2014年2月4日火曜日

上信電鉄-上州富岡駅

新駅完成式&新車両出発式

【群馬県庁のHPから引用】

上信電鉄「上州富岡駅」の新駅舎完成式及び新車両の出発式を行います(都市計画課・交通政策課)


1.日時  : 平成26年3月1日(土)午前11時00分より
2.場所  : 「上州富岡駅」新駅舎内
http://www.pref.gunma.jp/houdou/h5900037.html

撮影:2013.11.17
私には、建築に関して、うんちくを傾けられる知識はありませんが、この駅舎のデザインは、いったいどこがいいのだろうか・・・と思っています。
撮影:2013.12.24
まさに屋上屋を重ねたようなデザインで、夏の暑い日差しをやわらげる効果でもあるのでしょうか。
撮影:2014.2.3
富岡市は、群馬県内のなかでも冬の西風は、比較的静かなほうだと思いますが、それでも冬に吹く乾いた西風の強烈さは、やはり群馬の空っ風。

屋上屋のような構造には、そうした冬の厳しい風や寒さをやわらげる効果でもあるのでしょうか。

交流スペースなどとなっていますが、このようなスペースが、ほんとうに必要なのでしょうか・・・
撮影:2013.11.10
私は、心配性なのだと思うのですが、この駅舎の維持管理の一切を今後上信電鉄が行っていくとすれば、その費用は大きなものになるのではないだろうか・・・と、とても心配しています。

おそらく、上信電鉄にとって、これから先、富岡駅の維持管理が大きな負担となっていくことでしょう。
富岡駅が新しくなったからといって、上信電鉄の沿線住民としては、素直に手放しで喜べない、そんな気持ちがします。
撮影:2014.2.3
下の写真は、富岡駅前通りです。
撮影:2014.2.3
もうひとつ気になることは、富岡市役所の新庁舎計画によれば、富岡製糸場見学の導線として、新庁舎のなかを通過することを想定した案になっていることです。
上毛新聞の記事によれば、
 「世界遺産登録で多くの観光客が訪れることを見据え(略)各棟の中央に製糸場への通り道となる中庭をつくる」
となっていることです。
ここを富岡駅から富岡製糸場への通り道にするとは書かれていませんが、いまの富岡駅前通りから宮本町通りを経て、富岡製糸場に行くより、富岡駅から新庁舎の中庭を通れば、富岡製糸場までの距離が短くなるため、結果として多くの人々が富岡駅から新庁舎の中庭を通り、富岡駅前通りなどを通らなくなると考えられます。

せっかく富岡駅が新しくなるのにもかかわらず、そうでなくてもさびしい富岡駅前通りや宮本町通りを、ますますさびれさせてしまうことになるのではないか・・・そんな心配もしています。

0 件のコメント: