2015年11月6日金曜日

1000本完売-下仁田ねぎ

まだおいしくなっていないのに・・・

「上毛新聞の記事(↓)を読んだ」といって、友人から電話がありました。
その友人によれば、
 まだ旬でない下仁田ねぎをこのようなイベントで売るとは、とんでもないことではないか。
 こんなことをすれば、おいしくない下仁田ねぎを食べた人々は、
  おいしいというけれど、なんだこんなものか下仁田ねぎの味は!
 となってしまい、マイナス効果になるだけだろう。
 いまは、まだおいしい時期でないので、下仁田ねぎをお売りすることができません、と注意書きをしておいて、
 12月から販売しますので、よろしかったらご注文を、と注文書を用意して行けばよい。
 ということでした。
下仁田ファームの記事を引用させていただきました。

下仁田ねぎは霜にあたって甘くなる
 といわれ、上の記事にあるとおり、寒さで青葉が枯れてきたころから、より甘みが増してくるもので、このころが下仁田ねぎの旬となります。
もりちゃんの記事を引用(抜粋)させていただきました。
下仁田ねぎは、霜に2~3回あたったころに甘みがのってくるもので、ほんとうにおいしいのは、寒くなってきてからということになります。

その友人によれば、
 このイベントで売り上げがいくらあったか知らないけれど、
 そんな売り上げにかえられないマイナス
  -長い目でみれば、下仁田ねぎの産地の名声を落とす-
 自滅的な行為といえるかもしれないね。
 なにしろ、よくできていない渋いリンゴを売るようなものだからな。
 旬でないと承知しているのであれば、いくらか売り上げがほしかったのかもしれないが、絶対にやってはいけないことだよね。
 これから下仁田で下仁田ねぎが売れなくなってしまう、といったことにもなりかねないよね。
とのことでした。
私のブログ記事ですが、だいたい12月初めに本格的な降霜となります。
下仁田で下仁田ねぎを栽培し、おいしくなる時期をお客様にお伝えしている農家の方々は、2015.11.3の上毛新聞の記事を読んで、どのように思っているのだろうかと考えています。

おいしくなってきたときに下仁田ねぎを購入していただいて、おいしく召し上がっていただき、
 やっぱり下仁田の下仁田ねぎの味は、日本一だ!格別だ!!
という評価をいただくようにすること、これこそ公が行うべき仕事-農業・観光・商業などの振興-ではなかろうかと友人に刺激されたわけではないのですが、私も友人と同様に考えているところです。

ところで、電話をくれた友人の最後のひと言、
 今年の年末も下仁田ねぎを送ってくれるだろうね?
   楽しみにしているからね。
                         でした。

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