2018年3月13日火曜日

下仁田自然学校研究交流集会で発表

鉱山研究会

2017.3.10(土)午後に開催された研究交流集会において、今年も鉱山研究会の発表をさせていただきました。
鉱山研究会代表の和田晴美さんが発表しました。

昨年の発表は、こちら(↓)をご覧ください。

鉱山研究会を紹介させていただきました! 下仁田自然学校 研究交流集会

下仁田自然学校では、毎年この時期の午前中に評議員会を開き、午後に普及講演会と研究交流集会を開催しています。
今年の普及講演会では、本宿陥没研究会の赤松さん、新井さんによる「群馬県下仁田町西部に分布する本宿層中の第二次陥没にかかわる新発見」をはじめ、ふたつの講演が行われました。
講演の内容は、たいへん興味深いものであり、下仁田町にお住いの皆さんにお聴きいただければ、とてもよかったのではないかと思うのですが、講演を聴いているのは午前中の評議員会に出られた人々ばかりで、数名の下仁田町在住の方が来られただけであったのは、ほんとうに残念なことでした。
下仁田自然学校では、下仁田町役場のご協力をいただき、町の広報紙などで講演会の開催を住民の方々に知らせていたと思うのですが、あまりにも少ない住民の参加を考えるとき、もっと開催についてのPRの方法をはじめ、「聴きに行っても難しくて、わからないので・・・」といった声も耳にしますので、わかりやすく伝える工夫をこらすなど、下仁田町の方々に関心をもっていただくことを早急に考えたほうがよいのではないかと、そんなことを思いました。
研究交流集会では、いつつのグループが発表したのですが、私が知る限りにおいて、グループとして活発に活動しているのは、本宿陥没研究会、兜岩層研究会、鉱山研究会ぐらいであり、いくつかのグループ(上のグループ以外)は、活動休止状態になっているやに聞いています。
これは、グループ構成員の高齢化によるものであり、若い人たちの入会、加入が少ないことが要因だと思います。
先に紹介したブログ(↓)
3月定例会一般質問 岩崎正春さんのブログから
において、下仁田町議会議員の岩崎正春さんが、
 若い研究者のための環境づくり
といった項目での質問もされています。
現時点では、議事録が公開されていないため、下仁田町長がどのように答弁したかは知りませんが、
  若い研究者が下仁田町に行って研究してみたい
と思わせる、そんな施策を下仁田町が講じていけば、つぎの世代が下仁田町で育ち、下仁田自然学校と研究グループの活動を活発にして、それが充実した活動-下仁田町の方々の参加を得た活動展開-を続かせることになり、ひいては下仁田町の発展に資することになる、ということではないでしょうか。
もっと下仁田町の方々にお出かけいただき、見ていただきたかった展示であり、鉱山研究ほかの発表を聴いてほしかったと思っています。
鉱山研究会では、今年(来年度)もいろいろなことをやっていこうと考えていますので、どうぞ皆様には、今後ともよろしくお願い申し上げます。

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