2015年7月18日土曜日

群馬プレミアム宿泊券

販売方法を変えたほうがよいのでは?

2015.7.16の上毛新聞に掲載された記事です。
販売日の前日朝から並んでいた方もいたということです。
この記事では、先着の200人が各10枚を購入したいとのことで、早めに整理券を配ったりしたそうですが、9時からの販売前に〝売り切れ状態〟になってしまったとのことでした。 


以下、群馬プレミアム宿泊券について、ネットで検索した記事を引用させていただきます。

群馬プレミアム宿泊券とは、群馬県が国の政策である「地域住民生活等緊急支援のための交付金(地域活性化)」を活用した、プレミアム宿泊券(ふるさと旅行券)です。 プレミアム額面のついた宿泊券を予めコンビニ等で購入し、期間内に取扱宿泊施設で利用することで、群馬県をお得に旅することができます。2015/06/22

622日】群馬プレミアム宿泊券 第1期販売(観光物産課)
http://www.pref.gunma.jp/houdou/g3600304.html


7月10日(金)午前10時に販売開始!
★額面5,000円の宿泊券を2,500円で販売する「群馬プレミアム宿泊券」を発行
・プレミアム宿泊券の概要
 【額   面】 5,000円(販売額2,500円)
 【発行枚数】 第1期33万枚 (第2期12万枚)
 【発売期間】 7月10日(金)午前10時から販売開始 売り切れ次第終了 (第2期は9月25日(金)販売)
 【購入限度】 1人あたり10枚まで
 【利用限度】 1泊につき1人あたり5枚まで
 【利用期間】 7月17日(金)チェックイン分から 平成28年2月1日(月)チェックアウト分まで
 【利用場所】 利用可能施設として登録した群馬県内宿泊施設(ホテル・旅館・民宿等)約600施設(ホームページに順次
          掲載)
 【発売場所】 7月10日(金)午前10時から一斉販売を行う場所は次のとおり
           (1)コンビニエンスストアのチケット発券端末(9万枚)
               セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップ、サークルKサンクス 
               ※全国の店舗
           (2)宿泊予約サイト(6万枚)
               じゃらん、楽天トラベル、るるぶトラベル
           (3)CASA(カーサ)ぐんま(3万5千枚)
               群馬県観光物産国際協会が運営する通販サイト
           (4)ぐんまちゃん家(3万枚)
               東京・東銀座にある群馬県のアンテナショップ
           (5)群馬県旅行業協会会員旅行社(3万枚)
               県内59社で取り扱い
           (6)各種観光キャラバン(6万5千枚)
               県内外で行う観光キャラバンで出張販売
           (7)往復はがき(2万枚)
               往復はがきによる抽選販売 ※7月10日から7月17日消印有効
                (抽選申込先は受託事業者の(株)総合PR)
■詳しい情報は、県ホームページのトップ画面から専用ページにアクセス
  販売場所、買い方、利用可能宿泊施設等の情報を掲載
■群馬プレミアム宿泊券コールセンター
  番号0120-085-203(平日午前10時から午後6時まで)

この暑い時季、屋外で順番待ちさせて販売することは、適切な販売方法なのだろうか、と思いながら記事を読んでいたのですが、この記事の最後には、

 協会は今後も、キャラバン販売を行う。

と結ばれていたことに大きな疑問を感じました。

ネットで調べたところ、
 7/19 浦安市
 7/22 みどり市
 7/24 みなかみ市
 7/25  桶川市
 7/31 川場村
での販売が予定されていました。

この記事を読んで、キャラバン販売は適切でない販売方法であろうと思っていたところ、翌日(2015.7.17)の上毛新聞に、出張販売(前掲記事のキャラバン販売)を中止するとの記事が掲載されました。
この記事によれば、7/15のららん藤岡では、行列のなかに乳幼児を連れた保護者やお年寄りがいたということです。
だれもが欲しいと思うものを公の機関が販売するときは、だれもが公平に取得のチャンスを行使できる方法にすべきではないでしょうか。
この画像は、2015.7.18の朝(8:30ころ)のヤフオクに出品されている群馬プレミアム宿泊券です。

群馬プレミアム宿泊券を購入して、それを自らが利用して、群馬の旅をしてみたいと思い、行列までされている方がヤフオクへの出品をみれば、心中に穏やかでないものが生じてくるのではないでしょうか。

    【私の提案】
 ① 販売するプレミアム宿泊券すべてを往復はがきでの応募(1通/人)とすべきであったと思うが、この時点での対処として、これからの
  販売は、往復はがきでの応募だけにすること。
   ※ 当選時に住所と名前、電話番号を照合し、同一人が複数にわたる購入ができないようにする。
 ② プレミアム宿泊券には、購入者の名前を明記したうえで、購入者及び購入者の同伴者以外は利用できないものにして、ヤフオクなど
   への出品ができないようにする。
   ※ 当選者が利用者であることを原則とする。ただし、例外規定として、子が親へプレゼントするといった家族内でのやりとりは認め
    る。

前述のとおり、

 群馬プレミアム宿泊券とは、群馬県が国の政策である「地域住民生活等緊急支援のための交付金(地域活性化)」を活用した、プレミアム宿泊券(ふるさと旅行券)

であり、公費を投じる以上は、だれもが公平に取得のチャンスを得られる販売方法にすべきであり、はしっこいひとがうまくやれないうようにすることではないでしょうか。
私は、このことがいちばん大切なことではないかと思うのですが、皆さんは、どのようにお考えになりますか。

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