2016年10月30日日曜日

「君の名は。」展

小海町高原美術館

本日、小海町高原美術館に行ってきました。
長野県小海町出身の新海誠監督の「君の名は。」展を見てきました。
11時過ぎに美術館の駐車場に到着したのですが、整理員の方に「待ってください」といわれるほどの混雑ぶりでした。
駐車場に入ってみたところ、首都圏をはじめ関西方面のナンバーも多く、深海誠監督作品の「君の名は。」の人気のすごさがよくわかる感じがしました。
とてもすてきなリーフレットです。
額に入れて飾っておきたいほどです。
美術館受付前では、若い子たちが記念撮影をしていました。
館内の展示は、撮影禁止になっていますので、ここで紹介することはできませんが、リーフレットの裏には、こんな紹介が掲載されています。
細かな指示が書き込まれた絵コンテをはじめ、映画でのワンシーン、それもたいへん印象的な場面がカラーで紹介されているコーナーは、まさに必見といってよいでしょう。
「君の名は。」の制作過程がよくわかる展示は、新海誠監督ファンのみならず、ひろくアニメファンに見ていただきたいものだと思います。
展示をひととおり見終わって、美術館内のレストランに行ったところ、早くも〝売り切れ〟とか・・・。
「君の名は。」は、すごい人気だ!と実感した一日になりました。

「君の名は。」展は、
2016.12.25(日)まで。
どうぞ、お出かけください。

2016年10月29日土曜日

御仮殿上棟祭:御遷宮

上野國一之宮 貫前(ぬきさき)神社

御遷宮祭の準備進む 上野國一之宮 貫前(ぬきさき)神社
http://geogunma.blogspot.jp/2016/10/blog-post_17.html

において、貫前神社での御遷宮を紹介させていただきました。

きょうの午後には、御仮殿の上棟祭が執り行われました。
 上棟祭がはじまりました。
 神事に関しては、まったくわかりませんので、画像のみということで、ご勘弁ください。
 いろいろなことが行われます。
これは、上棟祭終了後、神主さんに教えていただいたところ、
 いまは参加者全員が綱を引くだけとなっているが、もともとは実際に柱を立てていた、その名残であろう
とのことでした。
 建物の四方に餅などが投げられます。
大きな餅をひろって、うれしそうな少年です。
私も子どものとき、近所などで上棟祝いがありますと、餅などを同級生らと競争でひろったものでした。
この子もいい思い出になったことでしょう。
多くの方々でにぎわった御仮殿の上棟祭でした。

仮殿遷座祭は、
 12月12日(月)に執り行われます。

2016年10月28日金曜日

長瀞ラインくだり

秋のジオパーク秩父へ!!

まだ紅葉には早かったのですが、先日の晴れた日、長瀞ラインくだりを楽しんできました。
この日は、団体予約の関係とかで、岩畳からの出発のみのコースでした。
長瀞ラインくだり(その1)
 長瀞ラインくだり(その2)
長瀞ラインくだり(その3)
 長瀞ラインくだり(その4)
下船後は、マイクロバスに乗せていただいて、乗船場所近くのチケット売り場前まで送っていただきます。
10月下旬から11月上旬が、長瀞の紅葉が見ごろになるとか・・・

そういえば昨年の10月28日には、こんなブログをアップしていました。

パレオパラドキシア-埼玉県立自然の博物館
企画展 大野原標本発掘から40
http://geogunma.blogspot.jp/2015/10/blog-post_28.html

秩父といえば、ジオパーク秩父のジオサイトも見どころですが、鉄道ファンにとっては、パレオエクスプレスが走ることでも有名です。

ジオパーク秩父のジオサイトを見学したり、長瀞ラインくだりを楽しんだり、SLの走る姿を楽しんだり・・と、秩父方面はおてんこ盛りの楽しさいっぱい。
そして、秋といえば食欲の秋。
秩父方面には、おいしい食べ物がいっぱいありますが、きょう紹介しますのは、秩父名物の珍達そば(↓)です。

珍達そば:秩父名物
http://hahumaebayama.blog.fc2.com/blog-entry-56.html

秋のジオパーク秩父へ!!

