2018年9月2日日曜日

世界文化遺産・旧官営富岡製糸場の入場者数

あれ・・・? なくなっている!!

先日、富岡市の広報紙(9月号)が配布されました。
 ↑の画像の右側が9月号で、左側が前月の8月号になります。
8月号(↑の左側)までは掲載内容に変化はありましたが、旧官営富岡製糸場の入場者数が最終頁の下段に掲載されていました。
ところが、9月号(↑の右側)の最終頁に、旧官営富岡製糸場の入場者数が掲載されていません。
富岡市の人口も9月号に掲載されていないため、『どこかの頁に引っ越しをしたのだろうかな・・・』と思って、9月号の頁をめくっていたところ、3頁に人口は掲載(↓の右下)されていましたが、旧官営富岡製糸場の入場者数の掲載はありませんでした。
『どうしたのかな・・・』『私の見落としかな・・・』と思い、何度か見直したのですが、旧官営富岡製糸場の入場者数の掲載を見出すことができませんでした。
そこで、

しるくるとみおか 富岡市観光ホームページ

にアクセスして、旧官営富岡製糸場の入場者数を調べてみました。
それが、つぎの表です。
 8月末までの入場者数が発表されていました。
 私が計算したところ、発表の188,910人は
7月分までの入場者数で、
8月分の入場者数は含まれていません。
これまでの入場者数をもとにして、対2014比(%)から対2017比(%)で並べてみると、↑の表(この表は、私がつくりました)のとおりになります。
2018年度の数字をみますと、現在までのところ2014年度・2015年度のおよそ2割となっています。
入場者数が大幅に落ち込んだ2016年度・2017年度に比べても、現在までのところ2018年度の入場者数は、およそ3割あるいは4割ほどになっています。
いつごろからであったか記憶していませんが、入場料収入は公表されなくなっていて、入場料収入がどうなっているかはわかりません。
情報公開が大きな流れという時代にあって、富岡市の広報紙から入場者数を掲載しなくなったほか、以前から入場料収入を公表していないのは、時代の大きな流れに逆行しているといってよいかもしれません。
もっときめ細かく情報を市民に提供し、富岡市政全般、とくに財政状況などについて、市民が正しく判断できるようにすべきではないだろうか・・・と私は思います。
9月号の富岡市報には、公共施設の維持が財政的に難しいと市長のコメントにありますが、普段から情報提供を市行政が積極的に行わずして、市長の思いが市民に伝わるかは疑問です。
地区別懇談会の主な意見(↑)のなかに、旧官営富岡製糸場の維持などに関する意見が見当たらないので、↑の黄色い枠内の案内に従って、富岡市のHPにアクセスしたのですが、詳しい報告書を見つけることができませんでした。


おっちょこちょいなうえ、こういった機械の扱いに不慣れなため、うまく検索できないのかもしれませんが、広報紙・ホームページにおいて、必要な情報をきちんと市民に提供し、市民の誰が見てもわかりやすい工夫を、もっとすべきではないかと思うのですが・・・、いかがでしょうか。

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