2016年4月18日月曜日

御柱祭り-星尾・諏訪神社(群馬県南牧村(なんもくむら))

たいへん見事なお祭りでした 
【2016.4.17(日)】

ときどき雨が降ったり、つよい風が吹きましたが、よく晴れてきて、すばらしいお祭り日和となりました。
きのうの朝は、地区の行事があったため、御柱祭りの見どころである木落としを拝見できませんでしたが、サクラの花が咲く坂道で、運よく御柱を引っぱってくるところに出会うことができました。
むかしは、すべて人力で御柱を引っぱってきたそうですが、いまではトラックで諏訪神社近くまで引っぱっているとのことでした。
諏訪神社手前の星尾大橋のうえで、御柱を引っぱる隊列を整えているところですが、つよい風が吹くたび、サクラの花びらがたくさん舞い、 まさにお祭りに花をそえる・・・、そんなシーンもありました。
大勢の皆さんに引っぱられて、諏訪神社に御柱が運ばれていきます。
新しい御柱を立てる前に、古い御柱を取り外しているところです。
運んできた御柱をきれいにします。
そして、いよいよ新しい御柱を立てます。
いまは、機械の力をつかって、御柱を立てていますが、こういった機械がない時代は、大勢の皆さんが力を合わせて、御柱を立てていたことでしょう。
今年の諏訪神社の御柱は、51本目で長さが7間(1間≒1.8m)、太さが3尺5寸だそうです。
後方に見えるのは、美しい山として、たいへん有名な立岩(たついわ)です。
12:30ごろ、新しい御柱が立って、この日の御柱祭り、そのクライマックスを迎えました。
この日、新しく立てられた御柱です。

つぎの星尾・諏訪神社での御柱祭りは、6年後ということになります。

おそらく、かつては各地にある諏訪神社でも長野の諏訪大社と同様に、御柱祭りを行っていたかもしれません。
いまでは、長野の諏訪大社以外で・・・ということになりますと、この星尾・諏訪神社で行っているだけといってよいのではないか()と思います。

群馬県南牧村といいますと、日本一の高齢化・過疎の村といわれていますが、こんなにもすばらしいお祭りを継承していて、立岩などの美しい山々に囲まれた南牧村は、
 日本一すばらしくて美しい村
といってよいのではないか、とそんな思いをつよくした一日になりました。

※ 長野の諏訪大社以外で御柱祭りを行っている神社をネットで検索したのですが、
この星尾・諏訪神社以外で行っているという記事を見つけられませんでした。

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