2020年12月25日金曜日

富岡市の財政と世界文化遺産・旧官営富岡製糸場の維持管理

 これからどうなるのか、

たいへん心配です!

 運営費1億円超不足 富岡製糸場

との大きな見出しの記事が、2020.12.23の上毛新聞に掲載されました。

この記事の小見出しには、「コロナ影響」とありますが、記事のグラフにあるとおり、2014年の世界文化遺産登録年の入場者数をピークとして、ここ数年は入場者数が減少していて、コロナの影響だけとはいいきれないほど、減少が続いているのが現状なのです。

つぎのブログ記事は、これまでに私がアップした世界文化遺産・旧官営富岡製糸場に関するものの一部です。

文化財の維持保存には、お金がかかる!!

1987.3.5を覚えていますか?  ひっそりと終止符

その世界遺産 いりますか?-文藝春秋二月新春号 いま住民たちは困惑している

将来にわたって維持・保存の予算が確保できる?

いまの状況は、およそ5億円の入場料収入があればとの甘い見込みで進めてきたところへ、コロナでとどめを刺されてしまった、といったところといえましょう。

「およそ5億円の入場料収入があれば」 「市の財政に負担をかけずに対応できる」 

多くの富岡市民が、

 『世界文化遺産の維持管理費用のために、行政サービスが低下し、困ったことになるのではないかな・・・』

と思っているのではないでしょうか。

世界文化遺産 旧官営富岡製糸場 これから先、ずっと維持していけるのだろうか・・・

富岡市の対応で大きな問題は、市民に入場者数、入場料収入を公開しなくなったことです。

しっかり正確な情報を公開して、どのように進めていったらよいか、市議会だけでなく広く市民に対応策の提案を求めるべきでしたが、これをしなかったことに問題悪化の原因、そのひとつがあったとも考えることが可能かもしれません。

旧官営富岡製糸場の入場者数 あれ・・・? なくなっている!!

つぎのブログをお読みいただければ幸いです。





2020.12.22の上毛新聞には、こんな記事(↓)が掲載されていました。
これから先、富岡市に世界文化遺産があるがために、富岡市民に苦悩の日々がやってくるかもしれない・・・と、たいへん不安な気持ちです。
世界文化遺産・旧官営富岡製糸場の維持管理のために、富岡市が財政破綻に追い込まれないように・・・と、いまは祈るだけです。

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