さらに、+200円
この4月から世界文化遺産の旧官営富岡製糸場の入場料が値上げになります。
2015.3.26付け 上毛新聞 |
さらに論説では「ガイドの充実や公開範囲の拡大で付加価値を高めるとともに、多様な料金体系を検討していくべきだ」と提言しています。
富岡市では、この4月から入場料を値上げし、さらに解説員の定時解説について、200円/人とすることにしました。
2015.3.30付け 上毛新聞 |
それは、解説員の技量や力量が劣っているということでなく、たいへん熱心に解説されていて、すばらしい解説ぶりであるのですが、世界遺産に登録された理由として、多くの人々が感動できる物語がないうえ、見られる範囲が限られていることや、展示物が貧弱なところに大きな原因があると私は思っています。
撮影:2014.8.31 |
入場料金が1,000円になったから入場者数が減るのではなく、世界遺産に対する物珍しさもあって、昨年の入場者の大部分は、「一度は行ってみよう」といった考えで来られた方々であり、そういった方々の来場が終われば、それ以後の入場者は、がくんと減ることになってしまうからです。
2015.3.26付け 上毛新聞 |
市民の負担をこれ以上増やせないという富岡市幹部の考えは、市民の一人としては、たいへんありがたいことですが、
これから先、ずっと旧官営富岡製糸場を維持管理するうえで、多額な経費が必要とされるなか、
入場料値上げと解説の有料化が、旧官営富岡製糸場の維持管理にとって、マイナスに作用することにならないかどうかについて、
入場者数の状況などを見て、つねによりよい方向、より適切な方向をよく考えて、よい方向に進めていただくことを、
富岡市に望みたいものです。
撮影:2014.9.23 |
旧官営富岡製糸場に来られた方々の多くが、『また来てみたい、つぎのときは、あれを見てみたい、これも聞いてみたい・・・』と思っていただければ、何度も来場していただけるのでしょうが、そのようなものが旧官営富岡製糸場にあるのかどうか・・・
今年の入場者数は、どのようになるでしょうか・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