2014年1月31日金曜日

日本一きれいなハイキングコース

冬の神成(かんなり)山

神成山は、四季を通じて、気軽にハイキングが楽しめる山ですが、冬の神成山からの眺めは、ことのほかすばらしいものです。
正面に見える山が神成山連山といわれるものです。
画像の右手前は、下仁田ICです。

この尾根伝いに歩くハイキングコースは、地元の方々をはじめ、ボランティアの方々などによって、とてもきれいに整備されています。
私が歩いた日、地元の方が犬を連れて、ハイキングコースを歩いていました。
とてもかわいい犬で、このポーズがお得意のようでした。
神成山連山は、〝九連峰〟といわれていますが、ここは、宇藝神社裏のピークです。
このブログ記事の最初の画像で、右側に見えている高い山頂です。

この山頂からの眺めもすばらしく、下仁田の山々-四ツ又山・鹿岳など-がよく見えます。
ことに冬は、木々の葉が落ちて、眺望がよくなることに加え、空気が澄んでいるためか、遠くまで見通すことができて、とてもよい気持ちになれます。
富岡市神農原地区から高崎市吉井町の牛伏山方向もよく見ることができます。
「下仁田町と周辺の地質」の32・33頁には、神成山の地質のことが紹介されています。
日本一きれいなハイキングコースを歩き、神成山のおいたちに思いをめぐらしていただくとともに、すばらしい眺めを堪能してください。

            神成山のハイキングには、
                     上信電鉄の利用が最適!!
  〇 神農原駅で下車して、神成山を縦走し、南蛇井駅に向かうコース
  〇 南蛇井駅で下車して、神成山を縦走し、神農原駅に向かうコース
南蛇井駅に停車している下仁田ジオパークのラッピング電車・7000形です。
後方の山が神成山です。

どうぞ、冬の神成山でのハイキングをお楽しみください。

2014年1月26日日曜日

SL-信越線

S L 碓 氷

2014.1.25(土)のSL碓氷は、往復ともD51 498が客車を牽引しました。
2014.1.25

これは、高崎駅から横川駅に向かうところです。
2014.1.25
これは、横川駅から高崎駅に向かうところです。

横川駅に転車台がないため、いつもであれば、横川駅まではSLが客車を牽引し、高崎駅に向かうときは、DL・ELが客車を牽引し、SLが後ろ向きに引かれていくのですが、きのうは往復ともSLが客車を牽引するため、高崎に回送して、SLとDLを入れ替えてくる、という珍しい場面が見られました。

     横川への転車台設置については、つぎのブログ記事
             http://geogunma.blogspot.jp/2014/01/sl.html
                                      の提案をご覧ください。


きのうのSL碓氷の運行(回送を含みます)を動画にまとめました。

動画の終わりのほうに〝特別付録〟もあります。
SLのすばらしさをお楽しみいただければ幸いです。

2014年1月23日木曜日

SL-信越線

C58の試運転

2014.1.22の午前11時半ごろ、安中市の信越線で撮影したものです。
たまたまでしたが、安中に用事があったために、珍しい試運転のようすが見られるという、とてもラッキーな思いをすることができました。
このSLは、公園に展示されていたものを復活し、その試運転を信越線で行っているのだそうです。

でも・・・このSLの煙、変だな、と思いませんか。

実は、横川駅に転車台がないため、機関車の向きを進行方向に転換することができないのです。
高崎駅から横川駅へは、シュッシュポッポッと煙を後ろにたなびかせて、力強く進んで行くのですが、横川駅から高崎駅に向かうときは、DLに引っ張っていってもらうことになるのです。

つまり、この画像は、高崎駅に向かって、SLが後ろ向きに進んでいる、というわけなのです。
きのうで試運転が終わり、近いうちに盛岡のほうに回送され、その後は、釜石線で運行されるそうです。

後ろ向きのSLを見ていますと、なんとなくかわいそうになってしまいます。

いま、安中市では、横川軽井沢間の運行再開(といってもトロッコのようなもので、観光目的でのものらしいのですが)を検討されているとの新聞報道もありましたが、

  碓氷峠鉄道文化むら(Poppo Town)に転車台を設置したらどうだろうか
           、と私は思うのです。
機関車が転車台に乗って、向きを変えるところが見られれば、小さな子どもたちはもちろんのこと、鉄道マニアも喜ぶと思うのです。

転車台も機械の動力で回転するものでなく、
 人力で回転するものがよいのではないでしょうか。
碓氷峠鉄道文化むらに入場された方々のうち、
 「機関車を回転したい」という方を募って、
  その方々の力で回転していただくことにすれば、
   転車台での機関車の回転は、
    碓氷峠鉄道文化むらの楽しいアトラクション
     のひとつにもなると思います。

      碓氷峠鉄道文化むらへの転車台の設置について、
      安中市長さんに検討していただきたいものです。

来月の2/1と2/22の土曜日には、「SL富岡製糸場応援号」が信越線で運行されます。

妙義山や荒船山、鹿岳などを遠くに眺めながら、SLが力強く走るところは、とてもすばらしいものです。

2/1と2/22の土曜日には、ぜひ信越線を走る「SL富岡製糸場応援号」を見に行きたいと思っています。

2014年1月20日月曜日

上信電鉄

ラッピング列車 あれこれ

下仁田ジオパーク

日野自動車

群馬サファリ

ララクラッシュ

桃源堂

  安全・快適な上信電鉄で、
      歩いて楽しい、見て楽しい、
        そして、おいしい下仁田ジオパークへ
                   お出かけください。

2014年1月8日水曜日

厄除け観音

北 向 観 音 例 祭
(富岡市大島)

