2021年5月24日月曜日

自然災害伝承碑の登録を!

 大水災遭難者供養塔(群馬県富岡市)

まもなく台風、大雨の時季になります。

先日の上毛新聞は、

  自然災害伝承碑 登録申請 伸び悩む

      防災史料 県内12基のみ

との見出しで、県内の登録状況などを報じています。

2021.5.19 上毛新聞
この記事によれば、県内では、桐生市・館林市・中之条町・長野原町・千代田町の5市町で12基が、登録されているとのことでした。
富岡市黒岩地区にある「大水災遭難者供養塔」が登録されていないとのことであったので、富岡市の榎本義法市長に登録申請をしていただけないかどうか、そのご検討をお願いしてみました。
「大水災遭難者供養塔」は、昭和10年9月25日から26日にかけての大雨によって、お亡くなりになった方々を供養するため、この災害の1年後の昭和11年9月26日に建立されたものです。
2021.5.19 市長さんへご検討のお願い
榎本市長さんにご検討のお願いをしたあと、石碑の碑文を確認したところ、慰霊碑(記念碑)ではなく、正式には「大水災遭難者供養塔」となっていました。
榎本市長さんには、たいへん失礼をいたしました。心からおわび申し上げます。
上毛新聞で紹介されていた館林市の災害伝承碑を紹介します。
館林市のHP
館林市では、2基の自然災害伝承碑が登録されています。
そのひとつ、傍示塚町の水害記念碑は、つぎのように地図上に表記されています。
館林市のHPからリンク先へ
上の画像の「自然災害伝承碑↓」は、私が書き加えたものです。
矢印の下が、自然災害伝承碑、その記号になります。
国土地理院のHP
私が尊敬している地学の先生と話していたとき、
 日本に暮らしている以上、どこで暮らしていても、ここなら安全という場所はない。
 噴火、地震、台風・大雨、洪水に土砂崩れ・・・など、どこにいても危険だらけだ。
 その土地の地形や地質をはじめ、その土地の災害史をよく学び、いざというときは早め早めに避難するなど、できるだけ自分や家族、まわりの人々の身の安全を図る、これに尽きるのでは?
といったようなことを話されたと記憶しています。

おそらく(というより、きっと)ことしの夏から秋にも、日本のあちこちで大雨が降り、川が氾濫したり、山が崩れるといいう災害が発生することでしょう。
いまの時代に生きる私たちには、自然災害の被害を最小限にしていく工夫、その努力のひとつとして、自然災害伝承碑の登録があるのではないかと私は思います。
先人の尊い犠牲を無にしないためにも、しっかり「大水災遭難者供養塔」を後世に残していっていただきたいものです。

2021年5月18日火曜日

姿が見えない・・・

 ことしは、どうしたのだろうか・・・

けさ(2021.5.18の朝)は、思いがけない晴天になったため、いつもの撮影ポイントに行ってみました。

すると、ネコが悠々とレールの上を歩いているではありませんか。

2021.5.18
ネコがレールの上を歩いていたのは、あと数分後に電車がやってくるというタイミングですが、先述したとおり悠々とした足取りで歩いていました。
ネコがレールの上を歩いているのを見て、『そういえば・・・、ことしは、キジの姿をみかけていないな・・・』ということに気づきました。
2020.4.17
例年ですと、4月から5月(年によっては、3月から6月ころまで)には、キジをよく見かけたものですし、姿は見えなくても鳴き声を聞いていたものでした。
2019.5.23
ところが、ことしは一度もキジの姿を目撃していませんし、鳴き声を聞いていません。
キジは、どうしてしまったのだろうか・・・
キジの世界に異変があったのだろうか・・・
毎年、見かけているキジの姿が見えないというのは、たいへんさびしいものですし、キジたちが元気なのかどうか、とても心配になってしまいます。  
2017.4.14
こちらの写真(↑)は、電車が通過していく近くで、電車を見ているキジです。
私のお気に入りの一枚です。
つぎの画像は、けさの下仁田駅発高崎駅行き上りのクモハ6001+6002(HINOのラッピング電車)です。
2021.5.18
キジに会いたくなった2021.5.18の朝でした。

2021年5月15日土曜日

不公平だな、狡(こす)いな・・・

 と思う方が多いのでは?

