2013年4月28日日曜日

下仁田こんにゃく

植え付け作業 真っ盛り!!!

下仁田町では、下仁田ねぎと並ぶ名産「下仁田こんにゃく」のもとになる〝こんにゃくいも〟の植え付けが始まっています。

ここでご紹介させていただく画像は、昨年の5月に松浦貞夫さん、ヒサ子さんご夫妻のご協力をいただき、撮影させていただいたものです。

この画像のこんにゃくいもは、2年目のものです。収穫したこんにゃくいもについていた子ども(これを生子(きご)といいます)を植え付け、それを秋に掘り出し、寒い冬の間、保温した部屋で保管しておいたものです。

芽が伸びているのがおわかりになりますか。
伸びる芽を上に向けて、ひとつひとつ丁寧に植え付けていきます。


きれいに植え付けが終わり、このあと土をかぶせていきます。

こんにゃくいもは、たいへんデリケートな植物です。
すぐに病気にかかったり、害虫に攻撃されますと、簡単に負けてしまうほど弱い植物です。
強い風が吹き、こんにゃくいもの葉がもまれて傷つきますと、そこから腐ってしまう・・・といったこともあります。

こんにゃくいもを栽培する農家の方々は、植え付け前の土づくり、植え付け後の管理で、秋の収穫まで気が抜けない毎日を過ごします。
秋に無事に収穫できたあとは、翌年の植え付け用の種いもを保温して、きちんと保管するという作業が続きます。

こんにゃくいもを栽培する農家の方々は、気が休まるときがない生活を送ることになります。


くりっぺ(下仁田自然学校だより)第71号(ことしの6月に発行予定)に、こんにゃくいもの栽培に関するお話しを掲載させていただく予定です。

下仁田町馬山地区で、こんにゃくいもを栽培されている松浦貞夫さん、ヒサ子さんご夫妻にご協力をいただき、取材させていただいたことをまとめてみました。
こんにゃくいもの栽培に関するご苦労、下仁田の土壌とこんにゃく栽培、休眠してしまう生子のことなど、たいへん興味深い内容になっています。

くりっぺ(下仁田自然学校だより)第71号をお楽しみに!!!

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