2018年11月20日火曜日

少なくなった小売店

これも時の流れというものなのでしょうか・・・

2018.10.28の上毛新聞(↓)です。
上毛新聞の記事では、
  「平成の大合併」が始まる直前の2002年と直近の16年で比較したところ、
  ほとんどの市町村で(小売店が)減り、大きいところで7割近い減少率となった。
と報じています。
そして、
  大型ショッピングモールの出現や地域商店街の衰退、
  インターネット通信販売の普及が背景にある。
と、記事は続きます。
下の画像は、私が暮らしている富岡市の中心的な通りである宮本町通りです。
土日とか休日には人通りもありますが、平日にはとても閑散としています。
私が子どものころと比べて、商店がかなり減ってきています。
下の画像は、昭和40年ころの宮本町通りです。
この画像の右に、
  ほてい
とあるのがおわかりになると思います。
この店は、ほてい屋というお菓子屋で、私が子どものときには、父母にここでお菓子を買ってもらうのが楽しみであったものでしたが、ずっと前に閉店してしまいました。
このころに営業して いた店で、いまも営業している店もありますが、多くの店が戸閉になってしまっています。
紹介した「昭和40年ころの宮本町通り」は、つぎのグラフとみおかに掲載されているものです。
下の画像も同じグラフとみおかに掲載されているもので、いつ撮ったと明記されていませんが、昭和60年夏の七夕祭りであろうと思います。
たくさんの七夕飾りで、多くの人々が訪れる宮本町でしたが、いまでは・・・
上毛新聞の記事によれば、富岡市は▲31.5%になっています。
富岡市の近隣町村を見てみますと、南牧村が▲60.0%、下仁田町が▲50.0%、甘楽町が▲35.2%になっていて、減少率に違いはあるとはいえ、それぞれの市町村で減少していることに変わりありません。
これも時の流れ、といってしまえば、それだけということになってしまいますが、地域の力の減退といった視点で考えるとき、時の流れだから仕方ない、といっていられないのではないかとそんなふうに私は思っています。
これから先、私たちが暮らすまちでは、どのように商品が流通し、どのような生活を私たちができていくのだろうか・・・と、とても不安なものを感じます。

0 件のコメント: