2019年5月27日月曜日

「街路灯104基消えた:富岡・七日市」

「高齢化で商店街団体解散」

「街路灯104基消えた:富岡・七日市」・「高齢化で商店街団体解散」は、2019.5.26の上毛新聞記事(↓)から引用させていただきました。
私は、この記事を読んで、
  よくここまでがんばってこられたものだな
と、関係者のがんばりに感謝したいと思いました。
と言いますのは、七日市の商店街は閉店した店が多く、いわゆるシャッター通りになっていて、街路灯の維持管理がたいへんだろうなと、私は思っていたからです。
もうひとつ、私は、この記事を読んで、富岡市の商店街の一つが消えていくことによって、
  これから先の富岡市は、はたしてだいじょうぶなのだろうか・・・
と、たいへん不安な気持ちになりました。
と言いますのは、商店街が解散してしまうという状況-つまり、景気がよくない話ですから-にあって、世界文化遺産・旧官営富岡製糸場の維持管理を、これからも富岡市は続けていけるのだろうか、と心配になったからです。

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道路にある照明には、
 道路管理者が設置する道路照明
 市町村などが設置する防犯灯
 商店街が設置する街路灯
があるのですが、これらの照明があることによって、私たちは安全に車で走ったり、自転車や徒歩で移動することができます。
ある意味では、商店街の皆さんのご厚意による街路灯によって、道路照明や防犯灯の役割を果たしていただいている、ということになるわけです。
しかし、いまはどこでも商店街が衰退している現状を考えるとき、これから先は街路灯の灯りが消え、真っ暗な通りになってしまう、そんな商店街があちこちに登場してくると思います。
今後は、24時間営業を見直すコンビニがでてくるそうですが、もし24時間営業のコンビニがなくなれば、これまでのように明るい通りでなくなり、明るくなった前の状態-もともと夜になると暗い道-に戻ることでしょう。
下の画像は、七日市の街路灯になります。
もちろん商店街だけでなく、工業、農林業など、さまざまな分野が元気でなければなりませんが、明るい商店街が暗い商店街になったというのは、
  寂れた街だな
と多くの人々に感じさせると思うのです。
1年前のドライブレコーダーの画像で、七日市の街路灯のようすをご覧いただいています。
この街路灯が消えたということで、真っ暗闇のような状態になっていると思います。
世界文化遺産がある富岡市に来られた方々が、暗い夜の通りを見れば・・・
  ずいぶん寂れた街だ!!
と、たいへん驚かれるのではないかと、私はそんなふうに思います。
七日市商店街の街路灯の灯りが消えたことは、ほかの商店街に波及していくことも大いにあり得ることであり、これからの富岡市の世界文化遺産の維持管理においても、大きな影響を及ぼすことになるかもしれません。

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