2014年2月27日木曜日

記録的な大雪

国道などの峠、たとえば国道254号の内山峠の
群馬県側・長野県側にチェーン脱着所を設置して、
チェーン規制を実施したらどうでしょうか?

降雪時に動けなくなる自動車の大多数は、スタッドレスタイヤでなくノーマルタイヤのまま、それもタイヤの溝がすり減って、つるつるになっているタイヤで走ってきたというものや、チェーンを持ち合わせていないといった〝不心得なドライバー〟が運転している自動車です。

こうしたドライバーが雪が積もる坂道を登ろうとして、登りきれずに動けなくなり、後続の自動車を巻き添えにして通行止めに・・・というのが、私が知る雪の日の内山峠でのようすです。

いったん雪の坂道で止まってしまいますと、スタッドレスタイヤやチェーンを装着していても再発進は、なかなか容易なものではありません。

雪道に慣れていないドライバーは、スリップして動けなくなったあとも、なんとか動こうとして、アクセルをふかし、さらにタイヤを空回りさせて、もっと悪い状況にしてしまうのですが、雪道の運転技術も知らず、雪の坂道を登ろうとする度胸(無鉄砲?)には、ほんとうに感心してしまいます。

以前のことになりますが、こんなドライバーがいました。

雪の坂道で動けなくなった自動車を動かすため、ドライバーのところに行ったところ、

 ドライバー(若い男性・窓ガラスを細くあけて): 動かなくなっちゃたよ。
 私たち:: チェーンをお持ちですか?
 ドライバー:  持っていないよ。
 私たち: ここであなたの車が止まってしまいますと、後続の自動車が動きませんし、除雪作業ができませんので、この先の待避所まで下がっていただきたいのですが・・・よろしいでしょうか。
 ドライバー: 下のほうに?
 私たち: とても上までは、押し上げられません。
 ドライバー: 今日中に長野に行きたいんだよ。
 私たち: この雪道をチェーンなしのノーマルタイヤで走るというのは、とても危ないと思います。
 ドライバー: 早くに雪をかいてよ。
 私たち: そのためにも、ここから動いていただきませんと・・・
 ドライバー: (しぶしぶうなづいて)わかったよ。
 
といったやりとりのあと、やっとのことで1台の車を道路わきの退避所に動かしたのですが、いったん止まってしまった後続車両を動かすことは、とてもたいへんなことであったことを記憶しています。
撮影日:2005.4.4 (除雪作業をされた建設会社からいただいた画像)
上の画像は、4月に雪が降ったときの内山峠付近のようすです。
雪が降るのは、冬の時季だけに限りません。

桜の花が咲くころであっても雪が降ることがあります。

そこで、私の提案です。
峠越えをする国道などには、それぞれの道路の適当な位置に、
 チェーン脱着所を設置して、
 そこで道路監理員や警察官がチェーンの装着状況を確認し、
 道路が通行可能な積雪状況のときは、
     きちんと装着できている車両のみの通行を認める、
 といった
    チェーン規制を実施したらどうでしょうか、
 という内容です。

この規制を道路管理者が実施できれば、あらかじめ峠の手前で、規制をかけることによって、スリップ事故等を防ぐとともに、除雪作業をしやすくする効果が期待できます。

チェーン規制を実施する際は、雨量による通行規制と同様に、それぞれの路線によって、積雪量による規制基準を定め、それをドライバーによく周知しておくことが必要であることは、いまさらいうまでもありません。

道路の設備として、チェーン脱着所を設置してもよいが、そこがゴミ捨て場のようになってしまうのが困る、というのが道路管理者の悩みであろうと思います。

下の画像は、国道254号の内山峠にある休憩所ですが、心ないドライバーによるゴミ捨てが増えて、休憩所や待避所を道路管理者がやむを得ず閉鎖するといった事態になりました。
撮影:2006.10.25
こういった状態にしないための方策として、
チェーン脱着所でコンビニに営業していただいたらどうでしょうか、
 というのが、この提案に付随してのもうひとつの提案です。
撮影:2016.10.25
コンビニが開店していて、監視カメラ等で駐車場(降雪時のチェーン規制時には、チェーン脱着所になります)を監視していれば、ゴミ捨てなどが行われず、きれいな状態を維持することも可能(となることを願っていますが)ではないでしょうか。
撮影:2016.10.25
コンビニが立地してくれるだろうか・・・という心配があるかもしれませんが、入札方式によって、年間の賃料をコンビニ側で決めていただくとか、なんらかのメリットをコンビニ側に提供すれば、それなりの応札があるのではないかと思います。

チェーン脱着所にコンビニがあれば、ドライバーは温かいコーヒーも飲めますし、トイレをお借りすることもできます。
それに、警察官がいてくれますので、とても安心できる場所になると思います。

また、ここに自動車修理工場の方々が来られて、「チェーン装着します」「チェーンはずします」といった有償のサービスを提供すれば、これも大いに喜ばれるのではないかと思います。

先述した若い男性のようなドライバー(今後もこのようなドライバーは、増えこそすれ減らないと思います)については、

 ここから引き返していただくとか、
 どうしても群馬県側から長野県側に行きたいのであれば
  ここでタイヤとチェーンを購入していただいて、それを装着して登るとか・・・
 この出費が、いやというのであれば、
  コンビニのお弁当を購入していただいて、それを食べながら除雪作業が済むのを待っていただくとか・・・

といった選択ができることになります。

なによりも交通事故を未然に防ぐ効果があること、これがチェーン規制の大きな効果といえるでしょう。

くどいようですが、
  雪道での交通事故防止を図るとともに、
  建設会社による除雪作業の安全確保・早期の作業終了のために、
   ぜひともチェーン規制を実施していただきたいものです。

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