大牛中原遺跡 現地説明会 2015.8.22(土)
今年も松義西部地区遺跡群の現地説明会に出向きました。
昨年の現地説明会のようす(↓)です。
発掘調査現地説明会-2014.8.23(日) 松義西部地区遺跡群
http://geogunma.blogspot.jp/2014/08/2014823.html |
現地説明会で、いただいた資料です。
発掘調査の担当者から説明を聞きながら、穴に落ちないよう足元に気をつけて歩きました。
こちらのストライプ模様は、畑でゴボウ栽培をしたとき、ゴボウを掘り取る機械で深く掘ったためにできたものだそうです。
黒いストライプが、ゴボウを掘り取ったときにできたもので、赤土のところがむかしの地面です。
あまり暑くならない時間帯に参加させてほしいと思い、早めに家を出て、午前9時からの第1回の説明会に参加させていただきました。
説明会資料のうしろに見えているのは、縄文時代前期前半(約6500年前ごろ)の住居跡で、この遺跡群のなかでは、もっとも古い時代の住居跡とのこと。
約6500年前、ここで暮らしていた人々は、どのような暮らしをしていたのか、とても興味あるところです。
今回の現地説明会での注目は、ミニチュア土器(← )といってよいかもしれません。
たまたま現地説明会で、発掘調査に携わった方とお会いしたのですが、これほど小さい土器を発掘したことはなかったとのことで、「たいへん珍しいものだと思う」とのことでした。
大きさの目印として、ミニチュア土器の近くにボールペンを置かせていただきました。
いくつか出土した土器が展示されていたのですが、この土器は、とくに美しい模様と姿かたちをしているように感じました。
上部は、煤けて黒くなっています。
この土器で、どのような料理をつくり、どのような食事をとっていたのだろうか・・・と、いま、いろいろなことを想像しているところです。
ここで暮らした古代の人々は、どのような暮らしをしていたのだろうか・・・
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