ワクチン接種の予約システムがダウンしたとか、電話がつながらずワクチン接種の予約ができないといったことが報道されているなかで、いろいろな理由があるにせよ、市町村長がちゃっかりとワクチンを接種していたとの報道には、

    多くの方々が、

     不公平だな、狡(こす)いな

と思ったのではないでしょうか。

確かに市町村長がコロナに感染して、最悪の場合、お亡くなりになるといった事態になれば、それはたいへんなことですが、ワクチン接種の予約ができない方々が多くいるという状況を考えるとき、まずは市町村内の医療従事者、高齢者をはじめ、住民を第一に考えること、これが市町村長の職務、その基本ではないでしょうか。
住民や市町村議会のほうで、
 市町村長に倒れられたら困る、先にワクチンを接種してほしい。
という声が強くあがり、それに押されるかたちで市町村長がワクチンを接種するとか、
 あらかじめ市町村長などのワクチン接種の順番を議会に諮り、よく住民に説明しておいたうえで、市町村長がワクチンを接種するのはよいと思いますが、記者会見のようすをニュースなどで見る限りでは、悪いことが見つかってしまった不良少年が、もっともらしいことを言って開き直っているような姿にしか見えません。 
先行接種をした市町村長のすべてということはないと思いますが、こういったことをする市町村長は、住民を守るために自らの一命を賭することなく、なにか危機的な状況があったとき、真っ先に逃げていくのではないかと、そんなことを想像してしまいます。
貴重なワクチンをある意味において、横取りをしたとしか思えない事例を見ると、これこそ職権乱用ということになるのではないかと、そんなふうにも思えてきます。
ワクチン接種の予約手続きに苦労している高齢者の方々には、市町村長のワクチンの先行接種に対して、不公平だな、狡(こす)いな・・・という憤りの気持ちがうずまいているのではないかと思います。
昨日は、緊急事態宣言などの対応について、国のほうでは大きな混乱があり、また自治体のワクチン接種も右往左往といいますか、うまくいっていないように感じている日本のコロナ感染対策ですが、これから先どうなっていくのか心配です。

2021年5月13日木曜日

こころ旅 2021 福井県(NHK)

 とても楽しい番組です!!

視聴者から寄せられた手紙をもとに、火野正平さんが自転車で旅をするという番組です。

いろいろな方々からの思い出をつづった手紙に、いつも胸がきゅんとしてしまう番組です。

248週目となる放送は、福井県の旅となっています。
福井県といえば、いまやなんといっても恐竜が有名ですが、こころ旅のスタート地点は、〝ホワイトザウルス〟が立っている場所でした。
テレビには、旅をテーマにした番組がいっぱいありますが、私はNHKのこころ旅が、いちばんすばらしい番組だと思っています。
その一つは、視聴者からの思い出をもとにして、小学校跡や神社、川原など、どちらかといえば観光地でないところに出かけるところです。
なによりもすばらしいのは、視聴者から寄せられた手紙に対して、火野正平さんが寄せることばの数々に、やさしさがおてんこ盛りであるところです。
二つめは、その土地の食堂に立ち寄り、その土地の人々が食べているものを食べ、素朴で質素、それでいておいしい地元食を食べることです。
最近は、コロナの感染防止という観点で、食堂などで火野正平さんが店主をはじめ、来客の方々と語らう場面がなく、また川原などで弁当を食べていますが、火野正平さん地元の方々との会話も楽しく、これが三つめのすばらしいところだと思います。
えち鉄(えちぜん鉄道)の車両や駅が登場しましたが、こころ旅には鉄道を利用しての輪行もあって、これも鉄道好きな私にとっては、すばらしいところだと思っています。
この画像(↑)の奥に見える橋が、九頭竜川に架かる荒鹿橋です。
手紙を寄せた方は、終電で発坂駅に降り、この橋を渡って、奥のほうに見える実家に帰ったのだそうですが、悲しいときや寒い冬の夜は、そうでなくても長い橋がさらに長いものに感じただろうな・・・と、そんなことを考えながら見せていただいた福井県勝山市でのこころ旅でした。

