2018年9月14日金曜日

ふるさと納税って正しい制度なのだろうか・・・?

誰もが得したいと思う、その気持ちを
刺激しすぎていないだろうか・・・?

そもそも返礼品がどうのこうのという以前に、ふるさと納税そのものが正しい制度といえるのだろうかと、私は疑問に感じています。
どうせなら〝還元率〟がよいところへ、
と思うのは欲が深いというより、こういった制度がある以上、バックしてくるものが多いほうを選ぶのは、当たり前のことであり人情といってよいかもしれません。
ふるさと納税の制度の本旨といいますか、もともとの目的どおりにふるさと納税の制度が運用されれば、それなりに効果的な制度であったかもしれませんが、
 国民→有利な返礼品がほしい。
 自治体→財政難の折、いただけるものはいただきたい。それもたくさんに。
という〝欲〟を刺激するような制度であったところにふるさと納税制度づくりの根本的な失敗があったのではないかと私は思っています。
それにしてもすごい返礼品がいっぱいある(↓)ものだなと、改めて驚いています。 
国民の誰もが公平、公正であると思える税制をつくってほしいものだ思います。
今後は、こういった返礼品(↑)がなくなっていくのかもしれませんが、返礼品の内容、〝還元率〟をもとにして、『この自治体にしよう。ここが儲かるから』と考え、その自治体に決めるというのは今後も続くのではないでしょうか。
返礼品を30%以下の地場産品としたとしても、そのなかで国民が有利な返礼品を選ぶということは、今後も続いていくことでしょう。
ふるさと納税はやはりおかしな制度ではないかと、そんなふうに私には思えるのですが・・・。

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