2015年5月31日日曜日

発見!!!-アンモナイトの化石

化 石 探 検 隊 (2015.5.30(土))

下仁田町内の某所で、化石探検隊によるアンモナイトの化石探しが行われました。
日本ジオパーク下仁田応援団からは、副団長の飯島富司さんと委員の高橋敏博さん、本多が参加させていただきました。
黙々と石を割る飯島副団長(手前)と高橋委員(奥の左)です。

昨年は、多くのお子さんを連れてのご参加があったのですが、今年の化石探検隊は、お子さんをお連れになってのご参加がなく、たいへんさびしい感じがしました。

この日は、アンモナイトの化石が4点、植物化石が2点、その他(生痕?)が1点の計7点を発見することができました。
上の画像は、私が発見したアンモナイトの化石です。
堆積後にもまれてしまったためか、保存の状態がよくないのですが、異常巻のアンモナイトのかたちがよくわかるものです。
このあたりで発見されているアンモナイトの多くは異常巻ですが、この日には、異常巻でないアンモナイトが発見されるなど、大きな成果がありました。
発見した化石は、下仁田町自然史館に持ち帰り、今後の研究資料にすることになっています。
上毛新聞社富岡支局の紋谷支局長(向かって右)が取材のため、化石探しの場所まで登って来られました。
向かって左は、取材を受ける下仁田自然学校長の真野勝友さんです。

化石探しのあと、下仁田町宮室にある常光寺におじゃまして、常光寺の本堂前で、発見した化石の確認などを行いました。
常光寺の御住職、堀越敎之さんは、小さいときから化石探しをされていたとか。
常光寺には、堀越さんがJICAでネパールに行ったときの化石をはじめ、海外で収集してきた珍しい化石などがあります。
向かって右が、御住職の堀越さんです。

御住職の堀越さんから、
 あらかじめご連絡をいただければ、収集した化石をご覧いただけます
とお聞きしておりますので、明日のブログでは、常光寺のご案内をさせていただきたいと考えています。
化石好きな方は、必見のコレクションといってよいと思います。
どうぞ、明日のブログをお楽しみに。

日本ジオパークの町・下仁田には、
すばらしいものがいっぱいあります。
どうぞ、お出かけください!!

2015年5月30日土曜日

やるなら徹底的に!

中途半端なことは やめたほうがよいのでは?

今年の4月、旧官営富岡製糸場に行ったとき、団体で来られて見学されていた女性の方たちが、

  「富岡製糸場、富岡製糸場というから、てっきり明治のころのようすが見られるかと思ったら、片倉が操業していた時代のものがあるだけじゃない?!」


  「そうね。中途半端な感じで、がっかりだわね」

と話されているのを耳にしました。
たしかに一般的には、工女さん姿の「お富ちゃん」の存在もあったり、新聞やテレビ等の取り上げ方が明治期の旧官営富岡製糸場、といったイメージを与えるのか、明治期の旧官営富岡製糸場の姿が見られると思う方が多いのではないでしょうか。

いろいろなお考えがあると思いますし、最後の操業時の姿をとどめているというのも価値があることなのでしょうが、一般的な感覚としては、中途半端な姿になっているという印象は否めないかもしれません。

そのあと、別の女性が、

  「それに乱雑だし・・・ね」

と話され、まわりの方々がうなづかれていました。
どこをご覧になって、乱雑だとおっしゃったのかはわかりませんが、私も片倉工業が操業していたときの物があちこちに置かれたままのようすを見るとき、最後の操業時の姿をとどめているのだという考えもわからないわけではありませんが、入場者が歩くところ、見えるところについては、もっと整理すべきではないかと思っています。
 
せっかくお出かけいただいた方々をがっかりさせない工夫をすべきであると思います。
乱雑に見える場内をきれいに整理するとか、乱雑に見えるけれど乱雑ではないのだ、というのであれば、それをもっとアピールして、すばらしい展示物に仕立て上げることも可能ではないでしょうか。

