2016年3月6日日曜日

ED4217-アプト式の電気機関車

ラックレールとピニオンのかみ合わせ(横川・軽井沢)

ずっと前のことになりますが、鉄道マニアの方からいただいたものです。
ED4217の運転席にオープンリールテープの録音機を持ち込んで、
 横川・軽井沢間での走行音を録音したもの。
 それをダビングしたテープだ。
とお聞きしているだけで、録音日などのデータは、まったくわかりません。
1963(昭和38)年930日に粘着運転への切り替えによって、ED42の使命が終わることになるわけですので、この走行音は、この切り替え以前に録音されたことになります。

ED4217の走行音です。
熊野平駅跡などの風景をご覧いただきながらお楽しみください。

現代は、さまざまな録音機械があり、簡単に走行音などを録音することができますが、むかしは簡単なことではなかったと思います。
ED4217の走行音をお聞きいただき、これを録音されたときのご苦労をしのんでいただけたら・・・と思っております。
「さよなら碓氷線(あかぎ出版)」には、ED42の雄姿とともに歴史が細かく掲載されていて、鉄道ファン必読の書といってよいものです。
軽井沢駅近くの矢ケ崎エントランスです。
運転には、たいへん高度な技術が必要であったとのこと。
碓氷峠にお出かけいただき、
ED42が走行していた時代にも思いをはせてみませんか。

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