2015年4月11日土曜日

文化財を守ること

それは たいへんなことなのです

2015.3.29付けの上毛新聞では、

 〝地域の宝〟守れ
     との大見出しのあと、

旧官営富岡製糸場(富岡市)が昨年12月、本県初の国宝に指定された。国宝を含む国の重要文化財(重文)は、価値の高さにお墨付きを与えられた地域のシンボルだ。ただ貴重であるがゆえに保存管理に労力だけでなく費用もかかり、保存と活用の両立が共通の課題になっている。

と述べて、

 保存と活用
   両立が課題

 との小見出しをつけた記事を掲載しています。
2015.3.29付け 上毛新聞
ときどき、テレビなどのニュースで、紛争や戦乱で貴重な文化財が破損される映像を見ることがありますが、貴重な先人の遺産を継承することは、いつの時代にあっても大切なことであると思っています。
2015.3.29付け 上毛新聞
貴重な文化財が継承されていることは、その国や地域が平和であって、歴史や文化を大切にする意識が醸成されているからです。
そういった意味で、文化財を守り継承する作業は、平和な社会をつくるための作業でもある、といってよいかもしれません。
2015.3.29付け 上毛新聞
 この記事にある玉村八幡宮です。
撮影:2015.3.18
玉村八幡宮の拝殿です。
撮影:2015.3.18

撮影:2015.3.18
神社の建物は、拝殿、幣殿、本殿となっていて、これら全体を社殿といいます。
撮影:2015.3.18
玉村八幡宮を参拝させていただき、古い建物を維持、保存することは、とてもたいへんなことであろうと思いました。

このブログ記事(↓)

富岡製糸場と絹産業遺産群-建物の維持管理、その難しさ
ぐんま街・人・建築大賞 
富岡製糸場、維持管理で 片倉工業(東京)が受賞
http://geogunma.blogspot.jp/2015/02/blog-post_19.html

で、建物を維持管理する難しさを述べましたが、

  保存管理に労力だけでなく費用もかかり、保存と活用の両立が共通の課題
                            (2015.3.29付け 上毛新聞記事から引用)

これから先、旧官営富岡製糸場の維持管理費用について、
 その負担が大きく富岡市民にのしかかってくる日がやってくる、
 それも遠くない日にやってくるのではないか、
 きちんと富岡市民が守り続けていけるのだろうか・・・
     とそんなことを思っているところです。

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