ジオパーク関係をはじめ勝山市のことを、
きめ細かく発信している山内千鶴代さんのFBをご紹介します。 

2021年5月6日木曜日

その瞬間

 あっという間のできごと

電車の撮影をしているとき、近くの電線に鳥が飛んでくることがあります。

今朝は、ヒヨドリが近くの電線にとまっていました。

電車が来る前でしたので、ヒヨドリのほうにカメラを向けたとき!!

なんと、ヒヨドリが〇〇チを落としたところを撮ってしまいました。
これ(↓)が、ヒヨドリの落とし物になります。
つぎの画像(↓)は、落とす直前のヒヨドリです。
つぎの画像(↓)は、落とした直後のヒヨドリです。
このあと、どこへともなく飛び去っていきました。
すっきりした感じで、飛んで行ったように私は思ったのですが、これは考えすぎ??

2021年5月2日日曜日

上信電鉄

 2021年4月の巻

私が大好きな春の千平駅です。

2021.4.1  クモハ703+クハ753
ことしも千平駅のサクラがきれいに咲きました。
駅に隣接しているお宅のサクラ(画面の右側)もきれいに咲きました。
私にとって、春がきたときとは、千平駅のサクラが咲いたときです。
つぎの1枚は、南蛇井駅近くで踏切を通過していくクモハ704+クハ754です。
2021.4.5  クモハ704+クハ754
もうサクラの花が散り始めています。
2021.4.19  クモハ503+504
春のやわらかい陽ざしをうけて、走り去っていくクモハ503+504です。
この電車が通過していくとき、沿線がとても華やかになります。
つぎの1枚は、稲含山をバックに走る世界の記憶・上野三碑のラッピング電車です。
2021.4.18  クモハ7001+クハ7501
4月中旬には、すっかり山々の緑が濃くなりました。
つぎの写真は、下仁田ねぎの苗を手前に撮影したものです。
2021.4.23  クモハ6001+6002
いま、下仁田ねぎの苗を植え付ける作業が盛んに行われています。
ここに写っている下仁田ねぎの苗は、この暮れには太くて、おいしい下仁田ねぎになっていきます。
2021.4.22  デハ251+クハ1301
2021年4月の話題といえば、なんといってもデハ251+クハ1301の登場です。
この組み合わせで登場するとは、多くの鉄道ファンが驚いたのではないかと思います。
新型コロナウイルスの感染が拡大していて、なかなか出かけられない状況が続いていますが、がんばっている上信電鉄を応援していただければ、たいへんありがたいと思います。
上信電鉄をよろしくお願いいたします。

2021年4月26日月曜日

清水善造を朝ドラに

 上毛新聞「ひろば」から

「清水善造を朝ドラに」と題した投書が、2021.3.30の上毛新聞「ひろば」に掲載されていました。

2021.4.24
清水善造については、上毛新聞に投書された高木香保さんが紹介(↓)しているとおり、たいへんすばらしいテニスの選手でした。
2021.3.30 上毛新聞「ひろば」
清水善造について、もっと知りたいという方は、ネットで検索してみてください。
2021.4.24
高木さんの投書で紹介されている
 清水善造メモリアルテニスコート
は、USオープンの会場と仕様が同じとかで、とてもすばらしいコンディションのコートになっています。
2021.4.24
上の画像は、私が仲間に入れていただいているクラブのメンバーがダブルスで、対戦している場面になります。
2021.4.24
清水善造を朝ドラのモデルにして、テニスに打ち込む若者を描けば、とても元気が出るドラマになるのではないかと思います。
ドラマ化される際は、エキストラで参加したいものです。
清水善造を朝ドラに!!