますと、子どものときにお蚕あげの手伝いをさせられたことを思い出します。

養蚕・おかいこ  こどものころの思い出
http://geogunma.blogspot.jp/2014/07/blog-post_9.html

しかし、徐々に養蚕農家が減り、いまや富岡市内でも数軒といった状況になっています。
なぜかといえば、繭の価格が低迷して、農家が養蚕で食べていくことができなくなったからです。

よい繭ができたとしても まずは農家がよい価格で 
   繭を売れないことには 養蚕は続かないのでは・・?
http://geogunma.blogspot.jp/2016/03/blog-post_28.html

ブログ(↑)に書いたとおり、
 繭がよい価格-すくなくても採算がとれる金額で売れないことには、
    農家は養蚕を続けていくことができないのです。
この記事を読む限りでは、熊本県山鹿市の取り組みは、たいへんすばらしいことだと思います。
耕作放棄地や廃校跡を活用して、現時点でも25人の雇用が生まれているとのこと、これからの事業成功を期待しているところです。
これからは、たんに桑の苗木を植えるのでなく、養蚕から製糸、あるいは山鹿市の構想にあるとおり、医薬品や化粧品開発なども展望した事業展開をめざすことが必要なのかもしれません。

0 件のコメント: