2020年11月28日土曜日

卍祠

 群馬県内で、卍祠がある場所を

ご存じでしょうか?

先日、群馬県西部地区の山に出かけたところ、石宮があることに気がつきました。

同行された方が近くに行って見たところ、「卍が刻まれている祠だ」とのことで、『珍しい祠だな・・・』と思って、写真を撮ってきました。
すくなくても私は、群馬県内で卍が刻まれた祠を見たのは、初めてのことでしたので、たいへん驚きました。
湯のみ茶碗が置いてありましたが、それほど古くないもののように感じました。
おまいりに来られる方がいるのかもしれません。
帰宅後、祠や卍祠といったキーワードでネット検索をしたところ、ウイキペディアの「祠」の項目に、つぎの画像が掲載されていました。
京都のほうには、卍のしるしがある祠が多いとのことで、祠のなかにお地蔵様がおまつりされているものもあるとのことです。
詳しくは、ウイキペディアの「祠」をご覧ください。
つぎの画像は、
の「一松町のお地蔵さま ~西陣織屋のお地蔵さん見物」から転載させていただきました。

群馬県内(とくに西毛地域)において、どういったところに卍祠があるのか調べたいと思っています。
卍祠がある場所を教えていただければ幸いです。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

2020年11月22日日曜日

秋の西上州

 秋の上信電鉄沿線

朝陽を浴びながらクモハ503・504が下仁田駅に向かっていくところです。
逆光でススキも一緒に撮ってみました。(撮影:2020.11.17・南蛇井駅~千平駅)
後方に見える山は、下仁田富士とも呼ばれている四ッ又山です。
高崎駅に向かうクモハ703・クハ753です。
すっかり秋らしい風景になってきました。(撮影:2020.11.17・南蛇井駅~千平駅)
下仁田駅に向かうクモハ701・クハ751です。
左側の後方には、名刹最興寺の森が見えています。(撮影:2020.11.19・南蛇井駅~千平駅)
秋には、とくに下仁田富士をバックにした電車の写真がよいと感じます。
高崎駅に向かうクモハ1001・1201です。(撮影:2020.11.17・南蛇井駅~千平駅)
後方に見える山は、破風前場と呼ばれている山で、片側が崩落した独特のかたちをしています。
破風前場の紅葉も美しくなってきました。
高崎駅に向かうクモハ703・クハ753です。(撮影:2020.11.19・南蛇井駅~千平駅)

新型コロナウイルスの感染が拡大している現在、
  上信電鉄で西上州の秋をお楽しみください
と申し上げにくいのですが、しっかり感染防止対策を講じていただいて、静かにお出かけいただければいいのかな・・・と、そんなふうに思っているのですが、いずれにしても早く感染が収束することを願うばかりです。

もうすこししますと、寒さが一段と加わり下仁田ねぎがおいしくなってきます。
ネットや電話で注文することができる店、農家もあると思いますので、
  感染防止対策を講じても新型コロナウイルスの感染が心配だな
という方は、ネットや電話でのご注文をご検討いただければ幸いです。

どうぞ、皆様には新型コロナウイルスの感染防止対策をされて、お気をつけてお過ごしください。

2020年11月16日月曜日

多胡石の利用をさぐる

 文化地質学入門

群馬県立自然史博物館による「大人の自然史倶楽部 多胡石の利用をさぐる~文化地質学入門~(全3日間)」の第1日目に参加しました。

下の画像は、1970(昭和45)年に建築された吉井商工会館に使用されている多胡石です。

多胡石の特徴である模様が、たいへん美しいものです。
多胡石については、ネットでいろいろ情報を得ることができますが、そのひとつ平塚市博物館のHPを紹介しておきます。 
   多胡石-平塚市博物館
多胡石を産出していた高崎市吉井町で、多胡石がどのように使用されているかを調べて歩いたのですが、まちなかの側溝の溝蓋にも多胡石が使用されていました。
つぎの画像は、ある酒店の入り口ですが、この酒店では通路の敷石のほか植え込みの囲いなどにも多胡石が使用されていました。
多胡石を産出していた地元ならでは、といったところかもしれません。
つぎの画像は、ある寺院の石畳ですが、この寺院ではあちこちに多胡石が使用されていて、さながら多胡石の展示場といった感じを受けるほどです。
多胡石は、世界の記憶・上野三碑のひとつ多胡碑に使用されていて、昔から使用されていたことがわかっていますが、古墳にも使用されています。
この古墳(↑)は、7世紀後半に築造されたものだそうですが、大きな多胡石を組み合わせて、しっかりした石室がつくられています。
昔の人々の石材を扱う技術力は、かなり高いものであったことが想像されます。
群馬県立自然史博物館による「大人の自然史倶楽部 多胡石の利用をさぐる~文化地質学入門~」に参加させていただき、わたしたちの暮らしと多胡石の関係について、いろいろ気づかされることが多く、とても楽しい時間を過ごすことができました。
あと2日間において、どんな学びがあるか、とても楽しみにしているところです。

 群馬県立自然史博物館では、さまざまなイベントを実施しています。
 こちら(↓)にアクセスして、どんなイベントがあるかチェックしてみませんか。

2020年11月9日月曜日

D51 561

 SLのにおいがする

[川場村 ホテル田園プラザ]

群馬県川場村には、鉄道の路線がありませんが、その川場村にSL(蒸気機関車)を運び、川場村が寝台車を使用したホテルSLをつくったときは、たいへんびっくりしたものでした。

北海道からSLを運んだのは、1976(昭和51)年であったとのことです。
寝台車は、老朽化が激しくなり、解体撤去したそうですが、機関車本体などはいまもきれいに残されています。
実にきれいに保存してあって、いまにも動き出しそうな感じがしてきます。
運行開発者であり運転士をされていた方がお亡くなりになって、運行を終了したとのことですが、いまでもきれいに磨かれていて、機械油のにおいがしています。
いまにもシュッ、シュッと、蒸気を吐き出して、動き出しそうな感じです。
SLを大切に残していこうという川場村の人々の気持ちは、とてもすばらしいことだと思います。
動かなかくなったことは、たいへん残念なことですが、これからも美しい姿を見せていただきたいものです。
道の駅川場田園プラザのすぐ近くですので、ぜひD51 561をご覧になってください。
私が子どものころの信越本線では、蒸気機関車がたくさんの貨物をけん引して、ガタン、ゴトンと走り去っていったものでした。
蒸気機関車の走行音が聞こえてくると、田んぼのあぜ道に立って、貨車の台数を数えていたものですが、遠くのカーブに車掌車(緩急車)が見えてくると、『長い貨物の行列が終わりだな・・・』と思ったものでした。
D51 561に会うことができ、子どものときの思い出がよみがえった幸せなひとときになりました。

2020年11月4日水曜日

コンニャクの花

きょうの午前中、上信電鉄の車両を撮りに出かけたところ、その撮影場所に行く途中のコンニャク畑では、コンニャクの花が咲いていました。

私が暮らしている地域では、コンニャクとネギ(下仁田ねぎ)の栽培が盛んで、コンニャクの花もネギの花(こちらでは、ねぎ坊主といいます)も見慣れていますが、コンニャク栽培をしていない地域の方々では、

  コンニャクの花を初めて見た!!

という方もいらっしゃると思います。

2020.11.4
私の場合、コンニャクの花そのものは珍しくないのですが、畑でたくさん咲いているのには、ほんとうに驚いてしまいました。
2020.11.4
コンニャク畑で花を見つけても、いくつか見かける程度のことが多いのですが、きょう見かけたのはたくさんといってよいほど咲いていました。
2020.11.4
もう咲き終えてしまっている花もありますが、土から芽を出して、これから咲きそうなものがいっぱい見えています。
実に壮観といいますか、見事なコンニャクの花たちでした。
2020.11.4
これからもコンニャクの花の花見が楽しめそうです。
そして、きょうの上信電鉄は、こちらの名産品である下仁田ねぎといっしょに撮った1枚になります。
2020.11.4
けさの当地は、かなり冷え込みました。
これから冷え込みが続くことによって、下仁田ねぎの甘み、風味が増してきます。
あと1か月ほどで、おいしい下仁田ねぎを食べることができますので、どうぞお楽しみに。

2020年11月2日月曜日

鷺石橋:土木学会選奨土木遺産

 群馬県沼田市にある鷺石橋が、2020年の土木学会選奨土木遺産に選ばれました。

上の画像は、土木学会のHPから転載させていただきました。
鷺石橋は、とても美しい橋です。
いまは、自動車は通行できません。
鉄骨の組み方が芸術的といいますか、設計者のセンスが光っているように感じます。
もちろん施工した方々の技量が優れていたからこそ、美しい橋に仕上がったわけで、この橋の建設に携わった方々全員の力を結集した成果といってよいでしょう。
群馬県内には、このほかにも土木学会選奨土木遺産があります。
たとえば、富岡市南蛇井地区と下仁田町馬山地区を結ぶ県道に架かっている只川橋は、2011年に土木学会選奨土木遺産に選ばれています。
いまは、ネットで簡単に土木学会選奨土木遺産に選ばれている橋梁などを調べることができますので、身近なところに土木学会選奨土木遺産があるかを調べてみて、身近なところに土木学会選奨土木遺産があれば、出かけてみるというのも楽しいことではないかと思います。
また、お出かけになるときは、あらかじめ土木学会選奨土木遺産の内容や場所を調べて、そこに立ち寄ってみるのもお出かけの楽しさを倍加してくれると思います。

2020年11月1日日曜日

応援しています!!

 浅間山北麓ジオパーク

2016年に日本ジオパークに認定された浅間山北麓ジオパークでは、日本ジオパーク委員会による4年に1度の再認定審査が先ごろ行われました。

私は、浅間山北麓ジオパークを構想段階から注目しているのですが、浅間山北麓ジオパークは、とてもがんばっているジオパークだと思っています。
関係自治体の首長の取り組み姿勢をはじめ、自治体職員の本気度がすごいと思うのですが、これは住民のジオパークに対する熱い気持ちがあって、それが自治体の首長や職員を動かしているからだと私は感じています。
浅間山北麓ジオパークは、たいへんすばらしい日本ジオパークだと思いますし、群馬県に浅間山北麓ジオパークがあることは、群馬県人のひとりとして自慢できる、たいへんうれしいことだと思っています。
  応援しています!!
   浅間山北麓ジオパーク
八ッ場あがつま湖周辺をめぐって、八ッ場あがつま湖に入っていく水陸両用バス「八ッ場にゃがてん号」も運行(運航)されています。
浅間山の熔岩樹型をはじめ、鬼押出し、鎌原観音堂など、火山と人々のつながりを考えることができるジオサイトもあります。
いまの時期であれば、浅間山北麓の紅葉が見事です。
皆様には、浅間山北麓ジオパークにお出かけいただき、がんばっている浅間山北麓ジオパークを応援していただければ幸いです。
どうぞ、浅間山北麓ジオパークの応援をよろしくお願いいたします。