今月の12日の日曜日は、厄除け観音として、たいへん有名な富岡市大島の北向観音例祭の日です。

ここでは、拝殿にお参りしたあと、厄落としとして、崖の上からお金を投げます。
画像の矢印の柵のところからお金を投げ、それを下にいる子どもがひろう、というものです。

投げる場所から見た下のようすです。
いま、車が置いてある場所に、大勢の子どもが待っていて、お金をひろうというお祭りで、全国でも珍しいお祭りではないかと思います。

私が中学生のとき、この地区から通ってきていた同級生の多くが、北向観音例祭の日には学校に来なかったように記憶しています。

いまは、日曜日にお祭りが行われていますが、私が中学生のころは、1月の何日に開催と決まっていたようで、平日にも行なわれていました。

私が中学生のとき、たくさんお金をひろったとかで、「けっこうな金額になった」と言っていた同級生もいました。

厄除けに霊験あらたかな富岡市大島の北向観音例祭にお出かけください。
北向観音の参道から見える妙義山、大桁山などです。

富岡市大島の北向観音からは、美しい西上州の山並みを見ることもできます。


     北向観音へは、富岡市のHP

                    http://www.city.tomioka.lg.jp/tourism/009/001/winter.html
        
             を御参考にお出かけください。

2014年1月6日月曜日

上信電鉄

骨立山(古嶽)のふもと

       http://geogunma.blogspot.jp/2013/07/blog-post_4.html

        上信電鉄 初めて列車が走ったころトンネルがふたつあった!?

             の記事で、骨立山(こつたてやま)のふもと(というより崖)にあったトンネルを紹介しました。

トンネルがあるのは、およその位置ですが、の先あたりになるかと思います。

 急峻な崖になっていますし、簡単に行ける場所でなく、
 上信電鉄の電車も走っていて、とても危険な場所ですので、
      出向くことは、おすすめいたしません。

ただ、私としては、
 明治という時代にあって、
  この急峻な崖にトンネルを掘って、
 列車を走らせた先人の御苦労を
  多くの皆さんに知っていただきたい、
というつよい思いで、ご紹介をさせていただくことにしたものです。
この点をご了解いただければ幸いです。
富岡側のトンネル入り口と現在の線路です。
上信電鉄の電化にともなって、現在の線路が敷設され、トンネルの役割が終わることになりました。
ご覧いただいている画像の左側のこんもりしている部分が、そのまま斜面になっていて、トンネルの上から骨立山につながっていたのでしょう。

トンネル工事も難工事であったと思われますが、トンネルのわき(鏑川寄りの崖)を切り開く工事も難工事であったことと思われます。

下の画像は、下仁田側のトンネル入り口です。
崩落してきた岩石等によって、入口のところがふさがれるような状況になっています。
この画像は、下仁田側の入り口付近から富岡側を撮影したものですが、左側のネットフェンスのなかは、トンネルが崩れてしまったらしく、陥没しているようすが見られます。

ここは、とても危険な場所ですが、すばらしい鉄道遺産であるトンネルを多くの皆さんにご覧いただく工夫ができないものでしょうか・・・

たとえば、上信電鉄の開業記念日にあわせて、1回/年は一般参観日を設け、参観希望者をご案内するといった行事を考えてもよいのではないでしょうか。
通常の運行ダイヤのほか、特別列車を運行して、このトンネルのところをはじめ、鬼ヶ沢鉄橋のところで、臨時停車&参観といったこともよい行事ではないかと思います。
鬼ヶ沢鉄橋
   【動  画
走っている車内からトンネルがご覧いただけます。

骨立山の上から見た電車が走るようすです。

下仁田ジオパークのご見学には、
安全・快適な上信電鉄を
ご利用ください。

2014年1月5日日曜日

富岡市役所-新庁舎建設計画

         パブリックコメント
      締め切りは、あすの1月6日(月)です。

富岡市報(昨年の12月号)に掲載された意見募集の記事です。
すでに意見を出された方もいらっしゃると思いますが、締め切りが明日までとなっています。

私の意見は、ブログで発表したとおりです。

    富岡市役所-新庁舎建設計画  いま、このタイミングで・・・?

私は、
 ① 新庁舎建設のタイミングのわるさ
   →富岡製糸場の維持保存のための募金活動を開始しようというとき、
    いかがなものなのだろうか。
 ② 分棟(分庁舎)方式は、使い勝手がわるい
   ひとつにまとめた建物にするとか、
    ひとつにまとめるため、高い建物にしなくてはならないのであれば、
    高さ制限のない場所に移転するとか、
    といったことを考えればよいではないか。
                                     と考えています。

きのう(1/4)の上毛新聞に、「パブリックコメント低調」といった記事が掲載されていました。
パブリックコメントという意見募集に対して、意見を提出された方々の多くは、募集した側の対応に満足していないのではないでしょうか。

木で鼻を括る、と言っては言いすぎかもしれませんが、意見提出後の対応が冷淡なときが多いと感じている方が多いのではないでしょうか。

試みにいろいろな官公庁で実施しているパブリックコメントについて、
〇 意見を募集した事業内容
〇 意見の応募状況
〇 提出された意見への対応状況など
をインターネットで検索してみてください。
           → 『これでは応募したいとは思わないな』となるかも・・・

上毛新聞の記事には、
 効果的な周知方法を検討する
といった対応が書かれていますが、

  パブリックコメントで、多くの方々に意見を提出していただきたい、

   と本気で考えるのであれば、

 提出されたひとつひとつの意見に真摯に向き合い、
 それぞれの考えを徹底的に議論する場をつくること

ではないかと、私は思います。

    提出した意見が大事に扱われないとすれば・・・
       だれも意見を提出しようと考えないでしょう。

     提出された意見を大事に扱えば、
       パブリックコメントに多くの意見が寄せられる、
     と私は考えます。