フランス式操糸器にしても東繭倉庫であった1階に展示されていますが、これがずらりと並んでいる明治の創業期の姿を期待して入場されてくる方々もいる、ということを考えるとき、展示のコンセプトをどのようにするのか、またそのコンセプトをわかりやすく発信して、理解していただけるようにするのか、といったことを考えるべきではないかと、この春の女性たちの会話を耳にして、そんなふうに思いました。

当たり前のことかもしれませんが、中途半端なもの、また中途半端のような印象を与えることは、入場された方々をがっかりさせてしまい、また来てみたいという気持ちにさせないでしょう。

どうせやるなら徹底的
 -富岡製糸場であれば、すべてを明治の創業期の姿に復元するとか-
   にやって、

来られた方々に、
 喜んでいただく、感動していただく、楽しんでいただくこと
が大切なことではないでしょうか。

そこへいくと、川場村の取り組みは、ほんとうにすばらしいものだと思います。

これまでのブログ記事2件(↓)でのまとめとして、私が考えていることは、つぎのようなことです。

ひとり暮らしの高齢者-群馬県利根郡川場村の場合1
http://geogunma.blogspot.jp/2015/05/blog-post_27.html


川場田園プラザ-川場村の元気、その象徴
http://geogunma.blogspot.jp/2015/05/blog-post_29.html

それは、
   どうせやるなら徹底的にやる。
      中途半端なことはしない。
 ということです。

中途半端な規模で、中途半端な運営をする道の駅をつくれば、結局は赤字経営となり、挫折していってしまうことになります。
大規模なことをしようとすれば、初期投資に大きな予算が必要ですし、その事業が失敗すれば大きな損失となってしまいますが、それを乗り越える決断と努力こそ、川場村が成功している大きな要因といえるのではないかと思います。
きのう(2015.2.29(金))の上毛新聞に、この田んぼで子どもたちが田植えをした記事が掲載されました。
群馬県内の方々は、かわいい子どもたちの田植え姿を記事中の写真でご覧になったことと思います。

この記事については、上毛新聞ニュース(↓)でご覧いただけます。
http://www.jomo-news.co.jp/ns/7314328265537288/news.html

      古式の衣装で豊作願う  川場で「田植祭」
                     更新日時:2015529() AM 06:00

 米どころの川場村で豊作を祈願する「田植祭」が28日、同村萩室の道の駅川場田園プラザの水田で開かれた。田の神に仕える人々の衣装を身に着けた川場小5年生30人が農業関係者や村民に見守られながら苗を植えた。     (上毛新聞ニュースから引用)

どうぞ、上毛新聞ニュースで、かわいい子どもたちの田植え姿をご覧ください。

この田んぼでの田植えにしたところで、おとなが田植え機で植えていたら、たったそれだけのことですが、小学5年生が田の神に仕える人々に扮して、田植えをすることに大きな意味があると思います。
この田んぼでの田植えに参加した子どもたちは、
 ふるさとの川場村につよい愛着を感じるでしょうし、

遠くから来られた方々は、こういったようすを見て、
 この村は子子孫孫こうやって文化を継承しているのか、すごいものだな
と感心して、
特産の川場米「雪ほたか」を食べるたび、子どもたちの姿や川場村の風景を思い出すことでしょう。

いま、地方創生とかいろいろなことがいわれていますが、


      失敗を恐れず、
            どうせやるなら徹底的にやる。
                      中途半端なことはしない。

                                                                                                                             と考えて、

首長などの指導者、住民が一体となって、一生懸命に突き進む気構えが大事なことではないかと、
そんなことをつらつら考えているところです。

2015年5月29日金曜日

川場田園プラザ-川場村の元気、その象徴

やはり たいしたものです!