2016年10月27日木曜日

南牧村 18.3%・神流町 16.9%・下仁田町 15.1% 

「県人口 200万割れ確定」 
上毛新聞 2016.10.27(木)

きょうの新聞各紙には、2015年の国勢調査、その確定値が大きく報じられています。
日本の人口減少については、これまでにいろいろと報じられてきましたが、総人口の減少は、1920年の調査開始以来初めてとのことです。
また、高齢化率が高いものとなりました。
都道府県、市町村の大部分で、人口が減少しました。
群馬県でも大部分の市町村で、人口が減少し、南牧村・神流町・下仁田町をはじめとする中山間地域での減少が目立っているといった結果になりました。

つぎのブログは、これからの人口減少時代にあって、下仁田町や南牧村、神流町と上野村の4か町村が連携したらどうであろうか、という提案です。

「ジオパークぐんま西部」 いっそのこと地域を広げたら?
http://geogunma.blogspot.jp/2016/07/blog-post_8.html

日本の総人口が減ることを悲観的に考える必要はない、という考え、意見もあるようですが、それは日本全体から見れば、そういった考え、意見が成り立つかもしれません。
しかし、お年寄りだけの集落、地域になってしまって、集落全体の共同作業すらできない場所が、日本全体に増えつつあることを考えるとき、こういった集落、地域からの〝撤退〟について、国をあげて真剣に取り組まなくてはならない時期に来ていると言えるのではないでしょうか。

つぎのブログは、これまでに私が紹介してきた書籍とテレビ番組です、

この本でモヤモヤが解決できるかも・・・
   「都市をたたむ」 饗庭 伸著(花伝社)
http://geogunma.blogspot.jp/2016/04/blog-post_12.html

「縮小ニッポンの衝撃」:NHKスペシャル 2016.9.25()
  「もう人間の住むところじゃないと思います」
http://geogunma.blogspot.jp/2016/10/nhk2016925.html

いま、日本は、いろいろな面において、大きな変革期のなかにいるのではないかと思います。
地方創生、地方創生といって、さまざまな施策が講じられてきましたし、いまもそれが継続中ですが、はたして実効性がある施策といえるのかどうか・・・

つぎの表を見たとき、私は思わず苦笑してしまいました。
関東で人口が減少している県は、茨城・栃木・群馬の3県だけなのです。
この3県については、ある調査によりますと、45位・46位・47位といった順位になっているわけですが、それをこの減少数が物語っているのかな、とつい思ってしまったための苦笑ですが、各県や各市町村によって、人口が減ったり増えるということは、その原因が自然減だけでなく、社会減、社会増もあるとすれば、人口が減った県や市町村には、なんらかの大きな原因があるということなのかもしれません。

これからの日本は、
どんな方向に進んでいくのでしょうか・・・

2016年10月24日月曜日

サトイモの冬越し

種イモも確保できますよ

サトイモの栽培を始めたころは、秋に全部を掘り取り、それをイモ穴(これを掘るのがひと苦労なのです)に保管していたのですが、イモ穴から出すときに手間がかかることや穴のなかで腐ってしまって、春に植え付ける種イモが確保できないことがありました。
その後、イモ穴を掘るのがおっくうになってきたので、冷凍庫を購入し、秋に掘ったサトイモの皮をきれいにむいて、1回に食べるぐらいの量に小分けして、それを冷凍し、お正月などに食べていました。
種イモの確保は、できないものとあきらめて、そのころは毎年春に種イモを購入していたのですが、サトイモの種イモは、けっこうなお値段がするため、なんとか種イモを自分のところで確保できないかな・・・と考えていたとき、ご近所の農家の方に教えていただいたのが、これから紹介する冬越し支度です。
まず、土のきわでサトイモの茎を切り取ります。
このとき、土も一緒に切り取るぐらいの感じで、茎を切り取ったほうがよいようです。
手前に見えているぐらいがよいと教えていただきました。
うしろのような切り方は、やめたほうがよいようです。
サトイモが植えてある列にそって、スコップで土を掘り、それを茎を切り取った畝の上に乗せていきます。
土を乗せたところをスコップで、トントンと軽くたたき、とくに茎と土の間にある隙間に土がよく入るようにします。
この作業とあわせて、ビニールをかけるための溝を掘 っておきます。
私に教えてくれた農家の方は、コメづくりもしていて、稲わらがたくさんあるということで、畝の上に稲わらの束を並べるのですが、私はスーパーマーケットの「御自由にどうぞ」と書いて置かれている段ボール箱をいただいてきて、それを畝の上に乗せています。
ビニールをかけて、サトイモの冬越し支度が完了です。
昨年は、11月5日に冬越し支度の作業を行ったのですが、ことしは早めに作業をしてみました。
サトイモを食べたいときは、ビニールをはがして、必要な量だけを掘り取り、残ったサトイモが風邪をひかないよう、しっかりビニールを戻して、ビニールが風でヒラヒラ・・・なんてことにならないよう、ビニールを土で押さえておけば、翌年の春までサトイモは元気に土のなかにいてくれます。
この画像は、2016.3.23に撮影したもので、サトイモを植え付けたようすです。
ここに写っているサトイモは、すべて私のところで確保した種イモで、この冬越し支度にしてからは、冷凍庫も不要になりましたし、春に種イモを購入することもなくなりました。
この冬越し支度は、かれこれ5~6年ほど続けているかと思いますが、いまのところサトイモが凍みてしまった!といったこともなく、無事に冬越しができています。
冬の寒さが厳しいところで、この方法が有効かどうかわかりませんが、たいへんよい冬越しの方法を教えていただいたと、ご近所の農家の方に感謝しているところです。

