2017年1月26日木曜日

このプランで効果があるのかな・・・

と思ってしまいました。
- 富岡倉庫 オープンハウス -

2017.1.25(水)の午後、富岡倉庫に出かけてみました。
富岡倉庫に世界遺産センターを設置することに決まったとの新聞記事を読み、どのような活用プランが提案されているのかを知りたいと思ったからです。
 富岡倉庫の出入り口に貼られているポスターです。
 富岡市役所側の出入り口付近から撮ったものです。
「老朽化しているため耐震補強が必要である」とか「老朽化により床がきしんでいる」といった説明が散見されます。
倉庫本体の建物は、外見上はしっかりしているように見えますが、内部の木造部分をはじめ鉄骨造の差し掛けなどは、かなり錆びていたり、ところどころ屋根が抜け落ちていて、全体的にいたみが激しいように見受けられました。
耐震補強工事を実施するとのことですが、この工事費もかかるだろうなと、素人目には、そのように思えました。
建物全体の状況をみて、富岡製糸場のレンガ造りと合わせて、この倉庫を利用して、イメージづくりをしていこうということかもしれませんが、いまの時代の建築関係の規制基準に合致した建物をつくり、それを世界遺産センターにしてもよいのではないかなと、そのほうが安上がりではないのかな・・・と、そんなことも感じました。
現状の把握と対応策ということになるのでしょうが、提案されているプラン全体を見て、このプランで効果があるものだろうか・・・と思ってしまった内容でした。
まちづくりなどの専門家が考えたプランでしょうし、このプランを市民に提案しようと富岡市の内部意思決定がなされたのでしょうが、私には、ここに来てみたいとは思えないプランであり、まったく魅力のないプランに思えました。
 アンケート用紙をいただいたので、いくつか書いたのですが、

  〇 世界遺産センターの展示内容にもよるだろうが、わざわざここに見に来られる人がどれだけいるだろうか。
  〇 ここにレストランをつくるのでなく、まちなかの飲食店のメニューや接客態度を磨き上げ、食べに寄りたくなる飲食店を
   増やし、まちなかをにぎやかにすべきでは?
  〇 乾燥機を展示するとのことだが、これが珍しいものであれば別だが、これを展示しても見る人はいないのでは?
  ● 全体的に集客効果が期待できないプラン(イベントも含めて)だと思った。
   このプランでは、リピーター確保は無理ではないか。

と、こんなことをアンケートに書いたと記憶しています。

気になったことがひとつ。
それは、場内の掃除、整理整頓がされていないことです。
内部を公開するときには、その公開部分だけでなく、場内全体の清掃、整理整頓ぐらいは、きちんとおこなっておくべきではないかと私は思います。
こういったところに目配り、気配りができてこそ、多くの方々に
 富岡は、きれいなまちで、気持ちよいまちだ。富岡へ行ってみよう!
と思っていただけるのではないでしょうか。
余分ごとかもしれませんが、場内の汚さが気になりましたので、ひとこと申し上げました。

2 件のコメント:

ふか草 さんのコメント...

なぜ、当時のまま残っている甘楽社の遺産をくりぬいて書架にする?
なぜ、乾繭工場の中で養蚕や繰糸を見せなくてはいけないのか?
そんな木に竹を接いだみたいな展示で、養蚕や製糸に対する正しい理解が深まるのか?

甘楽社を紹介する資料館になるならわかるけれど・・・

Yuji,Honda さんのコメント...

ふか草さん、ありがとうございます。
結局は、器械製糸の功績を際立たせたい、それも旧富岡製糸場の功績をということであって、甘楽社などの座繰り製糸のことは、紹介したくないということではないでしょうか。
こういった考え、姿勢によって、いまの世界文化遺産を構築したため、群馬県全体はもちろん、わが国全体の養蚕・製糸業にかかる歴史をわかりづらいものにしたと私は考えています。
とくに群馬県の場合、座繰り製糸が果たした役割は、とても大きかったと思うのですが、そういったことへの視点を欠いている、それが世界文化遺産といえるのではないでしょうか。