川場田園プラザ(利根郡川場村)は、ららん藤岡(藤岡市)、あぐりーむ昭和(利根郡昭和村)とともに、群馬県内の道の駅では、たいへん有名な道の駅といってよいでしょう。
 川場田園プラザは、たいへん大きい(広い)道の駅です。
 川場田園プラザのなかにある水辺の空間です。
川場田園プラザのなかにある田んぼです。
子どもたちが昔の装束に身を固めて、おごそかに田植えをするとか・・・。
 ※ 2015.5.28(木)夜のNHKニュースで、
田植えをしているようすが紹介されていました。

川場田園プラザには、たくさんの店-
 ここでは紹介しませんが、地元産の野菜直売所をはじめ、川場の「雪ほたか米」をつかったおにぎりの店、陶芸教室の部屋、ベーカリー、レストランも!-
がありますし、水辺の空間、田んぼもありますが、とても心配りの行き届いた設備(部屋)もつくられています。
広くて大きいだけでなく、とても気配りが行き届いた施設になっています。
そして、食べ物がおいしくて、安いこと、これには、とても驚くのではないかと思います。
上の画像のソーセージは、おいくらすると思われますか。
お出かけいただいて、ソーセージを焼いているところをご覧いただき、においをかいでいただければ、さらにお得感のある金額ではないか、と私は思います。
自動車を運転して、川場田園プラザに行きましたので、ソーセージを食べながらビールを・・・、というわけにいきませんでしたので、帰宅後にビールを呑んだのですが、これもまた美味!なビールで、たいへんすばらしいものでした。

テレビの旅番組などで、川場田園プラザが紹介されることが多いですが、魅力たっぷりの道の駅であり、取り上げられる理由がわかる、そんな活気にあふれていました。

まさに、元気な川場村を象徴するといってよい川場田園プラザは、ほんとうにすばらしいものだと思いました。
※写真撮影:2015.5.25(月)

2015年5月28日木曜日

松原典孝さん・山本大寛さん(兵庫県立大学)-2015.5.27(水)

ようこそ!日本ジオパークの町・下仁田へ

山本大寛さん(大学院・地域資源マネジメント研究科 地域資源マネジメント専攻 ジオ研究領域)のジオ研究の一環として、兵庫県立大学の松原典孝さん(大学院・地域資源マネジメント研究科)が山本さんを引率(?)して、下仁田町にお出かけいただきました。
向かって右が松原さん、向かって左が山本さんです。

松原さんには、このブログを始めたころに下仁田へお出かけいただき、こんなブログ記事(↓)をアップさせていただいたこともあります。

  ようこそ、下仁田ジオパークへ 2013.3.27()   本日のお客様
    ◎ 松原 典孝さん

 (兵庫県立大学 自然・環境科学研究所 助教/兵庫県立コウノトリの郷公園・研究員/山陰海岸ジオパーク推進協議会事務局・研究員)
http://geogunma.blogspot.jp/2013/03/blog-post_3349.html

また、「鉄」好きな松原さんには、上信電鉄のデキが運行された日にお出かけいただいたこともあります。

 上信電鉄-デキ

   ことしもファンタジー号走る!!!
http://geogunma.blogspot.jp/2014/05/blog-post_4.html

下仁田町自然史館の展示をご覧いただいているようすです。
地形模型のところで、感心しきりの松原さん、山本さんです。
画像の中央は、自然史館の関谷主任です。

高橋先生と細矢先生の力作である地形模型については、このブログ記事(↓)で紹介させていただきました。

ジオパーク下仁田-地形模型
 地形模型制作の記事が上毛新聞に掲載されました。
http://geogunma.blogspot.jp/2014/05/blog-post_20.html

下仁田にお出かけいただいたからには、
下仁田かつ丼を召し上がっていただこうということで、 「きよしや食堂」へ。
まずは、カメラにおさめてから。
下仁田ねぎボールペンなどを開発、販売している「ゑびすや」へ。
おふたりには、ねぎボールペンなどを購入していただきました。
「ゑびすや」のご主人は、地域の歴史をはじめ、野球に関する知識が豊富であり、とても楽しいお話しを聞かせていただけます。

午後には、跡倉クリッペのすべり面、下仁田層の化石、川井の断層をご覧いただいたあと、宮室の逆転層へ。

松原さん、山本さんには、下仁田にお出かけいただき、たいへんありがとうございました。
またのお出かけをお待ちしています。
どうぞ、お元気でお過ごしください。
これからもよろしくお願いいたします。

