2016年4月26日火曜日

近くで見たい! よい写真を撮りたい!

その気持ちは皆が同じだと思うのですが・・・

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きつねの嫁入り  みさと芝桜公園 2016.4.24()
http://geogunma.blogspot.jp/2016/04/blog-post_25.html

でお伝えしたとおり、先日の日曜日に行われた「みのわの里のきつねの嫁入り」は、たいへん楽しいものでしたが、とても残念なこともありました。
2016.4.24(日) みさと芝桜公園
それは、きつねの嫁入りの行列に近づく人が多く、行列がよく見える場所で朝から開始を待っていた人々は、きつねの嫁入りの行列のまわりにいる人々を見るだけとなってしまったからです。
2016.4.24(日) みさと芝桜公園
この画像(↑)は、きつねの嫁入りの行列が上のほうに向かって進んでいるところです。
この画像の左側の場所は、シバザクラの花のなかを行列が進むところが見られるため、ことのほか美しい行列が見られる格好の撮影ポイントだそうですが、ご覧のような状態で、この行列が上から下りてくるときは、左側から見ていた人々、カメラを構えていた人々から行列のまわりにいたり、行列とともに歩いている人々に対して、
  「じゃまだ! 」
  「そっち側に行ってはならないと注意されているだろう!」
といった怒鳴り声が聞こえてきました。
確かに行列が始まる前、行列の左側には近寄らないことなどといった注意があり、何度か場内放送もあったのですが、多くの人々は聞いていなかったのかもしれません。
2016.4.24(日) みさと芝桜公園
たくさんの人々が見ている行列というのも、こういったイベントのにぎやかさを表現して、これはこれでよいかとも思うのですが、あまりにもカメラマンが行列に群がり、怒鳴り声がするようなイベントになってしまったのでは、楽しさが半減どころか楽しくないイベントになってしまうと思うのです。
なかには、長いポールの先にカメラをつけて、それで撮影されている方もいました。
私の隣りにいた男性の方は、
 「朝から後ろのほうで待っている人のことを考えないのだろうな。
 あんな長いものを立てて・・・」
とつぶやいていました。
2016.4.3(日) 甘楽町小幡
この画像(↑)は、甘楽町の武者行列で撮ったものですが、カメラを持っている女性と後ろ向きに帽子をかぶっている男性は、沿道でカメラを構えている人々の前に出てきて、まわりへの気遣いなしにシャッターをきっているという方で、このときはじゃまをされた男性が、
 「前に出てくるな!」
とおこって言ったのですが、この方は謝ることもなく、そのまま行列といっしょに行ってしまいました。
2016.4.3(日) 甘楽町小幡
上の画像(↑)は、後ろ向きになったものを掲載したのですが、画像左奥の男性と女性は、いちばんサクラと行列がきれいな場所をお姫様が通るというシーンで、お姫様の隣りを歩かれていたため、私の近くにいた何人かは、
 「ああ・・・、もったいないな、お姫様の隣りが!」
とため息をついていました。

だれもがカメラを構えれば、いい写真を撮りたいと思うでしょうし、きれいなお姫様をずっと見ていたいと思い、行列といっしょに歩きたくなる気持ちもわからないのではないのですが、その思いをうまく調整して、楽しいイベントにしていただくよう、主催者によろしくお願いしたいものです。
これは、それほど難しいことではなく、行列が通過する時間帯、その区間だけを通行止めにして、沿道から見られるようにしておけばよいことです。
みさと芝桜公園の場合は、きつねの嫁入りの行列中は、園内の歩行場所を制限して、シバザクラときつねの嫁入りの行列を近くに寄った人々だけでなく、もっと多くの人々が楽しめるよう、行列がよく見える場所にスタッフが案内するといったこともよいかと思います。
また、植え込みなどに平気で入っていって、植木などを傷める不心得なカメラマンもいるとのことで、こういったマナーの悪さも改善していかないと、そのうちイベントでの撮影が禁止されるといった事態になりかねないでしょう。

いずれにしても楽しいイベントのときに、主催者だけでなく入場する私たち、それぞれが十分に気をつけて、怒鳴り声が聞こえてこないようにしたいものです。

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