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2018年2月19日月曜日

リノベーション

上毛新聞論説 (2018.2.19)

上毛新聞の論説(↓)を読んで、つい最近耳にしたことを思い出しました。
群馬県西毛地域の某市でのことだそうですが、空き家の解体、撤去が進まないのは、地価が下落してしまったため、という理由も多いというのです。
どういうことかといいますと、ひとり暮らしであった親が亡くなったあと、親が暮らしていた家を土地付きで売ろうとしても買い手がなく、全体的に地価が下落してしまっているため、更地にして売ろうとすれば解体、撤去費用がかかり、更地の売買価格で解体、撤去費用を賄うことができず、持ち主が解体、撤去に踏み切れない、という事情が大きいとのことです。
簡単にいえば、
 赤字になるのであれば、あえて家の解体、撤去はせず、このままにしておけばいい。 
という持ち主が多くなっているのだそうです。
2017.10.5 富岡市内
リノベーションの意味ををネットで調べてみました。

大辞林 第三版の解説
リノベーション【renovation
  刷新。改革。
  修理。改造。修復。
  既存建物を大規模に改装し、用途変更や機能の高度化を図り、建築物に新しい価値を加えること。
私は、群馬県富岡市に住んでいるのですが、私が暮らしている地域がどのように形成されてきたのか、その歴史的な流れを調べてみたことがあります。
2018.1.16 前橋市内
簡単にいえば、農業を営むための耕地や水利などが開発でき、できるだけ自然災害のない場所ということで、私たちの先祖は定住したのでした。
農業などを営む人々が集まれば、そこへ商工業の人々も集まってきて、賑やかなまちがつくられていくことになります。
富岡の市街地の場合、私の同級生らのルーツを聞いてみますと、祖父母や曾祖父母ぐらいの時期に糸繭商とか、製糸場の関係で、富岡に来られた方々の子孫という方が多いように感じます。
明治のはじめころ、富岡は糸と繭のまちとして、活発な経済活動が行われていて、多くの人々が
 富岡で、がんばってみよう
と思えた、そんなまちであったからでしょう。
まちに経済力と活力があれば、自然と
 既存建物は大規模に改装され、
 用途変更や機能の高度化が図られ、
 建築物に新しい価値が加わっていく
のではないでしょうか・・・
2018.1.21 高崎市内
その地域全体の経済活動が高まれば、リノベーションしようといわなくても、まちは表情を変化させていくものでしょうし、かつての時代にあった乱開発やスプロール化を心配する、そんな状況になっていくことだってあるかもしれません。
まずは、その地域の経済活動を活性化させる、これが地域を生き生きさせる大本ではないでしょうか。
いまの地方都市に必要なのは、若者らの就労の場であり、その就労で得た収入で、若者らが暮らせる場なのではないかと思うのです。
そうすればまちは生き生きしたものとなり、歴史や文化も大事にしていける、こういう流れ、順番にしなくては、よいまちにならないのではないか・・・と私は思うのですが、いかがでしょうか。

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