兵庫県立大学大学院では、
 院生募集中とのこと。
   詳しくは、大学にお問い合わせください。


ところで、このブログ記事のいちばん最初の画像で、松原さんの前に置かれている「浜大根」と表示されているビンですが、これは浜大根をつかったドレッシングで、松原さんからいただきました。

商品の特徴とPR
 新温泉町で自生するハマダイコンを食用に改良、加工することでハマダイコン特有の辛味に加え、甘さを引きだすことに成功しました。

【おすすめの食べ方、使い方】
 野菜はもちろん、ステーキや焼き魚にご利用いただくと美味しくいただけます。また特産の”ホタルイカ”のボイルに合わせても最高です。

【ジオパークとの関連性など】

 海岸部に自生するハマダイコンを地域資源に生かそうと、地元の有志が生産組合を設立し、研究や試作を重ねて完成された逸品です。

       山陰海岸ジオパークのホームページから引用
         http://sanin-geo.jp/modules/spot/index.php?sid=36


昨夜の夕食で、さっそくいただきましたが、とてもおいしいドレッシングです。

いま、日本全国のジオパークで、いろいろな商品が生まれています。

もちろん、下仁田にもたくさんありますが、まだまだ商品開発の余地がいっぱいあるかもしれません。

きのうは、松原さんと山本さんにお出かけいただき、応援団に〝商品開発部会〟を設けることも必要ではないか、といった話しも出た楽しい一日になりました。

※ きのうの予告と異なりましたことをお詫びいたします。
 川場田園プラザの紹介は、あすに延期させていただきます。

2015年5月27日水曜日

ひとり暮らしの高齢者-群馬県利根郡川場村の場合

 4.0%   (ひとり暮らしの割合)

2015.5.17(日)付けの上毛新聞に、とても興味深い記事が掲載されました。
ひとり暮らしの高齢者人口と割合です。
南牧村の249人(20.4%)がトップで、神流町の194人(16.8%)、上野村の89人(16.3%)と続いて、下仁田町の541人(15.6%)となっています。
群馬県にお住まいでない方には、南牧村・神流町・上野村・下仁田町の位置関係がおわかりにならないかもしれませんが、甘楽郡の南牧村と下仁田町、多野郡の神流町と上野村の4町村は、 おとなりどうしになっています。
この記事で、いちばん興味深いのは、利根郡川場村は高齢化率が40.0%と上野村と下仁田町に近い高齢化率でありながら、ひとり暮らしの人口割合が4.0%であることです。

川場村の位置などについては、こちらをご覧ください。
利根郡川場村のホームページ
http://www.vill.kawaba.gunma.jp/

上の表のなかに、ひとり暮らしの割合が8.1%の昭和村がありますが、この村も川場村と同じ利根郡にあります。

昭和村の位置などについては、こちらをご覧ください。
利根郡昭和村のホームページ
http://www.vill.showa.gunma.jp/top.htm

この2村については、とてもがんばっている村というイメージが、私にはあります。
記事には、川場村健康福祉課員のコメントが掲載されていますが、沼田市街地へのアクセスが比較的よいからという理由のほか、若い人が村から出て行かなくてよい大きな理由がふたつあると、私は考えて います。
そのひとつは、働く場が確保されていることではないかと思います。
もうひとつは、皆で助け合って暮らすという「お互い様」の意識のもと、地域の結束力をつよめ、皆のためにがんばるという気分がつくられているからではないかと、私は考えています。
働く場があって、皆で助け合って暮らすことができれば、村外に出て行く必要はないということではないでしょうか・・・
撮影:2015.5.25(月)
2015.5.17(日)付けと5.23(土)の上毛新聞に掲載された記事を読んで、元気な川場村に行ってきました。
かつて、前橋の職場に勤務していたときは、県内各地に出向くことがあって、川場村にも何度か出向いたことがありましたが、しばらくぶりに訪れてみて、いまでも田畑や山々、集落、まちなみがとても美しいことに感動してしまいました。
これは、川場村での暮らしが楽しい、といったことを証明している景観といえるのではないでしょうか。
撮影:2015.5.25(月)
川場村の人々の暮らしを守るため、さまざまな施策を打ち出す司令塔であり、それらを実施する実働部隊でもある川場村役場です。

