2018年9月10日月曜日

それが、うちの流儀だ!

おっきりこみに生煮えの大根?!

先日、とても残念なことを聞きました。
ここでは、Fさんとしておきますが、このFさんが「××市に行くのだけれど、群馬県の名物おっきりこみがおいしい店を紹介して」と知り合いのIさんに依頼され、××市の〇〇という店を紹介したのだそうです。
Fさんによれば、Fさんご自身が食べてみて、『この店であればだいじょうぶ』と思い、自信をもっておすすめしたとか。
上の画像は、この「うどんの百科事典」から引用させていただきました。
Fさんに店を紹介されたIさんがおっきりこみを食べたところ、大根が生煮えだったので、
 大根が生煮えですが・・・
と店のひとに伝えたところ店主(だと思うとのこと)に、
 それが、うちの流儀だ!
と一喝されてしまったとFさんに電話があったというのです。
このときの状況が私にはわかりませんので、軽々に店側の対応をどうのこうのというつもりはまったくありませんが、客に提供したおっきりこみの大根が生煮えであったことが事実であれば、
 誠に申し訳ありません。
 すぐに料理を交換させていただきます。
という対応をすべきであったのではないだろうか・・・と私は思います。
この話を聞いて、私がとても残念だと思ったのは、貴重な観光資源でもある群馬県の伝統食について、こういった店があることによって、評判を落としてしまうことになるのではないかと感じたからです。
いま、日本全体が観光開発、あるいは外国人観光客の誘致などに取り組んでいますが、どこかの店の対応がよくなかったというだけで、その地域の店全体までが「あそこはよくないよ」というマイナスの評価を受けて、それが口コミなどで広がれば、大きな損失となるのではないでしょうか。

おっきりこみを提供する店は、富岡市にもあります
おっきりこみは、群馬県で生まれ育った人には、まさにソウルフードともいうべき存在であり、そのおっきりこみを提供される店では、いつでもおいしいおっきりこみを提供し、 
 ××市の〇〇のおっきりこみはおいしかった。
 また群馬県に行って、おっきりこみを食べたい。
と訪れた方々に思っていただけるようにしていただきたいものです。

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