2014年6月27日金曜日

上毛新聞の記事を読んで

出店計画、改装相次ぐ

いま、旧富岡製糸場周辺で、世界遺産登録が決定後、出店計画が増えていることが報じられていました。

このころ(2006.10.13)の富岡市内の通りは、旧富岡製糸場前の通りを含めて、「富岡製糸場を世界遺産に」といったのぼり旗が散見される程度で、人通りはすくなく、たいへん静かなものでした。
この奥に旧富岡製糸場があります。 撮影:2006.10.13
画像の右側は、宮本町通りです。

このころ(2007)には、旧富岡製糸場の見学者がいることにはいましたが、旧富岡製糸場内も旧富岡製糸場前の通りも閑散としたものでした。
この奥に見えているのが旧富岡製糸場です。 撮影:2007.6.30
それが最近では、旧富岡製糸場前の空き店舗などが土産物店や飲食店などになり、賑わいをみせるようになってきました。
旧富岡製糸場正門前の通りです。 撮影:2013.11.13
画像左側の店舗は、2014.6.25付けの上毛新聞に掲載された田島屋さんです。

昨年の11月に撮影したこの画像と比べていただきますと、いまはたいへん賑わっていることがおわかりいただけるのではないでしょうか。
撮影:2014.3.4
ことし3月のときでも、こんな感じでした。

世界遺産登録によって、旧富岡製糸場の見学者が増えて、こういった店舗で働く方々も増え、地元の経済がよくなり、それが継続するのであれば、富岡市が世界遺産を守るために支出することもやむを得ない(支出の金額にもよりますが)と、私は考えるのですが・・・

また、この賑わいがはたしていつまで続くことか・・・、という心配もあります。

以前、このブログで書きましたが、出店後に営業利益が出なくなれば、閉店、撤退していくことになるわけであり、いまは出店して、きれいな店舗ができているからといって、
撮影:2014.3.4
今後、旧富岡製糸場への見学者が減少して、出店した店舗が閉店、撤退してしまえば、
数年後、それも遠くない時期に、こんな状態があちこちで見受けられるのではないか、とも私は想像してしまうのですが・・・

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