私は、ときどき思うのですが、自治体の職員は、その勤務する自治体のなかで暮らすべきではないかと・・・。
ある自治体に就職後、いろいろな事情があって、その自治体以外の市町村に転出されるのかもしれませんが、住民感情等を考えるとき、他市町村への転出は慎重にすべきであり、他市町村に転出した事情が、「それは、無理のないこと、いたしかたないこと」と、勤務する自治体の住民の多くから理解が得られるものでなくてはならないと思います。

元気がある自治体と元気がない自治体について、自治体に就職後、その自治体以外の市町村に転出した職員数(その自治体職員に占める転出職員の割合)を調べることによって、自治体の〝元気度〟の相関関係が明らかになるのではないか・・・、と私は思っているのですが。
つまり、元気な自治体は、その自治体以外の市町村に転出した職員が少ないのではないかと・・・。

あすのブログでは、川場村の元気を象徴する「川場田園プラザ」のようすを紹介させていただこうと思っています。

2015年5月15日金曜日

訪れたい博物館-長野県立歴史館

えっ これは いったい!!??

私は、博物館を見学することが好きで、県外に出かけるときには、できるだけ博物館見学の時間を設定するように心がけています。
先月の中旬に訪れた長野県立歴史館です。
蚕糸業関連の展示の充実ぶりは、群馬県以上に蚕糸業が盛んであった長野県の博物館ならではのものであり、たいへんすばらしいものです。
蚕糸業に関しては、むかしの操糸器をはじめ、工女さんの着物や食事などの展示もあって、濃い内容になっています。
こちらは、一遍上人絵伝に描かれた善光寺の門前をもとにして、当時のようすを再現してみたものとか・・・
いまの善光寺の門前と比べるまでもありませんが、一遍上人の時代も盛んであった善光寺まいりのようすがしのばれる展示です。

今年は、善光寺の御開帳です。

以前に紹介させていただいたブログ記事(↓)です。

御開帳-善光寺(長野市)

たいへんにぎやかでした
http://geogunma.blogspot.jp/2015/04/blog-post_17.html

長野県立歴史館には、すばらしい展示物がいっぱいありますが、なかには珍しい農耕機械もあります。
この機械は、とても珍しいものではないかと思います。
 (詳しいことは、残念ながら私にはわかりませんので、ご興味のある方は、長野県立歴史館にお出かけになって、直にご覧いただくことをおすすめいたします)

展示物のなかには、こんなレアなものも!!!
私が育った時代には、まだまだ現役の道具でした。
たいへん懐かしい想い出もよみがえる長野県立歴史館は、たいへん楽しい博物館です。
一度は行っておきたい博物館、それが長野県立歴史館であると思います。



2015年5月6日水曜日

デキ・ファンタジー号-上信電鉄

下仁田ジオパーク“お散歩ツアー”も盛況!

このブログ記事(↓)

2015 ファンタジー号-デキがひっぱります!!
  2015.5.5(こどもの日)・上信電鉄1
http://geogunma.blogspot.jp/2015/05/2015.html

でご案内しましたが、きのうの2015.5.5(こどもの日)、
   今年もデキ・ファンタジー号が走りました。
下仁田駅に到着したファンタジー号です。
改札口では、日本ジオパーク下仁田応援団の里見哲夫団長をはじめ、応援団員がお出迎えをさせていただきました。
ようこそ!世界遺産とジオパークの町・下仁田へ。
飯島富司副団長・高橋敏博委員も改札口でお出迎えです。
応援団員募集の案内もさせていただきました。
募金活動もさせていただきました。
応援団長の里見先生によるコンニャクいものお話しに、興味津々の皆さんです。
“お散歩ツアー”は、下仁田駅をスタートして、青岩公園や根なし山群を見たあと、銀座通りのビリヤード場跡などを見て、諏訪神社まで歩くコース。
“お散歩ツアー” には、たくさんの方々に参加していただきました。
応援団の森川惠美子委員が、“お散歩ツアー”のガイドを担当しました。
短い下仁田での滞在を終えて、いよいよお帰りになる時刻に・・・
にゃくっちや応援団員らでお見送りです。

この日のデキ・ファンタジー号で来られたお客さんのなかに、
 今月17日(日)に開催される神津牧場の花祭りにも来ます
という方もいました。

ジオパークの見どころ-ジオサイト-をはじめ、下仁田には楽しい催し、おいしい食べ物がいっぱいあります。
どうぞ、きのうのご来町をご縁に、これからも下仁田にお出かけください。

2015年5月5日火曜日

木村清子(すがこ)さん-八峰白神ジオパーク

ようこそ!ジオパークの町・下仁田へ

2015.5.4(月・みどりの日)の朝、フェイスブックでお友達の近況を読ませていただいていたところ、八峰白神ジオパークの木村清子(すがこ)さん(八峰町白神ガイドの会)が下仁田に来られると書かれていて、その行動力に驚くとともに、これは会わずにはいられない!と思い、木村さんに連絡をとって、お会いすることができました。
 「あきたのジオパーク 見どころブック(秋田県企画振興部地域活力創造課・NPO法人秋田地域資源ネットワーク)」で紹介されている木村さんです。
きのうは、お昼からお会いできましたので、下仁田かつ丼の名店として、また行列ができるお店として、たいへん有名な「きよしや」にご案内をさせていただきました。
この日も多くの方々が並んでいました。
「きよしや」の人気のすごさを感じます。
並んでいただき、順番をお待ちいただいている木村さんです。
ようやく下仁田かつ丼が運ばれてきました。

木村さんは、フェイスブックで下仁田かつ丼について、つぎのように述べられています。

カツ丼と言ったら卵とじイメージなのに、味が良く浸みた柔らかなカツ肉が2枚ドーンと乗っかっていたのには衝撃的でしたが、大満足花マルカツ丼でした(((o(*゚▽゚*)o)))

ご満足いただけたとのことで、とてもうれしく思っています。
木村さんは、午前中に下仁田町自然史館・歴史館を見学されたとのことでしたので、「きよしや」で昼食後は、木村さんが大好きだという石の観察に出かけました。
画像の右下は、青岩公園で熱心に石の観察をされている木村さんです。
喜々として石を観察されている木村さんを拝見し、好奇心と熱意こそが、まずは自分を楽しくし、ジオパークに来られた方々を楽しくさせる、これがガイドの基本なのだろうなと、改めて私に気づかせてくれました。
青岩公園のあとは、跡倉クリッペのすべり面に出かけ、蛇紋岩の観察をしました。
私は、石好きな木村さんに圧倒されっぱなしでした。
行列ができるといえば、神津牧場のソフトクリームも大人気で、いつも行列ができています。
ピンクの矢印が、ソフトクリームの渡し口での行列です。
説明は不要かと思いますが、ソフトクリームを食べている木村さんです。
木村さんにいただいたものです。
白神ほしもちなどをいただいたのですが、画像の上にある石(3個)もいただきました。

以前から実物を見てみたい、ほしいと思っていた「マンチャナイト」と呼ばれている石です。

マンチャナイトのことなどは、こちらをご覧ください。
大地の博物館 八峰白神ジオパーク
http://www.hokuu.co.jp/2012koramu/1115bafengbaishe.html

とてもすばらしいものをいただき、とてもうれしく思っているところです。
ほんとうにありがとうございました。

私が午前中からおつきあいできず、午後からであったこともあり、ご案内する時間がないこと、私の準備不足によって、木村さんにはご満足いただけなかったと思っていますが、これに懲りずにジオパークの町・下仁田へ、またお出かけいただければ幸いです。

つぎにお出かけいただくときは、化石探しでも妙義山などの登山でも、また青岩公園にない石の観察でも、木村さんのご要望に応じてのコースを設定させていただきます。

どうぞ、これからも木村さんには、八峰白神ジオパークでご活躍されますことをお祈りしております。
きのうは、たいへん楽しい時間を過ごさせていただき、ほんとうにありがとうございました。
また、お会いできるときがあることを、心から念願しております。