2017年10月18日水曜日

おっ、これは!

と思ってそばに近づいてみると・・・

なんと、馬頭観音でした。
最初、遠くから見たとき、全体の姿や新しい感じから、最近の作家さんが制作された石像かなと思ったのですが、立札を読んで、江戸時代の末期に制作されたものと知って、たいへん驚いてしまいました。
三面馬頭観世音菩薩といって、1853(嘉永6)年に制作されたもので、二手橋近くから旧軽ロータリーに移設したものだそうです。
たいへん貴重な馬頭観音だそうですが、苦しみや悲しみをこらえているかのような表情には、とても圧倒されるものがあります。
今年の6月、旧軽ロータリーに移設されたとのことです。
旅人や馬などが安全に通行できるように、と多くの人々の思いがこもった馬頭観音は、時代が違っても、そしていまの時代でも、往来する人々の安全な通行を見守っていることでしょう。
旧軽におでかけになったときは、旧軽ロータリーの三面馬頭観世音菩薩におまいりして、旅の安全をお願いしてみるのもよいかと・・・きっとご利益があると思います。

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