2018年2月2日金曜日

「ロックは群馬だ ボウイにバクチク」

「かるたでよむ 私のふるさと」
審査員特別賞作品

上毛かるた70周年記念シンポジウムのあとに行われた表彰式において、審査員特別賞の4作品が発表されました。
上毛つぶやきにおいて、受賞された4作品のなかで、印象的な読み句は?とのアンケート調査が行われました。
上毛かるた70周年記念シンポジウムについては、こちら(↓)
で紹介しています。
2018.1.29 上毛新聞
 4作品のなかで、「ロックは群馬だ ボウイにバクチク」を印象的な読み句と答えた方が65%となり、ほかの読み句を寄せ付けないといいますか、「ロックは群馬だ ボウイにバクチク」が圧倒的な支持を得ました。
私は、上毛かるた70周年記念シンポジウムの会場で、「ロックは群馬だ ボウイにバクチク」を読んで、ガツンと頭を一発なぐられたような、そんな衝撃を受けました。
たいへん斬新な表現で、ほんとうにすばらしい読み句だと思ったからです。
私には「ロックは群馬だ ボウイにバクチク」といった表現は、残念ですが考えつきもしない表現です。
2018.2.1 上毛新聞
私が応募した「浅間の恵み 高原野菜 ジオパーク」をはじめとして、多くの作品に共通しているのは、上毛かるたの影響を多かれ少なかれ受けていることではないかと思います。
上毛かるたが誕生して70年、すっかり群馬県民の記憶、心に刻み込まれた上毛かるたの読み句は、よきにつけ悪しきにつけ、群馬県民の表現力にも大きな影響を与えているということかもしれません。
 「ロックは群馬だ ボウイにバクチク」には、そういった影響が感じられず、とてものびのびと新しい群馬の姿-ロックバンドと群馬の若者-を描きだしていて、ほんとうにすばらしい読み句であると思います。
2018.2.1 上毛新聞
今後、応募があった読み句をよく選んで、表現方法、字句の修正などを応募者と協議したうえで、よりよい読み句にして「第二の上毛かるた」を群馬県・上毛新聞社がつくり、70年前の上毛かるたと同様、これからの群馬県の郷土かるたとして、育てていくこともよいことではないかなと、「ロックは群馬だ ボウイにバクチク」を読んで、そんなふうに思っているところです。

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