2015年4月2日木曜日

500円 → 1,000円

さらに、+200円

この4月から世界文化遺産の旧官営富岡製糸場の入場料が値上げになります。
2015.3.26付け 上毛新聞
上毛新聞の論説によれば、「(これまでの500円に)保存管理・整備活用の協力金として500円を上乗せ」するということですが、「観光客には一方的な値上げとなり、理解が得られるかは不透明」と続けています。
さらに論説では「ガイドの充実や公開範囲の拡大で付加価値を高めるとともに、多様な料金体系を検討していくべきだ」と提言しています。

富岡市では、この4月から入場料を値上げし、さらに解説員の定時解説について、200円/人とすることにしました。
2015.3.30付け 上毛新聞
解説員の解説を聞いた私の感想を述べれば、たいへん申し訳ないのですが、200円を支払ってまで聞きたいと思うものではありません。
それは、解説員の技量や力量が劣っているということでなく、たいへん熱心に解説されていて、すばらしい解説ぶりであるのですが、世界遺産に登録された理由として、多くの人々が感動できる物語がないうえ、見られる範囲が限られていることや、展示物が貧弱なところに大きな原因があると私は思っています。
撮影:2014.8.31
昨年の世界遺産登録をはじめ、国宝に指定されたことで、多くの方々が旧官営富岡製糸場に来られましたが、今年は大幅に入場者数が減ると思われます。

入場料金が1,000円になったから入場者数が減るのではなく、世界遺産に対する物珍しさもあって、昨年の入場者の大部分は、「一度は行ってみよう」といった考えで来られた方々であり、そういった方々の来場が終われば、それ以後の入場者は、がくんと減ることになってしまうからです。
2015.3.26付け 上毛新聞
入場料の値上げと解説の有料化は、そうでなくても減る入場者数をさらに減らす、その大きな要因となるかもしれません。
市民の負担をこれ以上増やせないという富岡市幹部の考えは、市民の一人としては、たいへんありがたいことですが、
これから先、ずっと旧官営富岡製糸場を維持管理するうえで、多額な経費が必要とされるなか、
入場料値上げと解説の有料化が、旧官営富岡製糸場の維持管理にとって、マイナスに作用することにならないかどうかについて、
入場者数の状況などを見て、つねによりよい方向、より適切な方向をよく考えて、よい方向に進めていただくことを、
富岡市に望みたいものです。
撮影:2014.9.23
旧官営富岡製糸場に入場するため、行列をつくっているようすです。

旧官営富岡製糸場に来られた方々の多くが、『また来てみたい、つぎのときは、あれを見てみたい、これも聞いてみたい・・・』と思っていただければ、何度も来場していただけるのでしょうが、そのようなものが旧官営富岡製糸場にあるのかどうか・・・

今年の入場者数は、どのようになるでしょうか・・・

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