2017年2月20日月曜日

日本百名城:金山城(かなやまじょう)

群 馬 県 太 田 市

金山城は北条攻めに関連して、早い時期に廃城となったため、豊臣・徳川らの時代において、華々しく歴史に登場した城ということではありませんが、堅固な城づくりといって点では、たいへんすばらしいものであったといわれています。
 発掘調査などによって、金山城の姿がよみがえってきています。
 とてもすばらしい石積みで、当時の威容をいまに伝えています。
金山城は水の確保が十分であったこと、これも堅固な城として、たいへん重要なポイントであったとか。
遠くまで見通せる物見台は、いざというとき大いに役だったことでしょう。
群馬県には、たくさんの城跡がありますが、規模の壮大さ、遺跡としての保存状態のよさなどにおいて、この金山城は、横綱格といってよいのではないでしょうか。

まだまだ寒い日が続きますが、温かい春には、群馬県の城跡めぐりも楽しいかと思います。

城跡めぐりのガイドブックとして、上毛新聞社「ぐんまの城 三〇選」は、とてもよいものだと思います。

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