2018年2月1日木曜日

応援しています!

「茨城県北ジオパーク」

日本ジオパーク委員会による再認定審査の結果、昨年末に認定取り消しになった「茨城県北ジオパーク」は、とても前向きで、ほんとうにすばらしいと思います。
 2018.1.31には、日本ジオパーク委員会で審査にあたった審査員から認定取り消し事由の説明があったとか、その説明を聞いて、
今後、指摘された課題をクリアして、
関係者が一致団結して進んでいくことが必要です
と結ばれたFBの投稿からは、関係者の前向きな姿勢・熱意と決意がみなぎっていて、とてもすばらしいと思います。
“新しい茨城県北ジオパーク”の発信へ努力
 と題する〝宣言文〟(↑)は、これからの活動展開において、活動される方々にとって大きな力となることでしょう。

これからの再認定に向けて、「茨城県北ジオパーク」が活動する際、なにを基準にしていくかについて、日本ジオパーク委員会は、その明確な基準を提示する必要があると思います。

日本ジオパーク委員会は、拠点施設に備えるべき機能、配置する職員などの具体的な要件-数値化したもの-をはじめ、基本計画・実施計画に盛り込むべき内容については、かならず盛り込むべき項目、内容などを具体的に提示したうえで、すべてが充足していれば再認定とするといった明確な基準-「茨城県北ジオパーク」にとっては、目標値ということになるでしょう。-を「茨城県北ジオパーク」だけでなく全国の日本ジオパーク、いま日本ジオパークの認定をめざしてがんばっている地域に対して、はっきり提示すべきではないでしょうか。

たとえば、高校での入試、入学後の停学や退学の処分を例に考えてみましょう。
入試のとき、定員に満たないときであっても内申書、入試での点数がよくなければ、入学を認めてもらうことはないと思いますが、その高校で必要とされる学力等が備わっていると認められれば入学は認められることになるでしょう。
入学後、学力が落ち込んだとか、通学して来なくなったとか、学業を継続しがたい状況になり、いろいろ教師が指導したにもかかわらず、改善の兆しがみられないときは、退学といった処分となることもあるでしょう。
しかし、入学にしても退学にしても、高校が行う〝処分〟には、誰もが納得する基準がなければならないでしょうし、その基準が公平・公正であるからこそ、みんなが納得して処分を受け入れるのではないでしょうか。
そのときどきで揺れ動くようなことでは、高い信頼を得ることはできないといってよい思います。

大事なことは、だれもが納得できる審査基準があって、その審査基準が公平・公正に運用されることだと思うのです。

認定取り消しになった「茨城県北ジオパーク」が、
再び日本ジオパークに認定されることを
心から祈っています。
そして、心から応援しています。
これからもがんばってください。

0 件のコメント: