一見の価値あり
埼玉県寄居町の荒川沿いにあります
埼玉県立川の博物館
は、荒川の源流から河口までの大きな地形模型があることでも有名ですが、なんといって見応えがあるのは、水が一気に流れ落ちる
鉄砲堰(てっぽうぜき)
の展示ではないかと思います。
大雨のとき、山から一気に水が流れ出すことを鉄砲水といいますが、この鉄砲堰は、伐採した木を下流に運ぶため、せき止めた川の水の勢いを利用しようという知恵から生まれたもので、たいへんすばらしいものです。
解説員の説明(↑)と実際に鉄砲堰をつくっているようすが紹介(↓)されます。
地元の皆さんの協力を得て、鉄砲堰を復元していただいたとのことですが、とても手際よく組み立てられていくようすは、たいへんすばらしいものだと思いました。
映像で組み立てが終わりますと、博物館につくられた鉄砲堰から勢いよく水が出るところを見せていただけます。
勢いよく水が出てきました。
実際の鉄砲堰より小さいものだそうですが、それでも迫力十分な水の勢いでした。
博物館の鉄砲堰で、水が勢いよく流れ出たところを見たあと、地元の皆さんが復元した鉄砲堰から水が勢いよく流れ出し、丸太が押し流されていく映像を見せていただきましたが、こちらは迫力満点といった感じでした。
水を暮らしに活用する知恵として、たいへんすばらしい鉄砲堰を紹介しました。
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