2016年10月23日日曜日

残念な対応

Welcome  & Thank you

ある方がフェイスブックに投稿した記事です。
ようこそ!、いらっしゃい!
 そして、
ありがとうございます!
の気持ちがあれば、こんな対応をしないのではないか・・・と、そんなふうに私には思えてなりません。

赤い矢印の先ですが、どんな状況であれ、電話口での対応について、これはないだろう!と私も思います。
ピンクの矢印の先ですが、「何かイベントがあるみたいですね」には、唖然としてしまいました。
なぜ唖然としてしまったかといえば、関東地区のジオパークに参加を呼びかける際、あらかじめ旅館などに対して、関東大会開催の件を十分に周知して、「宿泊予約があった際は、よろしく対応願いたい」と主催者側が〝根回し〟をしておくべきだと私は考えるからです。
点線部分については、私も同感です。
私も不機嫌な対応をする旅館には、二度と電話をかけませんし、下仁田方面に出かける、という人がいれば、「××旅館だけは、やめたほうがいいよ。態度がよくないから」と〝アドバイス〟してあげたいと思います。

ようこそ!、いらっしゃい!
 そして、
ありがとうございます!
の気持ちがあってこそ、たくさんの皆さんに訪れていただけると私は思うのです。

日本ジオパークになったからお客さんが来られるわけでなく、日本ジオパークになった地区で暮らす人々が、とてもすてきな生き方をしていることを見ていただき、 
ようこそ!、いらっしゃい!
 そして、
ありがとうございます!
という気持ちで、来られる方々に接し、来られた方々が、
  ほのぼのとしたあたたかみ
が感じられなければ、二度と来ていただけないのではないかと・・・、そんなふうに私は思います。

 また行ってみたいジオパークは?  また行くとしたら あなたはどこに?
  http://geogunma.blogspot.jp/2016/07/blog-post_5.html

「関東のジオパーク」の表紙は、下仁田町と富岡市を結ぶ不通(とうらず)橋から撮られた上信電鉄の車両と不通渓谷になっています。
「関東のジオパーク」でも紹介されていますが、上信電鉄はとても長い歴史をもつ鉄道です。
ジオパーク下仁田のラッピング電車も運行されています。
日本ジオパーク関東大会で下仁田にお出かけの節は、ジオパーク下仁田のラッピング電車に乗ってみてください。
※ 前日あたりに上信電鉄鉄道部に問い合わせれば、
ジオパーク下仁田のラッピング電車の
運行予定時刻を教えていただけるはずです。

2016年10月19日水曜日

下仁田ねぎ:家庭菜園

下仁田ねぎの芽が出てきました。
きのう(2016.10.18(火))の夕方の状況です。
針のように細長い芽、これが下仁田ねぎの芽です。

以前、

下仁田ねぎ 下仁田ねぎの種を蒔きました。
http://hahumaebayama.blog.fc2.com/blog-entry-49.html

で紹介しましたが、来年の冬には、この小さな芽が大きく育ち、鍋物に欠かせない下仁田ねぎとなります。
2016.10.16(日)のようす
2016.10.15(土)のようす
無事に発芽しましたので、まずは一安心といったところですが、これから寒い冬、暑い夏を越していくことになりますので、これからも気が抜けない日々が続くことになります。
2015.12.17(木)
あと1か月半ぐらいすれば、おいしい下仁田ねぎを食べることができるようになります。
とろりとした甘みで、主役の肉に負けない存在感を鍋のなかで発揮する下仁田ねぎは、ねぎのなかのねぎ、まさにねぎの王様といってよいでしょう。
2016.10.18(火)
みかんが色づいてきました。
2016.10.15(土)
できぐあいをみてみようと食べてみました。
画像は、美しいみかんの断面です。
みかんの香り、これはいい香りがしたのですが、まだ甘みが少ない感じでした。
こちらも冬の味として、とても楽しみにしているところです。

