2015年11月18日水曜日

ユネスコの正式事業化へ!!

世界ジオパーク

このニュース(↓)は、ジオパークの活動に関心がある方々にとって、たいへんうれしいことではないかと思います。
日本ジオパークネットワークのHPで紹介された
  「2015年11月17日 世界ジオパークのユネスコ正式事業化が決定いたしました」 です。

こちらは、日本経済新聞のネット版です。

私もジオパークの活動に関心を寄せるひとりとして、このニュースをたいへんうれしく思っています。
ユネスコの正式事業になることによって、これまでよりも認知度が高まり、保全と活用の両面において、大きな効果をもたらすであろうと思うからです。

ちょうど、この日(2015.11.17)の上毛新聞「三山春秋」では、島原防災の日とあわせて、島原半島が世界ジオパークのひとつであることや、嬬恋村と長野原町が日本ジオパーク認定をめざして活動していることを紹介しています。
火山災害に対する防災教育とジオパークの役割についても述べられています。
浅間山のふもとにある嬬恋村と長野原町でめざしている日本ジオパーク認定について、
  噴火活動が生んだ大地の遺産として第一級の素材だろう
と述べ、日本ジオパーク認定への大きな期待を寄せています。
世界ジオパークがユネスコの正式事業になることによって、日本ジオパークとして認定されている地域にとっては、これから世界ジオパークをめざすうえで、より大きな目標が生まれたということにもなります。
以前、浅間山ジオパーク構想推進協議会の皆さんが下仁田に来られたことがあります。

 浅間山ジオパーク構想推進協議会の皆さん
ようこそ! 日本ジオパークの町・下仁田へ (2015.8.13)
http://geogunma.blogspot.jp/2015/08/blog-post_13.html

このとき、協議会の皆さんといろいろお話をさせていただいたのですが、どなたもとても熱意があって、将来における活動展開をも見据えて、真剣に考えられていることを、とてもすばらしいことであると思いました。
いま、日本ジオパークに認定されている地域のなかには、行政も住民も日本ジオパークに認定されることをゴールと考えて、日本ジオパークに認定されれば、多くのお客さんがやってくると期待しているだけで、ジオパーク活動を通じて、自らの地域をよくしようと考えていない・・・、といった地域があるやに見受けられます。
浅間山ジオパーク構想推進協議会の皆さんには、そのようなことがなく、かなり先までのこと-自らが磨き上げていくことの大切さ-も十分に認識されているように感じました。

浅間山ジオパーク構想推進協議会には、日本ジオパークに認定されたあと、ユネスコの正式事業になった世界ジオパークをめざして、これからもがんばってほしいと思っています。

 応援したい!!!  浅間山ジオパーク構想 
http://geogunma.blogspot.jp/2015/07/blog-post_8.html

地元紙・上毛新聞「三山春秋」とユネスコの正式事業化というジオパークの話題について、たまたま2015.11.17に重なったのだと思いますが、その〝奇遇〟を喜んで、このブログ記事を書かせていただきました。

浅間山ジオパーク構想推進協議会の皆さん、これからもがんばってください。


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