2016年10月17日月曜日

御遷宮祭の準備進む

上野國一之宮 貫前(ぬきさき)神社

2016.10.16(日)午後、富岡市一の宮の貫前神社に行ってきました。
今年は申年で、式年遷宮の準備が行われています。
仮殿遷座祭は、12月12日(月)に執り行われます。遷座祭の前にも、いろいろな神事があるとのことで、折にふれて紹介したいと思っています。
こちらが仮殿の内部です。
ところで、貫前神社といえば、おまいりのため拝殿に行くのに石段を下って行く-下り参道というそうです-ことでも有名です。
多くの神社は、石段を登って行った先に拝殿、本殿がありますが、この貫前神社は、下って行った先に拝殿、本殿があります。
拝殿前から見た石段です。
どうして下り参道になったかということですが、貫前神社は今と反対の方向を向いていたのだそうですが、貫前神社からみますと裏山-現在の参道側-の街道が、旅人でにぎわう ようになり、神社の向きを反対側に変えて、裏山のほうからおまいりをしていただこうということで、いまのかたちになったとお年寄りから聞いたことがあります。
神社とすれば、多くの方々に参拝していただこうと考えたうえでのことだったのでしょう。
貫前神社には、養蚕機織りの神である姫大神もおまつりされています。
当地が古くから養蚕、機織りを行ってきた、そんな歴史を感じさせる神様です。
私が貫前神社で好きな場所は、雷神小窓が見える場所です。
上の画像で、雷様が描かれている黒い枠がおわかりにあんるでしょうか。
この黒い枠が雷神小窓といわれるもので、雷様が出入りをされるところだそうです。
この地と雷様の関係については、のちほど・・・

貫前神社の12年ごとの御遷宮祭にお出かけください。

2016年10月16日日曜日

「中小坂鉄山の鉄生産技術とその背景」

日本鉱業史研究会 研究発表会

2016.10.15(土)午後、下仁田町公民館において、日本鉱業史研究会の研究発表会が開催されました。
高崎市倉渕町の東善寺住職の村上泰賢氏をはじめ、ご覧の方々が研究発表を行いました。
中小坂鉄山研究会の原田喬さんです。
原田さんは、長年にわたって、中小坂鉄山を研究されてきた方で、幕末から明治期、昭和にかけての中小坂鉄山の歴史をわかりやすく話していただきました。

以下のブログ(↓)は、これまでに私がアップしたものです。
ご参考にしていただければ幸いです。

中小坂鉄山  栄華をしのぶ鉄山(てつざん)
http://geogunma.blogspot.jp/2013/10/blog-post_10.html

中小坂鉄山  鉄で結ばれた縁
http://geogunma.blogspot.jp/2013/10/blog-post_9.html

新島襄と中小坂鉄山
http://geogunma.blogspot.jp/2013/03/blog-post_3766.html

中小坂鉄山については、経営者がいろいろ変わったこともあって、残された資料類が少ないため、なかなか全容を解明するのが困難なようですが、原田さんら中小坂鉄山研究会の方々の地道な活動によって、すこしずつ全容がわかってきたことは、とてもすばらしいことだと思います。
長年にわたる活動の功績が認められ、中小坂鉄山研究会では2013年に地域文化賞(奨励賞)を受賞されました。

21回石川薫記念地域文化賞
   中小坂鉄山研究会が奨励賞を受賞!!!
http://geogunma.blogspot.jp/2013/12/blog-post_11.html

かつて、いまの下仁田町には、日本一の製鉄所があったこと、そのすばらしさを改めて認識した、そんな研究発表会でした。
そうそう、中小坂鉄山といえば、若かりしころの田中角栄氏が働いていたことがあったとか・・・

私のブログ(↓)です。

探しています-田中角栄氏の写真・記録
  田中角栄氏は 若いころ 中小坂鉄山で働いていた!?
http://geogunma.blogspot.jp/2015/06/blog-post_14.html

田中角栄氏の写真・記録を探しているのですが、これまでのところ「写真があるよ」というお話はありません。

さまざまな歴史を刻んできた中小坂鉄山は、とてもすばらしい下仁田のお宝といえるでしょう。
きのうの研究発表会は、たいへん楽しいものでした。

≪お 知 ら せ≫

        「たたら製鉄操業 第2回目」
 中小坂鉄山開坑160年・小栗上野介開発計画150年・洋式高炉本邦初出銑140年記念      

    2016.12.3(土) 
     作業開始 午前8時
          下仁田町自然史館
昨年の秋に実施されたときのようす
砂鉄から鉄(鉧(けら))ができるところを見学してみませんか。